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ブックマーク / blog.livedoor.jp/personap21 (12)

  • 『ガンダム』の時代 : 藤津亮太の「只今徐行運転中」

    2006年11月06日00:36 カテゴリ仕事書籍 『ガンダム』の時代 ガンダムをテーマとしたアート展『GUNDAM 来たるべき未来のために』の図録に寄稿した原稿です。当時の衝撃を解説するような、というオーダーで書きました。79年の時代の変化と『ガンダム』の関係は、以前から興味があり、実質的なライターデビュー作である『機動戦士ガンダム 宇宙世紀vol.4 総括編』から繰り返し書いています。この図録の原稿は展覧会のオープニングでも学芸員の大島氏が触れてくださるなど評判がよかったことを踏まえて、そこに全面的にフォーカスしたのが『KINO』Vol.2で書いた原稿になります。なお、こちらの原稿も僕が執筆しています。こちらはオーソドックスな紹介を、といいうことで執筆したものです。http://plaza.bunka.go.jp/museum/article/history/1970/colum02.

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  • 『かぐや姫の物語』に震撼する理由 : 藤津亮太の「只今徐行運転中」

    2013年11月23日18:09 カテゴリ 『かぐや姫の物語』に震撼する理由 某雑誌のために書いたコラムですが、長すぎるのと、分量に対して内容が不適切ということで没になりましたので、『かぐや姫の物語』公開記念ということでこちらに置かせていただきますね。 (タイトル) 『かぐや姫の物語』に震撼する理由 (文) 9月から早稲田エクステンションセンターというカルチャーセンターで『アニメ史―再入門―』という講座を連続5回行った。この講座は、ヒット作中心に語られがちなアニメの歴史を、「迫真性」の発展という観点で追い直すというコンセプトだったのだが、この講座の最終回で高畑勲監督の最新作『かぐや姫の物語』に触れた。まだ公開前だったが、アニメの歴史という観点からして、触れないわけにはいかない恐るべき作品だったからだ。 『かぐや姫の物語』のキャラクターは、ラフなタッチの線に水彩画調の塗りという、通常のアニ

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  • 【遅くなって】第5回アニメレビュー勉強会結果発表!【ごめんなさい】 : 藤津亮太の「只今徐行運転中」

    2012年12月26日01:58 カテゴリ 【遅くなって】第5回アニメレビュー勉強会結果発表!【ごめんなさい】 たいへん遅くなって申し訳ありませんでした。秋以降あまりに忙しくて、ちゃんと結果報告のタイミングを逸しておりました。1位〜3位のお三方&受講者の皆様大変申し訳ありませんでした。 というわけで第5回アニメレビュー勉強会の上位3位までの原稿を掲載します。第6回は来年春前ぐらいにできたらと思ってます。 第1位 原稿【20】/ズーシミ/想定媒体:映画雑誌読者投稿欄(雑誌『映画評論』(1925〜1975年、有限会社映画出版社)が2012年現在も続刊されているとするなら同誌に) (タイトル) 『映画 けいおん!』の見せたジャンル映画論的娯楽 (文) ビートルズの四人が、ロンドンの街を駆け抜け、駅から列車に飛び込み、時に軽妙洒脱な演奏で、時には他愛もないおしゃべりで、イギリス中のファンの心を鷲

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  • 読書感想文の書き方【ロングバージョン】 : 藤津亮太の「只今徐行運転中」

    2012年08月26日02:13 カテゴリ 読書感想文の書き方【ロングバージョン】 なにやら2年前にアニマゲドンで取り上げられた読書感想文の書き方が、今頃tumblerに採取されて金曜日からずいぶんとRTされていました。というわけで改めて「読書感想文」の書き方をブログにアップしておこうと思います。 どうして読書感想文が書きづらいかというと、「感想文」という名前に理由があります。この感想文という名前のおかげで、「紹介」でも「批評」でもないという文章の性格がわかりにくくなっている。実は読書感想文というのは、感想を書く文章ではないのです。 じゃあ「読書感想文」とは何を書くかというと、「読書体験を書く文章」なんです。そういう意味では、生活体験文と同じ種類の文章なんです。生活体験文は、自分がどんな行動をしたかを書いた上で感想(感慨)を書き添えますよね。それと同じで、読書感想文も、自分がどんなふうに

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  • 第3回アニメレビュー勉強会申込開始です : 藤津亮太の「只今徐行運転中」

