企業がクラウドを活用することによって大型コラボレーション(協業)を実現する相手は、人間だけとは限らない。自動車、エアコン、発電設備――。クラウドを使えば、街中にある膨大な機器とのコラボが低コストかつ短期間で可能になる。これにより、事業モデルを変革したり、社会インフラの正確な状態を把握して停電や天災などを回避したりできる(図1)。クラウドで実現した大型コラボの先進事例を紹介する本連載。そのとりを飾る第4回は、トヨタ自動車、コープさっぽろ、メタウォーターの取り組みを紹介する。
1.スマートフォンはARに適したデバイス 急速に普及が進み、機能・性能ともに進化し続けているスマートフォンは、もはや携帯電話というカテゴリに収まらない、さまざまな可能性を秘めたデバイスとして期待が広がっています。ARもそのデバイスに期待を寄せる技術のひとつ。カメラとGPS、加速度センサーを搭載しているスマートフォンは、ARデバイスとして必要な要素も満たしているのです。 ARデバイスとしての可能性は、KDDIが2011年12月、ARに特化したオープンなプラットフォーム「SATCH」をリリースしたことで大きく広がりました。「SATCH」を活用することで、誰でも容易にARアプリを開発、公開できるようになったことでこれまでになかったような多彩なARアプリが登場してくるでしょう。 このたび技術評論社では、ARをより身近にすることを目的に、エンジニアやクリエイターを対象としたARアプリ開発コンテスト
大山総裁に「美学入門講座やってくれ」といわれ、「え、それ私もだれかにやってほしい!」とおこたえしたのだが、私は、大学で「美学藝術学」という、一般にはあんまり耳慣れない学問を専攻してた。 美大だったわけでもないし、美術史ともちがう(というのを美学の学生はみんな150回くらい説明したことがあるとおもう)。 美学は美についての哲学。 「というかその”美”ってなによ?」 ということを延々と語りあうみたいな、わたしのような悲しくなるほど根がミーハーな人間からいわせれば、哲学の中でもかなりの極北に位置するスノッブな学問である。某教授の部屋に集まってアリストテレスを輪読してたときのあの「世の中の99%くらいのひと眼中にナシ」的空気感よ…。 社会学や経済学にとって数字がすべてなように、哲学にとっては言葉と言葉の定義がすべてなので、定義を知らない奴はひとことも喋れないみたいなマジおそろしいところなんすよ…
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く