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SFと文学に関するAKIYOSHIのブックマーク (10)

  • SF小説って読み通すのに労力がいるよね - 基本読書

    qianchong.hatenablog.com こんな記事を読んだ。記事内で当ブログに言及していただいており通知が飛んできたので読んだのだけれども、内容的には「SF映画AI技術系のも大好きなのに、SF小説は最後まで読み通せないものが多い」ということで、なぜなのだろう、老いなのだろうか、と疑問を呈している。率直な感覚が綴られた、良い記事だ。 SFって読み通すのに労力がいるよね SF小説を読んでいる方の人間である僕にとっても「わかる」と頷くところが多い記事だった。SF小説って、ブログ筆者の方も次のように書いているけれど(『SF小説というものは、類まれなる想像力でこれまでに我々が見たことも聞いたこともないような世界を紡ぎ出すところがその真骨頂だと思います。でもおそらく私は、その想像力が紡ぎ出す世界に自らの想像力が追いついていかないのでしょう。』)、想像力が追いつくかどうか以前に「読むのに

    SF小説って読み通すのに労力がいるよね - 基本読書
  • 『ファイト・クラブ』改変騒動、中国版の方が原作寄り 原作者

    映画『ファイト・クラブ』の原作者、チャック・パラニューク氏(2006年10月1日撮影)。(c)STEPHANE DE SAKUTIN / AFP 【1月29日 AFP】中国で配信されている映画『ファイト・クラブ(Fight Club)』のエンディングが当局が勝利を収める形に改変されて物議を醸しているが、原作者によると、実はデヴィッド・フィンチャー(David Fincher)監督版よりも原作に近いという。 中国映画ファンは先週末、騰訊視頻(テンセントビデオ、Tencent Video)のストリーミングサービスで配信されている同作のエンディングが改変されていることに気付いた。『ファイト・クラブ』を世界的に人気のカルト映画に押し上げた、無政府主義的、反資主義的なメッセージが変えられていたのだ。 フィンチャー版では、エドワード・ノートン(Edward Norton)さん演じるジャックが、自身

    『ファイト・クラブ』改変騒動、中国版の方が原作寄り 原作者
  • サイバーパンクとは何か? 連載「いつでもSF入門」vol.2  - TOKION

    連載「いつでもSF入門」 投稿日 2021-10-13 Author 橋輝幸 LIFESTYLE 冒険する SF研究家・アンソロジストの橋輝幸による連載「いつでもSF入門」。今回は、映画ゲームでもなじみ深い「サイバーパンク」について。『ブレードランナー』や『ニューロマンサー』で描かれる「怪しげな日描写」にはどんな背景があったのか。日におけるサイバーパンク像を決定づけた翻訳家・黒丸尚の文体とは。そもそも「サイバーパンク」は誰が名づけたのか……。40年にわたる歴史を辿る。 vol.0 SFに何ができるか? vol.1 まとうSF——化粧・ファッション・変身 今回は、SF映画SFゲームでおなじみの言葉「サイバーパンク」の40年近い歴史を振り返る。2020年に発売された『サイバーパンク2077』や『Cloudpunk』、2022年に発売される予定の『Vigilance 2099』や『S

    サイバーパンクとは何か? 連載「いつでもSF入門」vol.2  - TOKION
  • 中国SF「三体」日本でもヒット 著者は発電所のエンジニアだった:朝日新聞GLOBE+

    略歴 劉慈欣(リウ・ツー・シン) 1963年6月、北京生まれ。文化大革命期に一家で山西省に送られる。大学卒業後、発電所でエンジニアとして働きながらSF小説を執筆。2012年に作家として独立。短編の「流浪地球」(さまよえる地球)は映画化され、中国映画史上2番目の興行収入を記録した。 小説のアイデアは、物理学の難問「三体問題」の文章を読んだことがきっかけだった。宇宙に質量を持つ三つの物質があれば、引力が相互に働き、現在の物理学や数学では動きが予測ができない。「たった三つでも予測できないなら、ある恒星系の中に三体運動があったら、文明はどうなるのだろうか」と考えた。 根底には、人類が生存を続けていること自体が不可思議だという思いがある。「我々は当然だと思っているが、一種の幻想かもしれない。宇宙全体の残酷な生存競争の中で、人類文明は生き続ける力があるか」というのが自身の作品の隠れたテーマだ。 ■中国

    中国SF「三体」日本でもヒット 著者は発電所のエンジニアだった:朝日新聞GLOBE+
  • 「三体」と中国現代史 - Automatic Meme Telling Machine

    7月4日に発売する中国SFの最高傑作「三体」は、文化大革命の1967年から2000年までの中国現代歴史に強く関わっている。作者の劉慈欣は創作する時、多分外国読者のことをあまり考えていなかったと思うので、70年代生まれの中国人にとって当たり前の事件をそのまま書いていた。更に、「三体」はあの時代の事件をモチーフや背景として扱っているだけじゃなくて、時代の動きも小説に反映したので、「三体」全文に対する理解や認識を深めるためにも、ぜひこの記事をご一読いただければと思う。日語版の「三体」の序文や後書きにも、中国歴史を紹介する内容が載せているはずだと思うが、もう発売に待ちきれない方もいるかもしれない、「三体」の予習として読んでもいいかなと思う。 最後、小説と関連する歴史を紹介する記事とはいえ、できる限り早川が公式に出した情報と同じ程度で、ネタバレしないようにします。どうぞご安心ください。 1949

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  • 中国発の本格SF「三体」劉慈欣さんインタビュー 科学の力、人類の英知を信じて執筆|好書好日

