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2014年6月30日のブックマーク (5件)

  • 内部留保 -すべて現預金でストックされているという勘違い

    最近、日企業が莫大な内部留保を抱えているという報道を頻繁に目にする。その際に指摘されることが多いのが、「企業が利益を貯めこんで有効に活用していない」「賃金に回すことはできないのか」といったこと。その指摘は正しいのだろうか。 企業が事業などで獲得した利益を「税引前利益」といい、ここから法人税などの税金を除いた額が「純利益」となる。純利益は株主への配当金などの原資となり、そのような処分額を差し引いた残りを「利益剰余金」という。利益剰余金は、企業の資産として社内に蓄積される。 この利益剰余金こそが、「内部留保(=自前で調達した資産の源泉)」の主役なのだ。引当金や減価償却額の一部などを含める見方もあるが、専門的な話になるのでここでは省略する。そして、意外に思われるかもしれないが、内部留保という言葉は簿記会計の正式な用語ではなく、上場企業の決算書の中で、「内部留保」という勘定科目は通常見られない。

    内部留保 -すべて現預金でストックされているという勘違い
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    API 2014/06/30
    取り崩すより企業の選好が変わると言った方が正確ではないか、
  • 岩田規久男の講演会に行ってきた! - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    注:写真と文はあまり関係ありません。 岩田規久男は、日銀副総裁になってから一部の人に引きこもりとまで揶揄される露出の少なさで、人前に顔を出すのは久々という感じ。で、今日は如水会館で講演があったので、のぞいてきたよ! ……といっても、先日の黒田総裁講演もあるので、そーんなに期待していなかったんだけれど、結果的にはかなりおもしろかった。 講演体 客は、月曜午前という時間帯なので仕方ないことだが、暇そうなジジイ比率がきわめて高く、これが後で禍根を……でもあとは結構まじめそうな人々。で、中身だが、まあ四の五の言わずにこの配布資料を見ろや。どんな話をしたかわかるでしょ。日銀の公式発表です。 2014.06.30 岩田規久男講演会資料とメモ(pdf 880kb) でも、いろいろな指標をまとめて並べてくれているので、わかりやすい。あと、フィリップス曲線は明解ですな。あと、「日銀のコミットメントとは、

    岩田規久男の講演会に行ってきた! - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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    API 2014/06/30
  • ノア・スミス「新しい古典派の革命はなぜ起こったのか」

    Noah Smith “Why did the New Classical Revolution happen?” (Noahpinion, June 29, 2014) (訳者補足:この議論の経緯についてはhimaginary氏がまとめられてますので、未読の方はそちらからまずご覧頂くほうが良いと思います。) 一方の側にサイモン・レンルイスとマーク・ソーマ、反対側でそれに対するのがポール・クルーグマンという形で、興味深いちょっとした議論が交わされている。その議題とはすなわち、70年代末から80年代初頭にかけての新しい古典派のマクロ経済学における革命の隆盛を引き起こしたものは何なのかというものだ。 僕はこの点については基的にはクルーグマン側にいるのだけれど、革命を実際に目撃したわけでもないし、もちろん当のところは分からない。 「新しい古典派」という用語は、ふつう次の3つのことを指すのに使

    ノア・スミス「新しい古典派の革命はなぜ起こったのか」
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    API 2014/06/30
  • 昨年度国債発行 法人税増で2兆円圧縮 NHKニュース

    昨年度・平成25年度の国の決算で、企業の業績改善によって、法人税収が増えたことなどを受けて、政府は、借金に当たる国債の発行額を見込みより2兆円程度減らしたことが分かりました。 関係者によりますと、昨年度の国の決算は、歳入のうち税収が企業の業績改善による法人税収の増加や、去年の年末の証券優遇税制の終了前に株の売却益が膨らみ、投資家からの所得税収が増えたことなどから、見込みより1兆6000億円程度膨らみました。 一方、歳出は低金利で国債の利払い費を5000億円程度少なくできたほか、予備費も2700億円程度余ったことなどから、合わせて1兆6000億円余りを使わずに済みました。 これらを財源に、政府は昨年度の国債の発行額を見込みより2兆円程度減らし、43兆4000億円余りに圧縮しました。 この結果、昨年度の国の決算では1兆4000億円程度が剰余金となり、その半分以上は原則として過去に発行した国債の

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    API 2014/06/30
    圧縮しちゃいましたか。
  • 3バック+マンマーク+ハイプレス。躍進する伏兵の「ポゼッション殺し」。(北條聡)

    ネイマールを押さえ込み、ブラジル相手にスコアレスでの引分けをもぎとったメキシコ。決勝トーナメント初戦の相手はオランダ。1対1の文化を持つ強豪相手ににどんな戦いを見せてくれるのだろうか。 栄枯盛衰は世の習いである。前回王者のスペインが真っ先にブラジル大会から姿を消した。いかにスペインに追いつき、どうやって打ち負かすか。南アフリカ大会からの4年間、世界各地でスペインの打ち立てた世界標準(ボールポゼッション)にキャッチアップする動きと同時に、それを封じ込める新しいアイディアの追求が活発だった。 前回の南アフリカ大会では守備の局面で自陣に後退し堅固な「ブロック」を構築するチームが少なくなかった。だが今大会では最終ラインを押し上げ、前線から球を奪いに行く「ハイプレス」の復活が目につく。この前進守備は一のパスで背後のスペースを突かれるリスクがある反面、高い位置で球を奪ったときのリターンも大きい。ダイ

    3バック+マンマーク+ハイプレス。躍進する伏兵の「ポゼッション殺し」。(北條聡)
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    API 2014/06/30
    さようならパスサッカー。