スマホを手放せなくなる「スマホ依存症」。デジタルを使いすぎる弊害が叫ばれています。スマホ断ちを助ける方策をITコンサルタントの幸田フミさんがアドバイスします。
消費者が選んだ最も強いブランドは「ユニクロ」――。 日経BPコンサルティングが毎年実施している「ブランド・ジャパン」の2010年版で、ファーストリテイリングが展開するユニクロが前年の7位から大幅に順位を上げ、「グーグル」「スタジオジブリ」を押さえて初めて首位に立った。 繊研新聞によるファッション関連の専門学校生を対象とした調査では、2年連続で「よく買うブランド」の1位に君臨するなど、感度の高い若年層からも高い支持を得るまでに成長した。むろん、倦まず弛まず商品の競争力を向上し続けた賜である。だが、ウェブメディアを主軸としたコミュニケーションの功績は、あまり語られていない。 なぜユニクロがウェブを愛するのか。その答えは、グローバルコミュニケーション部で3人いる部長の1人で、一切のクリエーティブを統括する勝部健太郎氏の一言に集約されている。 瞬間的に「すごいな」と感じてもらえるようなファクトやク
Fashion News Julyファッションニュース Home.Fashion News.2010.07.Article 07月 20 無印良品がサイズ展開を一新、みんなの服へ 無印良品の衣料品 (Image by: 良品計画) PR: 「無印良品」を展開する良品計画は、2010年秋冬の新商品より衣料品全般のサイズ見直しを実施する。子どもから大人まで、年代に限らず より幅広い体型に対応する「みんなの服」づくりを目指す。 全般的なサイズ見直しは同社初。生活者とともに「良品」を考えていく同社WEBサイト『くらしの良品研究所』にて、2009年12月~3月にかけて衣料品のサイズについて意見を募ったところ、約200件の意見のうち半数以上がサイズに対する不満を持っていることがわかった。「具体的には、小さい、身長に見合った着丈・袖丈でない、との意見が多くありました。この内容は、日ごろ店舗を通じて入って
著者プロフィール:竹林篤実(たけばやし・あつみ) 東大寺学園高校卒業、京都大学文学部卒業。印刷会社営業職、デザイン事務所ディレクター、広告代理店プランナーなどを経て、2004年にコミュニケーション研究所の代表。ブログ:「だから問題はコミュニケーションにあるんだよ」 つい先日ユニクロは、6時からの早朝セールで1000人単位の人を集めた。これは特別なケースだろうが、普段から土日の店舗は大にぎわいを見せている。とびっきりダントツの絶好調企業である。 2009年8月期の通期連結決算は前期比16.8%増で6850億円、営業利益は24.2%増の1086億円。通期売上も営業利益も過去最高となったようだ。リーマン・ショック何のその、天上天下唯我独尊企業といっても良いぐらいの勢いがある。 あるアンケート調査によると、1000人を超える回答者のうち「ユニクロで買い物した経験がある」と答えた人は実に96%にもの
コミュニケーションのテーマに制限のないmixiなどと違い、プーペガールは「ファッション」に特化した登録制のSNS。ユーザーの訪問目的は、自分の分身である「プーペ(いわゆるアバター。プーペはフランス語で“お人形”の意味だという)」の着せ替えを楽しむこと。 「“子供のころ、リカちゃん人形で遊んだことを思い出す”と言ってくれるユーザーもいます」と運営会社であるプーペガール代表取締役の森永佳未氏は話す。 サイトの性格上、登録ユーザーはほぼ女性(98%)。そのうち10代および20代の女性が約80%を占める。彼女たちは、自分が購入した服やアクセサリー、バッグや化粧品などの写真を投稿することで「リボン」といわれる仮想通貨を得、それと引き換えにアバターを飾るアイテムを購入する。 下の画像は、プーペガールの着せ替え画面。一見して分かるように、既存のアバターサービスの着せ替えとは一線を画すこだわりよう。アバタ
著者プロフィール:中村修治(なかむら・しゅうじ) 有限会社ペーパーカンパニー、株式会社キナックスホールディングスの代表取締役社長。昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。 ユニクロ創業60周年の消費者還元セールがとうとう始まった。11月21日6時から展開されたセールでは、どの店にも行列ができたようだ。その行列は予想できた。しかし、先着100人に配られると話題になった「牛乳」と「あんパン」は、はてさて、特別なものだったのだろうか? 予想できない。気になるのは、私だけ? インターネットとは、あ
上の画像はデビッド・ベッカムをモデルに起用した2007年のアルマーニの男性用下着の広告ですが、このようにセクシーな男性が扇情的なポーズをとっている男性用下着の広告を見かけて、「一体誰にアピールしたいんだ?」と疑問に思ったことがある人も多いのではないでしょうか? 男性に向けて男性がセクシーなポーズを取っても喜ぶ人はあまり多くないため、誰に何を伝えたいのかという意図が理解し難いところですが、あるデパートの顧客に対する調査によって、意外と知られていない男性用下着のマーケティングの事情が明らかにされています。 詳細は以下から。Men only buy pants for 17 years of their lives - Telegraph イギリスのデパートDebenhamsの顧客に対する調査により、男性は人生のうちでわずか17年間しか自分の下着を買わず、それ以外の数十年間は下着の購入を女性に任
