タグ

2019年6月10日のブックマーク (6件)

  • 陸から最も離れた海、宇宙施設の墓場「ポイント・ネモ」

    【4月2日 AFP】制御不能に陥った中国初の宇宙実験室「天宮1号(Tiangong-1)」が2日に大気圏へ再突入して大部分が燃え尽き、破片が南太平洋に落下した。南太平洋には地球上で最も陸地から離れた地点があり、そこは大気圏に再突入した宇宙機を落下させる「宇宙の墓場」となっている。 チタン製燃料タンクやその他の宇宙ごみ(スペースデブリ)が落下するその地点は「海洋到達困難極」とされており、宇宙愛好家らの間では仏SF作家のジュール・ヴェルヌ(Jules Verne)の作品に登場する船長の名にちなんで「ポイント・ネモ(Point Nemo)」と呼ばれている。ネモはラテン語で「誰もいない」という意味だ。 ポイント・ネモから最も近い陸地は南太平洋の英領ピトケアン諸島(Pitcairn Islands)、イースター諸島(Easter Islands)の島、南極のメイハー島(Maher Island)で、

    陸から最も離れた海、宇宙施設の墓場「ポイント・ネモ」
  • SF史に残る(べき)ゲームたち:第24回『ゼノギアス』――ゲームというテクノロジーに接触した人類の記録

    イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリが書いたベストセラー『ホモ・デウス』を読んでいて、『ゼノギアス』のことを思い出した。『サピエンス全史』の続編である書は、人類の未来を予測して描いた人文書であるが、その主張はSF的にぶっ飛んでいる。未来の人間は人権や民主主義などの前提となっている価値観「人間至上主義」を失い、「データ至上主義」の「データ教」になり、データとして一体化するというのだ。生命とはアルゴリズムであり、AI、インターネット、遺伝子改良、身体改造、脳神経科学などの発達により、人類の進む先は、「不死」と「至福」と「神性」であるとしている。 壮大な進歩史観の物語であり、これが「ノンフィクション」として売られていたことに驚く。そしてそれが、20年以上前の日RPGゲームと似通った部分を持つことに、戸惑いを覚えるのだ。 さて、それは話の枕。『ゼノギアス』は1998年にスクウェアから発

    SF史に残る(べき)ゲームたち:第24回『ゼノギアス』――ゲームというテクノロジーに接触した人類の記録
  • 全世界待望の近未来アクションゲーム『サイバーパンク 2077』に携わる、ポーランド在住の日本人CGクリエイターを直撃!! | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

    第一線で活躍する3Dデザイナー榊原氏が語る“世界”の制作過程 ――榊原さんはここポーランドで『サイバーパンク2077』の開発に関わる数少ない日人のひとりとのことですが、最初にCD PROJEKT REDで働くことになったきっかけを教えてもらえますか。 榊原ええと、どこから話したものか……。だいぶ時を遡るのですが、ぼくは京都大学の大学院時代にアフリカの研究をしていて、タンザニアのインド洋にある島の調査に参加していました。インド人やアフリカ人、アラブ人などが移住して作られた交易都市に住み込み、いわゆるフィールドワークをやっていたんです。 ――いきなり、なかなか珍しい経歴が飛び出しましたね!(笑) 榊原そうなんです(笑)。それで、そこの建築様式がどういう風に混ざっているのかを、木彫りの建築の彫り物を作る工房でいっしょに物作りをさせてもらいながら調査するという生活を続けていました。そうしているう

    全世界待望の近未来アクションゲーム『サイバーパンク 2077』に携わる、ポーランド在住の日本人CGクリエイターを直撃!! | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com
  • 『ジョン・ウィック』の“アンチ・マトリックス“的アクションを読み解く

    POPなポイントを3行で 最高のアクション映画『ジョン・ウィック』 「アンチ・マトリックス的」な“痛み”というファクター 『ジョン・ウィック』は悼みの物語でもある キアヌ・リーブス主演の映画『ジョン・ウィック』シリーズ最新作、『ジョン・ウィック:パラベラム』が5月17日より全米で公開されました。 作はオープニング3日間でシリーズ最高の全米興行収入5700万ドルを記録。週末の北米映画興行収入ランキングでは、前週まで3週連続1位だった『アベンジャーズ/エンドゲーム』を退け、全米初登場1位を記録しました。 シリーズ1作目となる『ジョン・ウィック』(2015年日公開さ)はスマッシュヒットを記録。2017年に公開された続編『ジョン・ウィック:チャプター2』は、全米でオープニングからたった8日間で1作目の2倍以上の成績(約3千万ドル=約30億円)を上げ、トータル興収約4.6千万ドルという大ヒットを

    『ジョン・ウィック』の“アンチ・マトリックス“的アクションを読み解く
  • 星おちて 海が宇宙を 産み直し(小原篤のアニマゲ丼):朝日新聞デジタル

    プロフィール小原 篤(おはら・あつし) 1967年、東京生まれ。91年、朝日新聞社入社。現在は大阪・生活文化部所属。2012年に日評論社から「1面トップはロボットアニメ 小原篤のアニマゲ丼」を刊行。 小原篤ツイッターページ ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><div class=\"Section\">\n<div class=\"ProfileMod\">\n<p class=\"Image\" style=\"width:80px;\"><span><img width=\"80\" style=\"width:80px;\" src=\"https://www.asahicom.jp/culture/images/animagedo

    星おちて 海が宇宙を 産み直し(小原篤のアニマゲ丼):朝日新聞デジタル
  • 【書評】『スウィングしなけりゃ意味がない』佐藤亜紀著を読んで。 | Experimental music Experience

    仕事上の機縁があり、佐藤亜紀さんの小説『スウィングしなけりゃ意味がない(It Don’t Mean A Thing)』を読ませて頂いた。 1940年代のドイツ、ナチス政権下―― 戦争の暗黒の音が忍び寄る時代を背景に “敵性音楽” “ニグロ音楽” として排斥されたJAZZを愛するティーンエイジャー達。 ブルジョア階級の青年たちは、徴兵を何とか逃れながら、ヒットラーユーゲントの監視の目を掻いくぐり、JAZZクラブへと通い、スウィングを心から楽しみ青春を捧げていく。 時に情熱的に、時に退廃さを湛えながら。 恋や喧嘩、性への衝動を身にまといながら、戦争へとひた走る時代にあって、抵抗の武器がJAZZそのものだった。 主人公エディのどこか冷めた、そのくせJAZZには人一倍情熱を注ぐ語り口で、 ナチス思想に対する抵抗とユダヤ人の友人たちを犠牲にしていく戦争に対する憎しみが、たんたんと綴られていく。 J

    【書評】『スウィングしなけりゃ意味がない』佐藤亜紀著を読んで。 | Experimental music Experience