KIDS NEVER DIE 2016 [特集]いままたポップ・パンクが盛り上がっている理由 自由と輝きを取り戻した男たちの完全復活宣言! 僕たちにはどんな存在意義があるんだ? おかえり、グッド・シャーロット! 6年ぶりのニュー・アルバム『Youth Authority』を繰り返し聴きながら、僕は興奮が収まらない状態だ。というのも、2000年代のポップ・パンク・ブームをリードしてきた彼らは、テン年代に入ってすぐ、5作目『Cardiology』を残して無期限の活動休止に突入。ファンの間では〈このまま解散するのでは!?〉との声も多く上がっていたのだから。 「マネージメントやレコード会社に間違った方向へ向かわされていたんだ。前作の制作を始めた際、最初のプロデューサーは気持ちの入っていない状態だったから辞めてもらって、作ったモノもすべてボツにした。次に依頼したドン・ギルモアはちゃんとしていたけど、
