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ブックマーク / www.jarchive.org (3)

  • オタクがつい「一般人にも受ける」と思ってしまう作品の傾向。 (better)

    オタクがつい一般人(ここでは広く非オタクをいう)にも受けると思ってしまう作品の傾向を考えていた。『あずまんが大王』はギリギリ、『よつばと!』は結構大丈夫だと思っている、と思う。というか受けてる場面を実際見たことがあるので成功例なのだが(引いてる場面も見たことがある)、今回は実際に受けるか受けないかの個別の作品話ではなく、どうして「一般人にも受ける」と思ってしまうのかの話である。 説明するために、まず異世界度というパラメータを導入したい。異世界度とは、現実では起こりえない現象の数/レベルだと思ってほしい。例えば登場人物が魔法を使えたら+1。地球が荒廃してたら+1。巨大な悪に立ち向かったら+1。耳が長かったら+1。肌の露出が多すぎたら+1。と、ポイントが増えれば増えるほど、異世界に近付いている。で、世の中は多分「+1」の状態がギリギリのバランスにあると思われる。フィクションだから1つくらいは作

  • 1970年代までの同人誌の歴史 - www.jarchve.org

    注意:この文章は2003年〜2004年にかけて書かれ、「ロリコン入門」というコンテンツの補足記事として公開されました。ロリコンと同人誌の関係性を意識して解説しているため、所々それを前提とした書き方がされています。違和感を感じた人は読みすごしてください。 ロリコン以前の同人誌歴史コミケットまで) 最初の同人誌ブームは1953年前後に『漫画少年』(学童社/1947年創刊・1955年休刊)を中心に起きた。同人誌といっても、当時はオフセット印刷もコピー機も満足に無い時代であるから、会員間で郵送して回し読みをする全て手書きの「肉筆回覧誌」が普通である。有名なものには、石ノ森章太郎が会長の東日漫画研究会(会員には赤塚不二夫、高井研一郎、水野英子らが居た)による『墨汁一滴』、鈴木光明が会長の『ぶるーばーど』(永島慎二、石川球太など)がある(ちなみに藤子不二雄が作った漫画同人誌『少太陽』は1951年

  • 渋谷系の時代(仮題) - www.jarchve.org

    ※この文章は「渋谷系の時代(仮題)」として第三回までウェブ上で連載されたあと、都合により中断したものです。 「渋谷系」とは、名前の通り渋谷を発祥に90年代前半に盛り上がったミュージシャン達の総称である。代表的なミュージシャンとして、フリッパーズ・ギター(小山田圭吾と小沢健二)、ピチカート・ファイヴを二大巨頭に、初期オリジナル・ラヴ、ラブ・タンバリンズ、ヴィーナス・ペーター、スチャダラパー等が挙げられる。レーベルではトラットリアとクルーエルが代表的。また、彼らのCDジャケット・広告等のアートワークがどれも「ソフィスティケート(洗練された、大人的な、趣味のよい)」されたものだったことから、単に「オシャレ」の代名詞として使われることもある。 では、あらためて渋谷系とは何か(何だったのか)。 「渋谷系」とHMV渋谷店 「渋谷系」の語源には諸説あるが、93年春、女性向けエンターテインメント情報誌『a

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