    2012年02月09日06:27 カテゴリ 第3回アニメレビュー勉強会申込開始です 予告だけして正式連絡が遅れてすみません。3月4日(日)に行う第3回アニメレビュー勉強会の詳細です。 お題:「ドラえもん のび太と鉄人兵団」(1986年版、芝山努監督)。 参加申込〆切:2月15日(水) 参加手続 ・藤津のメアド(personap(●)gmail.com (●)をアットマークに)に以下の内容を記載して送ってください。 ・件名に「アニメレビュー勉強会参加希望」と書いてください。 ・参加料は1回1,500円になります(当日支払い)。 ・文には以下のことを記入してください 1)名前(ハンドル名でも可) 2)緊急時連絡先(携帯電話・携帯メール等) 3)12:00の回もしくは15:00の回どちらを希望するか 4)夕方の懇親会の参加を希望するかしないか ※以前、参加された方は名前だけでOKです。 ※この

    第3回アニメレビュー勉強会申込開始です : 藤津亮太の「只今徐行運転中」
  • アニメレビュー勉強会原稿/第1位 : 藤津亮太の「只今徐行運転中」

    2011年10月03日11:46 カテゴリアニメレビュー勉強会 アニメレビュー勉強会原稿/第1位 第一回アニメレビュー勉強会で高得点を集めた原稿を紹介します。当初は某サイトに掲載をお願いしていたのですが、そちらでは継続的な掲載は難しいかも……というムードになってきたので、僕のブログに掲載させていただくことにしました。 こちらが第1位の原稿になります。 採点は、投稿のあった28の原稿に対して、参加者26人が持ち点50点で自由に点を割り振る、という方法で行われました。 もちろん点が高いからといって絶賛されたわけではなく、点が低いからといって酷評ばかりではないのが、この勉強会ですが、それでもやはり、点が集まったレビューには全体の中でも目立った特徴・魅力があると思います。 なお想定媒体は、あくまで読者層の想定をするための仕掛けでして、「文字数」「用字用語」「企画の方向性」などにまで準じたものでは

    アニメレビュー勉強会原稿/第1位 : 藤津亮太の「只今徐行運転中」
    AKIYOSHI
    AKIYOSHI 2011/10/03
    時事を絡めた正統派!
  • 「アニメーターに不躾ながら色々聞いてきた。」についてアレコレ : 藤津亮太の「只今徐行運転中」

    2009年11月16日01:12 カテゴリ 「アニメーターに不躾ながら色々聞いてきた。」についてアレコレ 「瞼がゴロつく一日(ライトにサブカル)」の「アニメーターに不躾ながら色々聞いてきた。」(http://d.hatena.ne.jp/yoko-sen/20090919/1253386370)がいろいろ話題を集めているようです。はてなブックマークでは良エントリー扱いのコメントも多いのですが、僕の目から見るといろいろ疑問が多い内容でした。どのへんが疑問が多いのか。twitterでの発言をまとめて、さらに増補してみました。 ひとことで言うと、ずいぶんヘンなエントリーです。アニメーター仕事回りについてはある種のリアリティが感じられないこともないですが、製作まわりはかなりハテナがつく内容です。このエントリは、アニメーターさんが喋ったものを別の人がまとめた、という体裁なんですが、「発言者があやふ

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  • 国立メディア芸術総合センターの件とか : 藤津亮太の「只今徐行運転中」

    2009年06月25日10:02 カテゴリニュース 国立メディア芸術総合センターの件とか 珍しく時事ネタでも書きましょうか。書き始めてからバタバタしていて、3週間ぐらい寝かしてしまった、時期はずれエントリですが。 ■『鉄腕バーディー DECODE02』第7話の件の続き アニメ誌のインタビューで既に赤根監督がコメントしていた通り、第7話の作画がDVDではリテイクされているようですね。基的にフローであるTVと、ストックであるDVDではその性格が異なることを理由とした改変というふうに僕は理解しています。 前に「いまさらながら『DECODE02』第7話の件で恐縮です。」というエントリーで書いた通り、僕はTV放送版を一つの所信表明と受け取り、そういう“やんちゃ”を「擁護したい」(評価したい、ではなく)とする姿勢なので、やってしまった“やんちゃ”をどうソフトランディングさせるか、ということについては

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  • いまさらながら「DECODE02」第7話の件で恐縮です。 : 藤津亮太の「只今徐行運転中」

