本書は、海外における日本アニメ研究の第一人者による「宮崎駿論」決定版とも言うべき一冊である(原書はMiyazakiworld: A Life in Art, Yale University Press, 2018)。通読してまず実感するのは、著者スーザン・ネイピアの「ミヤザキワールド」に対する並々ならぬ愛情の深さだ。自身も優れたストーリーテラーであるネイピアの語り口は優しく滑らかで、宮崎の人生や時代背景が創作過程にどのような影響を与えたのかを、難解な専門用語に頼ることなく紐解いていく。ネイピアは、宮崎の作品世界を読み解くために、監督に関する膨大な日本語の(そして日に日にボリュームを増す英語の)文献や資料を渉猟しただけでなく、作品にインスピレーションを与えた自然や場所にも自ら足を運んで観察している。 現在、タフツ大学で修辞学教授を務めるネイピアは、これまで日本文学とファンタジーやアニメに関す
Yorimichi AIRDOをご覧のみなさま、こんにちは。 今回お届けするのは、北海道が誇る大人気バラエティ番組「水曜どうでしょう」のディレクター「藤やん」こと、藤村忠寿さんがオススメする札幌のなまら(すごく)旨い店、でございます。 「どうでしょう」は、出演陣である大泉洋さん・鈴井貴之さん(通称ミスター)と、ディレクター陣である藤村さん・嬉野(雅道)さんの4人組が、レンタカーやカブなどを使って、国内外のいろいろな土地を旅する企画がとくに人気なのですが、車窓からの美しい景色とかはわりとどうでもよくて(笑)、四人の会話がめちゃくちゃ面白いんですね。 4人の中でも、特に大泉さんが注目を浴びて、いまや全国区の俳優さんになったわけですが、他のメンバーもそれぞれたいへん個性的です。中でも藤村さんは、「魔神」と呼ばれる甘党&大食いの男であります。魔神ですよ魔神。食の取材において、こんなに頼もしい人がい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く