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2014年7月3日のブックマーク (1件)

  • “柔らかさ”を生かし取得困難なデータを得る、これぞ有機エレクトロニクスならではの用途(前編)

    有機エレクトロニクスの特徴の一つに、曲げても性能が低下しにくいことがある。その特徴を生かし、曲げられるディスプレイ(フレキシブル・ディスプレイ)の研究開発が進んでいる。だが、「曲がることは何がうれしいのか」と、フレキシブルであることに付加価値は見いだせないという声もある。有機エレクトロニクスの利点を十分に発揮できる用途の模索が続く。 こうした中、有機エレクトロニクスならではの特徴を生かせる分野が浮上した。肌に密着させて生体情報を検知する用途である。その研究開発の第一人者が、東京大学 大学院 工学系研究科 教授の染谷隆夫氏である。同氏は厚さわずか2μmと薄く、肌に密着させることが可能なセンサーシートを開発し、医療関係者などとの共同研究を進める。染谷氏に、フレキシブル・センサーシートを研究開発する意義などを聞いた。(聞き手は、大久保 聡=日経BP半導体リサーチ) ――有機エレクトロニクスの適用

    “柔らかさ”を生かし取得困難なデータを得る、これぞ有機エレクトロニクスならではの用途(前編)