    2009年03月14日06:12 カテゴリ いまさらながら「DECODE02」第7話の件で恐縮です。 ■もとになる原稿を書いたのも遅かったんですが、それを遂行する時間がなくて今になってしまいました。まあ周回遅れはもはなはだしいですが。で、話題にするのは『鉄腕バーディーDECODE02』第7話の件です。それはさておき『DECODE02』って『ミュンヘン』だったんですね。それがわかると、前作より確かに野心作と思ったり。 ■世間では「作画崩壊だ」「いや、演出がOKしたのだから、そこを考えるべき」みたいな牧歌的な意見が踊っているわけですが、なんか大事なことを見落としてるんじゃないかなぁと思うわけです。(とりあえずここでは、ホントにスケジュールの悪さとかで、画面が体をなさなくなったものは除外して考えてます。あくまでも今回のようなケースについて) ■まず意識しなくちゃならないのは、、現場というか業界の

    いまさらながら「DECODE02」第7話の件で恐縮です。 : 藤津亮太の「只今徐行運転中」
    AKIYOSHI
    AKIYOSHI 2009/03/15
    「もしかすると、こういうことの積み重ねが、「キャラ作画底上げ時代」の次を用意するやもしれない」/cf:廣田氏http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/2009/03/post-f1fc-1.html
  • アニメ夜話の「アニペディア」とかそれにまつわるエトセトラ : 藤津亮太の「只今徐行運転中」

    2009年03月01日04:37 カテゴリ仕事 アニメ夜話の「アニペディア」とかそれにまつわるエトセトラ 「BSアニメ夜話」第12弾も無事終わったようですね。僕はまだ放送は見ていませんが。このエントリではちょっと僕のコーナーである「アニペディア」について少々雑談をしたいと思います。 「アニメ夜話」第8弾から始まったアニペディアですが、当然ながら企画段階ではああいうコーナーではありませんでした。 記憶を頼りに書きますが、「『アニメ夜話』も長くなったので、一部リニューアルをしたい」という趣旨で連絡をもらい、こちらからコーナーのアイデアを二つ出しました。 一つは、そのアニメが放送された年の前後を紹介して、その作品のアニメ史的なポジションを語るというもの。もう一つは、制作者のインタビューなどを引いて、解説するというもの。 個人的には前者は命、後者は当て馬(笑)でした。というのも、やはりインタビュ

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    AKIYOSHI
    AKIYOSHI 2009/03/01
    制作者インタビュー・評論・アニメファンの視野について
  • 藤津亮太の「只今徐行運転中」:「ドキュメントZガンダム」

    2008年12月17日06:03 カテゴリ書籍仕事 「ドキュメントZガンダム」 ■まずは前のエントリに続いてイベントの紹介を二つ。是非ご来場ください。 オタク大賞2008 イベント概要 日時 2009年1月8日(木) 17時半開場/18時半開演 会場 新宿ロフトプラスワン http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/plusone.html にて 主催 グラナーテ 審査員 藤津亮太/鶴岡法斎/東海村原八/志田英邦/他 公式サイト http://www.granaten.co.jp/o_award/ 前売¥2500/当日¥2800(共に飲代別) ※前売券は12月1日(月)よりローソンチケットにて発売。【Lコード:32305】 アニメの門〜場外乱闘編〜VOL.6 総括2008 イベント概要 出演 藤津亮太、小川びい、宮昌太朗(司会)、大河内一楼(ゲスト) 日時 200

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  • アニメのHD化について : 藤津亮太の「只今徐行運転中」

    2007年10月24日10:00 カテゴリ仕事書籍 アニメのHD化について 某AV雑誌に掲載した原稿です。現況に関してのベーシックなまとめになります。実際はある制作現場の方にお話をうかがってまとめたのですが、掲載にあたってはそうした部分に修正を加え、あと適当に加筆もしました。 (タイトル) ハイビジョンアニメ制作の現在形 (文) 現在のアニメ業界では、HDを念頭においた制作環境が主流になりつつある。 某作が採用した、基準となるフレームの横幅は10インチ(25.4cm)。この10インチのフレームの中に、背景の下書き(背景原図)が描かれ、それに従って背景が仕上げられた。スキャンの解像度は128dpi。10インチのフレームなので、レンダリング出力サイズは1280pixel×720pixelとなる。 この10インチのフレームはちょうどA4横(210mm×297mm)のサイズに収まる大きさで、スキ

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