    文・写真:延与光貞(朝日新聞中国総局) 劉慈欣(りゅう・じきん)作家 1963年、中国・山西省生まれ。発電所でエンジニアとして働くかたわら、SF短篇を書き始め、雑誌〈科幻世界〉に『三体』を連載。2008年に単行として刊行。「三体」「黒暗森林」「死神永生」の三部作は2100万部を超す売り上げを記録している。2015年、英訳版がアジア人作家して初めて、SF界最大の賞・ヒューゴー賞を受けた。 文化大革命(1966~76年)で父を亡くしたエリート女性科学者は、失意の日々を送るなか、謎めいた軍事基地にスカウトされる。そこで行われていたのは、人類の未来を左右しかねない極秘プロジェクトだった。彼女が宇宙に向けて発信した電波は、惑星「三体」の異星人に届き、数十年後、科学的にありえない怪現象が人類を襲う。壮大な「三体」三部作の第1弾。 SFは異文化間で共鳴しやすい 小説のアイデアは、物理学の難問「三体問題

    中国発の本格SF「三体」劉慈欣さんインタビュー 科学の力、人類の英知を信じて執筆|好書好日
  • 中国だけで2100万部、話題性と本物のおもしろさを兼ね揃えたバケモノ級の中国SF──『三体』 - 基本読書

    三体 (ハヤカワ文庫SF) 作者:劉 慈欣早川書房Amazon『三体』とは! 中国の作家劉慈欣によって書かれたSF三部作の第一部目にして、中国国内だけで三部作累計2100万部を刊行し、さらに日でも人気のケン・リュウによる翻訳によってアメリカ歴史あるヒューゴー賞を受賞した傑作である。ヒューゴー賞受賞の何が凄いかと言うと、翻訳書としてははじめてのの受賞になるのだ。 それぐらい作品の内容が圧倒していたともいえる。で、あまりSFとは縁のなさそうなオバマやザッカーバーグも絶賛していたりとか、アニメ化が決定したりとか話題は尽きないんだけれども、とにもかくにもこれだけは覚えて帰ってもらいたいのは、この『三体』は、話題先行の内容はまあおもしろいね、いうほどじゃないけど的な軟弱な態度で読み終わる作品ではなく、その肥大化しきっているともいえる話題性に劣らない、圧倒的なおもしろさのある、純粋におもしろいSF

    中国だけで2100万部、話題性と本物のおもしろさを兼ね揃えたバケモノ級の中国SF──『三体』 - 基本読書
  • 『三体』の劉慈欣が「近未来SF小説の頂点」とまで言った、ページをめくる手が止まらない圧巻の中国SF──『荒潮』 - 基本読書

    荒潮 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 作者:陳 楸帆発売日: 2020/01/23メディア: 新書この『荒潮』は中国のSF作家を代表する一人と言われる陳楸帆による初の(そして今のところ唯一の)長篇SF小説である。陳楸帆の小説は、日でも刊行された現代中国SFアンソロジーである『折りたたみ北京』にも短篇「鼠年」が載っている。 この「鼠年」は、中国で遺伝子改造されたラットの逃亡と、その駆除隊に入った底辺層の駆除隊の青年を通して中国社会の苦境と世界を支配するゲーム・ルールを描き出していく、ローカル性とグローバル性が適度にブレンドされ、そこからさらにSFならではの情景に繋がっていく圧巻の短篇で、アンソロジー全体の中でも群を抜いておもしろかった。また、この『荒潮』は英語や、原語で読んだ人の評判もずば抜けて高く、最初から期待していたのだが──、実際読んでみたらこれがもうめちゃくちゃおもしろい! 久し

    『三体』の劉慈欣が「近未来SF小説の頂点」とまで言った、ページをめくる手が止まらない圧巻の中国SF──『荒潮』 - 基本読書
  • 現代中国最大のヒット作、『三体』が日本でも爆売れした理由。大森望×藤井太洋トークイベント採録|Hayakawa Books & Magazines(β)

    お盆休みの方も多いこの時期、大きな話題を呼んでおります『三体』を、ぜひこのタイミングで読もうとしている方もいらっしゃるのでは。欄では、7月に八重洲ブックセンター店にておこなわれた、『三体』翻訳者の大森望さんと、『三体』著者劉慈欣とも関係の深い作家・藤井太洋さんのトークイベントを再録します(SFマガジン2019年10月号掲載)。満員御礼だったイベントの貴重な採録、ぜひお楽しみください。 『三体』大森望×藤井太洋トークイベント採録 ■劉慈欣と中国SF 大森 日はたくさんの人に来ていただいてありがとうございます。キャンセル待ちも出ていたそうで。中国SFがそれだけ盛り上がっているということですね。 藤井 これほど『三体』が売れるとは、私も正直思っていませんでした。 大森 全世界で三部作2900万部が売れているという。とはいっても、中国語で書かれた格SFの長篇小説が日語に訳されること自体

    現代中国最大のヒット作、『三体』が日本でも爆売れした理由。大森望×藤井太洋トークイベント採録|Hayakawa Books & Magazines(β)
  • 日常系のSF小説はないのか

    気楽に読める、そんな小説はないのか? 国家に洗脳されなくてもいいし、戦争しなくてもいい、誰かを救わなくてもいい。ただ普通の人の普通の日常を描く未来を舞台にした話が読みたい。 星新一もいいが、もっと普通の人にスポットライトをあてた話がいい。 追記 コメントもはてブも回答してくださって、ありがとうございます。 「親切がいっぱい」 「卓にビールを」 「煙突の上にハイヒール」 「21エモン 1」 を、買ってみたので、読みます。

    日常系のSF小説はないのか
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