『君の名は。』は映画市場をどう変えたか? GEM Partners梅津氏が読む、2016年の興行データ 日本映画製作者連盟が1月末に発表した2016年度の映画興行データによると、全体の興行収入は約2,355億円で、好調だと言われた2015年の108.5%という結果になった。中でも『君の名は。』の興行成績が235億円を越える大ヒットとなったことは、連日さまざまなメディアで報道され、大きな話題となった。このデータを、映画マーケティングのプロフェッショナルはどう読み解くのか? 映画・映像業界に特化した分析サービスを行っているGEM Partners株式会社の代表取締役/CEOの梅津 文氏に、2016年の映画興行を振り返ってもらうとともに、映画マーケティングの意義や、今後の映画業界への展望について、インタビューを行った。(メイン写真は『君の名は。』より。(c)2016「君の名は。」製作委員会) 「