アニメ評論家の藤津亮太が、平成アニメ30年の歴史を紐解いていく連載企画
![【連載】望遠鏡と虫眼鏡 平成アニメの30年](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d03092ef80417725f37f16f9bf9e99d4de0d6c08/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.mynavi.jp%2Fassets%2Fcommon%2Flogo_ogp-f44b720a365aa20669d9aaed97d5885986aa7c8a16d71dc16c758ac1e4fef112.png)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 新作『Immigrance』が素晴らしい。前作『Culcha Vulcha』からずいぶんアップデートされた感覚があるのは、ライブ録音ではなく、スタジオでのレコーディング作品として制作するためのアイデアが明らかに増えていて、それが彼らの生演奏のすごさと噛み合っているからだろう。 ここ数年で個々のメンバーの活動はますます活発になっていて、それぞれがリーダー作をリリースしている(※記事の後にリンクを貼ってあるプレイリストにまとめてあります)。それらがいちいちどれも良くて、そういった課外活動がスナーキー・パピーに還元されている感じがこれまでのどのアルバムよりも強く感じられるようになったことが成功の理由でもあると思う。例えば、鍵盤奏者のビル・ローレンスは近年、複数のシンセとエフェクター、サンプラーなどを並べてソロパフォーマンスをしていて、その成果を『Ca
近年、アニメーション業界において最もネガティブで衝撃的なニュースの一つが、ジョン・ラセターがセクハラ問題によって2018年末にディズニーを退社したことだろう。 ジョン・ラセター (c)Disney ラセターといえば、いまや世界のアニメーションのスタンダードになったといえる“CGアニメーション”発展における代表的存在であり、「ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ」と「ピクサー・アニメーション・スタジオ」の制作を「チーフ・クリエイティブ・オフィサー」として統括し、さらにディズニーパークのアドバイザーを務めるなど、クリエイティブな意味において、かつてのウォルト・ディズニーの立場に最も近い人物だったといえる。 そんなラセターが、早くも2019年から「スカイダンス・プロダクションズ」の新しいアニメーション部門である「スカイダンス・アニメーション」の“ヘッド”に就任、仕事に復帰した。ここでは
インタビューと文章: 柴那典 写真:関口佳代 進学、就職、結婚、憧れ、変化の追求、夢の実現――。上京する理由は人それぞれで、きっとその一つ一つにドラマがあるはず。地方から東京に住まいを移した人たちにスポットライトを当てたインタビュー企画「上京物語」をお届けします。 ◆◆◆ 今回の「上京物語」にご登場いただくのは、アーティストの西川貴教さんです。 T.M.Revolutionとして1996年にデビューして以来、音楽活動はもちろん、俳優やタレントとしてもマルチな活動を繰り広げる西川さん。2009年からは地元・滋賀県で野外フェス「イナズマロック フェス」を主催しています。2018年には、本名の⻄川貴教名義での音楽活動を本格的にスタートさせました。 西川さんはバンドで成功する夢を掴むため、「二度とこの場所には帰ってこないつもり」で故郷を離れたそう。上京当時の生活からソロでの成功、そしてイナズマロッ
これは、僕が2017年12月15日に出版した「ひとりぼっちのソユーズ」にオファーを頂いたアニメ化の話を断るまでの話です。 告発するような内容ではありません。そして、特定の誰かを攻撃するような意味の文章でもありません。前提として、それだけは理解して読み進めてほしいと思います。そんなもののために文章を書いていると思われると、ひどく虚しい気持ちになってしまうので。 基本的にこの文章は、「ひとりぼっちのソユーズ」を読んで応援してくれた読者に向けた文章です。謝罪と感謝の文章になるように書いています。 ここからは、僕が「ひとりぼっちのソユーズ」のアニメ化を断るまでの経緯を、なるべく時系列に沿って記していきます。過去に担当編集者とやり取りをしたメールなどを見返しながら書くので、解釈的な違いはあっても、時系列的な間違いはないと思います。 その決断に至るまでの僕の心の揺らぎのようなものを文章にしているので、
運動嫌いのライター・地主恵亮さんが、人生100年時代に備え、話題の美容・健康スポット「トランポリンフィットネス」に挑戦。45分間音楽に合わせ体を動かし、全身の筋肉を使います。 学生の頃は、体育の授業や部活で多少なりとも運動する機会がつくられていたように思う。ただ、社会人になると、意識しなければ運動する機会が激減する。もっともこれを書いている私、ライターの地主恵亮は中学高校とずっと帰宅部で、一度たりとも運動部に入ったことはない。体育の授業で、ギリ運動していた程度だ。 そんな、とにかく運動を避けて生きてきた私が、フルマラソンに挑戦したのは2018年のことだ。さすがに30を過ぎてくると、体力の衰えを感じる。運動から目を背け続けるのはだめだ、運動しなければ……という思いからだった。 ……壮絶だった。膝は痛くなるし、足の爪は剥がれるし、筋肉痛もする。また練習のランニングではタイムを気にするので、スト
教育学とか社会学とか経済学とか精神医学とか看護学とかビジネススキルとかの問題を心理学部で学べると期待してる学生に遭遇しすぎるので「心理学に興味がある高校生に向けた心理学部に進まないための心理学教室」をやりたいんですが だれか一緒にやりませんかね — べとりん (@piyoketa) March 26, 2019 あなたが"心理学に興味があると言っている高校生"に出会ってアドバイスを求められたら、とりあえず「心理学部には行くな」と言っておくとよい。 現在、大学の心理学部で行われている「心理学」とは、概ね、統計を用いて、できるだけ自然科学的に妥当な手法で人の心を明らかにしようとする学問であり、基本的には認知心理学や行動心理学などである(※1)。 あと、心理学は統計学わからんやつは来るなというのもアピールしておきたい(笑) あと、臨床心理(カウンセリング)や性格心理学は、心理学の極々一部で、基本
毎日使うものなのに、実用一辺倒でシンプル過ぎるデザインのものばっかりなキーボード。特にキートップの文字、シンプル過ぎないですか? もっと文字がかわいかったり、格好よかったりするキーボードがあってもいいのに! ……ということで、街中を歩き回って見つけたロゴなどをキーボードにしてしまおうと思います。 キーを叩くたびに、街の思い出がよみがえる……!? 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー) 前の記事:文字だらけの雑誌表紙で貴乃花の人生を伝えたい > 個人サイト Web人生
1984年大阪生まれ。2011~2019年までベトナムでダチョウに乗ったりドリアンを装備してました。今は沖永良部島という島にひきこもってます。(動画インタビュー) 前の記事:ペッパーとお笑いコンビを組んで3年半 > 個人サイト AbebeTV おきのえらぶ島移住録 べとまる まずは「復活の呪文」について軽く説明 私のような30代、から40代、なんなら50代の男性でも、説明せずとも分かるだろうけど、最近は自分もおっさんという自覚が芽生えてきたので改めて説明しよう。 国民的ゲームのドラクエの説明は省くとして、そのシリーズ初期作、80年代後期に発売された1と2にはセーブ機能が存在せず、代わりに52文字のひらがなの羅列がパスワードになっていた。それが「復活の呪文」だ。 この日のために準備したドラクエ2(Amazonで91円) 取扱説明書には復活の呪文についての記述が。 「きのうの続きができるぞっ!
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