現代において、個人のクリエイターが創作物を発表する場はネットが中心となっています。 一方、今のようにネットが発展する以前から創作の文化を支えてきた“場”の意義は、クリエイターが活動する上で今なおとても大きいです。 今回の記事では、1984年から続く世界最大級の同人誌即売会「コミティア」にスポットを当てます。 東京にて年4回開催される同イベントですが、コロナ禍の煽りを大きく受け、2020年5月の回、同年9月の回が中止となり、存続の危機にさらされました。 その後、「続けコミティア」と題したクラウドファンディングが実施されると、3000万円の目標額に対して、約1万2000人から約1億5000万円が支援される結果となりました。 多くの人々に支えられ、開催が継続されているコミティアですが、クラウドファンディングから2年が経ち、現状はどうなっているのでしょうか。 11月27日(日)に開催されたCOMI