最近のインド映画が「歌と踊りがメインではない」「短くなっている」理由とは?アカデミー賞インド代表作の監督が語る 今年開催される第95回アカデミー賞にて、国際長編映画賞のインド代表に選出された『エンドロールのつづき』が、1月20日(金)より日本で公開される。あらすじは以下のとおりだ。 インドの田舎町に暮らす9歳の少年サマイ。厳格な父は映画を低劣なものだと思っているが、信仰するカーリー女神の映画は特別と、家族で映画館へ。そこで映画にすっかり魅了されたサマイは、再び映画館に忍び込むが、チケット代が払えずつまみ出されてしまう。その様子を見た映写技師のファザルのはからいで、映写室から映画を観られることとなったサマイ。映写窓から観る色とりどりの映画の数々に圧倒され、いつしか「映画を作りたい」という夢を抱き始める。 本作は監督を務めたパン・ナリンの自伝的映画となっており、自身がインドで過ごした少年時代に