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JAZZと書籍に関するAKIYOSHIのブックマーク (6)

  • ジャズを"聴く"体験をもっと面白くするために"読む"本|Hikaru Hanaki|note

    はじめにこの記事は以前やっていたブログで、2017年に「ニューチャプター以降”について書くために読んでおきたい参考文献」というタイトルで書いた記事の増補改訂版です。 当時の前書きがこちら 「ジャズライターになるには何読めばいいですか?」ってきかれるのですが、王道については山ほど入門があるのでまずは適当に買って読めばいいと思います。王道は押さえた上で、”ニューチャプター以降”な人達について書く時に読んでおきたいをまとめました。実際インタビューにいくと「今ハマってるのは、バルトークとバド・パウエルとSon Luxかな」とか「カエターノ・ヴェローゾがさぁ」みたいな人が多いので、こういう脇道の話がわかってないと厳しい場面が多いです。『Jazz The New Chapter』だけでは押さえられないところはこのへんで補っておきましょう。もちろん読むより聴くほうが大切です。ここから3年が経って僕と

    ジャズを"聴く"体験をもっと面白くするために"読む"本|Hikaru Hanaki|note
  • 『スタン・ゲッツ―音楽を生きる―』 ドナルド・L・マギン、村上春樹/訳 | 新潮社

    天才的ジャズテナーサックス奏者スタン・ゲッツの克明な伝記。ジャズファンなら必ず聴いているはずだがそれ以外の方なら、ボサノバの名曲「イパネマの娘」でテナーを吹いている人といえば思い出してくれるでしょう。ジョン・コルトレーンやマイルス・デイビスのようにジャズに革命を起こしたミュージシァンではないが、その時代に応じてまたその時の共演者によって美妙に反応し影響を受けながら自分の魂を深めていくジャズマンだ。その才能が見事に開花したのが「イパネマの娘」。ボサノバという当時ブラジルの片隅で生まれたポルトガル語でしか歌われなかった音楽を、全く無名の歌手アストラッド・ジルベルトに英語で歌わせジャズに巧みに取り込んで世界的にヒットさせた。これはジャズ史上最も多く売れたレコードのひとつで1965年グラミー賞において投票の結果ビートルズの「抱きしめたい」を抜き最優秀レコードに、またボサノバを創った一人であるジョア

    『スタン・ゲッツ―音楽を生きる―』 ドナルド・L・マギン、村上春樹/訳 | 新潮社
  • 【書評】『スウィングしなけりゃ意味がない』佐藤亜紀著を読んで。 | Experimental music Experience

    仕事上の機縁があり、佐藤亜紀さんの小説『スウィングしなけりゃ意味がない(It Don’t Mean A Thing)』を読ませて頂いた。 1940年代のドイツ、ナチス政権下―― 戦争の暗黒の音が忍び寄る時代を背景に “敵性音楽” “ニグロ音楽” として排斥されたJAZZを愛するティーンエイジャー達。 ブルジョア階級の青年たちは、徴兵を何とか逃れながら、ヒットラーユーゲントの監視の目を掻いくぐり、JAZZクラブへと通い、スウィングを心から楽しみ青春を捧げていく。 時に情熱的に、時に退廃さを湛えながら。 恋や喧嘩、性への衝動を身にまといながら、戦争へとひた走る時代にあって、抵抗の武器がJAZZそのものだった。 主人公エディのどこか冷めた、そのくせJAZZには人一倍情熱を注ぐ語り口で、 ナチス思想に対する抵抗とユダヤ人の友人たちを犠牲にしていく戦争に対する憎しみが、たんたんと綴られていく。 J

    【書評】『スウィングしなけりゃ意味がない』佐藤亜紀著を読んで。 | Experimental music Experience
  • 村上RADIO - TOKYO FM 80.0MHz - 村上春樹

    今晩は。村上春樹です。村上RADIO、今夜はビートルズの伝説的アルバム『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band(サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド)』の完全カバーをお届けします。このアルバムは、イギリスではなんと27週にわたってLPチャートの1位を獲得しました。1967年のことです。すごいですね。 この前ビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』の完全カバーをやりましたが、そのシリーズの続きです。僕はどちらのアルバムもリリースされたときに同時代的に聴いていますが、それぞれにとびっきり新鮮な息吹を10代の僕の心に吹き込んでくれました。その音楽を聴くと、いろんな思い出が鮮やかに蘇ってきます。 <オープニング曲> Donald Fagen「Madison Time」 歴史的名盤と呼ばれるものって、今聴くとあまりぴんとこないというものもけっこう

    村上RADIO - TOKYO FM 80.0MHz - 村上春樹
  • 『100年のジャズを聴く』後藤雅洋×村井康司×柳樂光隆 : クラン・コラ・ブログ(アイルランド音楽の森)

    いやあ、興奮しました。ジャズに限らず、音楽に関するでこんなに興奮して読んだのは、『文化系のためのヒップホップ入門』以来。あれも「世界が変わってゆく」のを実感しながら読んだもんですが、これまた「ジャズから見た世界」が根底からひっくり返されてゆく快感を満喫しました。もう、ばりばり音楽が聴きたくなってます。 村井さんの『あなたの聴き方を変えるジャズ史』が、いわば北米大陸の上空から見たアメリカ音楽史の鳥瞰図をジャズにフォーカスして語ったものとすれば、こちらは地上に降りて、今新たな高みに登りつつある地点から、過去100年を眺めたものと言えるでしょうが、内容は遙かにラディカルです。ジャズの「正史」はほとんど完全にひっくり返されてます。「頑固なジャズおやじ」は読んではいけない。これは、最近ジャズを聴きだした、これからジャズを聴いていこうという人のためのです。 鍵はヒップホップです。『文化系のためのヒ

    『100年のジャズを聴く』後藤雅洋×村井康司×柳樂光隆 : クラン・コラ・ブログ(アイルランド音楽の森)
  • ”ニューチャプター以降”について書くために読んでおきたい参考文献 - maigo-music

    「ジャズライターになるには何読めばいいですか?」ってきかれるのですが、王道については山ほど入門があるのでまずは適当に買って読めばいいと思います。王道は押さえた上で、”ニューチャプター以降”な人達について書く時に読んでおきたいをまとめました。実際インタビューにいくと「今ハマってるのは、バルトークとバド・パウエルとSon Luxかな」とか「カエターノ・ヴェローゾがさぁ」みたいな人が多いので、こういう脇道の話がわかってないと厳しい場面が多いです。『Jazz The New Chapter』だけでは押さえられないところはこのへんで補っておきましょう。もちろん読むより聴くほうが大切です。 いりぐちアルテス004 JAZZ100の扉 チャーリーパーカーから大友良英まで (いりぐちアルテス 4) 作者: 村井康司 出版社/メーカー: アルテスパブリッシング 発売日: 2013/11/19 メディア:

    ”ニューチャプター以降”について書くために読んでおきたい参考文献 - maigo-music
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