「リアル・クローズ」の一場面。左端のえれなさんが着るブラウスやスカートは通販で買える=関西テレビ提供 俳優が身につけた服やアクセサリーが、放送と同時に番組のホームページで購入できるという仕掛けの連続テレビドラマが、13日からフジテレビ系で放送される。通販会社やファッション業界と手を組んだ、この新手の放送ビジネスには他局も注目している。だが、番組と広告との境界があいまいになりかねないと指摘する声が上がっている。 ドラマは関西テレビ制作の「リアル・クローズ」。服には興味がなかった百貨店に勤務する主人公が、女性服売り場の担当になったのを機に、センスと仕事の腕を磨いていく物語だ。配役には、主役の香里奈さん、能世あんなさん、えれなさんの3姉妹や加藤夏希さんら10〜20代の女性に人気のモデルが並び、メーカー側と打ち合わせた服装で出演する。 放送で彼女らが登場すると番組のホームページが更新され、服
ブランド広告が衰弱する理由 2009年7月21日 (これまでの 歌田明弘の「ネットと広告経済の行方」はこちら) TBSが視聴率低迷で苦しんでいるようだ。7月7日の朝日新聞によれば、今年4~6月のTBSの関東地区の平均視聴率は、ゴールデンタイム(午後7時~10時)9.8%、プライムタイム(同7時~11時)9.9%、全日(午前6時~翌午前0時)6.4%で、NHKと在京キー局の中で3帯とも5位という初めての事態だという。番組改編が裏目に出て、夕方のニュース番組を1時間遅らせて8時近くまでにしたり、昼の情報番組を4時間枠にしたことなどが成功していないようで、今月、急遽、異例の番組改編をし、中高年を意識したものにするそうだ。 その一方、BSは視聴率が上がっているらしい。 7月8日の読売新聞朝刊によれば、ゴールデンタイムの視聴率が急上昇しているという。これは野球中継の影響だそうだが、BSチューナーの
黒肌系ギャル雑誌「nuts」の増刊ムックとして登場し、今ではギャル系ファッション誌として確固たる地位まで上り詰めた「小悪魔ageha」。「今よりもっとかわいくなりたい美人GALのための魔性&欲望BOOK」というキャッチコピーを掲げ、「もっときれいになりたい!」「もっとお金持ちになりたい!」「もっと幸せになりたい!」という女性の気持ちを見事につかみ取り、出版不況と呼ばれる中でも急激に売り上げを伸ばし、ある意味で今の時代を象徴する雑誌の一つとなっています。また、小悪魔agehaに登場するモデルのことを「ageモ」または「age嬢」と呼び、ageモやage嬢のようなファッションをしている女性は「ageha系」と呼ばれ、これもまた10代~20代の女性たちに広く浸透し、あこがれている女性たちも数多くいるようです。 しかしながら小悪魔agehaはその非常に華やかできらびやかな見かけとは裏腹に、心の中の
まずはトップにいる人達にアピールする。流行の最先端を真っ先にいつもキャッチする、洗練された少数の人達。 すると次に彼らをウォッチして真似る「(最先端の人達よりやや数の多い)コミュニティにいるトレンドリーダー的存在の人達」が乗っかってくる。このあたりで世間の流行に目ざとい人達には認知され始める。 そして一番数の多い中間層へとアピール。ココが一番のピーク。もうこの頃になると最初に飛びついた人達は(あまり洗練されてない人達が自分らの真似をし始めたので)嫌気がさして、次の新しいトレンドを探しに他所へと出て行ってしまう。 すると残っているのは中間層、しかも遅れて乗っかってきたあまり洗練されてない人達。するとそのブランドは一気にダサい、すでに流行遅れなモノという認識になる。途端にみんなから避けられるような存在となる。そして最後には叩き売りされたワゴン品を安い服なら何でも良いオタクたちが買い占めて「ケミ
大手出版社の女性ファッション誌が軒並み「部数2ケタ減」と苦戦している。「CanCam」(小学館)や「JJ」(光文社)が代表例だ。その一方で、「InRed」「sweet」(宝島社)など絶好調な雑誌もある。何が「明暗」を分けたのだろうか。 ■「InRed」「sweet」は絶好調 人気モデルの蛯原友里さん、押切もえさん、山田優さんが、ひと頃、表紙を飾っていた「CanCam」。1980年代に創刊され、似たような女性ファッション誌(以下女性誌)が続々と出てきたなかでもダントツの存在だった。 「モデルが他の雑誌に比べてかわいい」「エビちゃん系、もえカジ系、優OL系のように、わかりやすく提案されていて、参考になる」というのがネットに書き込まれた読者の意見で、モデルに好感を持つ読者が多かったようだ。ただこれは数年前の話で、「今は昔」になっている。 2009年5月4日付け「文化通信」に掲載された「0
あの“ゲームの神様”遠藤雅伸氏がMMORPGに言いたい放題。「ドルアーガの塔」からケータイゲームまで,存分にどうぞ 編集長:Kazuhisa 編集部:山 カメラマン:田井中純平 123→ 日本のゲーム史に残る傑作アーケードゲーム「ゼビウス」「ドルアーガの塔」といった作品を世に送り出した“ゲームの神様”といえば,そう,現在モバイル&ゲームスタジオ取締役会長を務める遠藤雅伸氏である。 今回4Gamerでは,その遠藤氏にインタビューを行う機会を得た。MMORPGに対して抱える不満や,理想とするMMORPG像,そして現在,遠藤氏が取り組んでいるケータイゲームの魅力などについて,氏ならではの切り口で存分に語ってもらったのである。 まさに,すべてのゲームファン,ゲーム業界関係者必読のインタビューといえるだろう。 アニメはMMORPG版ドルアーガの塔の宣伝ではない MMORPG版「ドルアーガの塔」 4G
花王グループのカネボウ化粧品は、女性が化粧をする行為と脳科学の関係性を研究する「化粧・美×脳科学」プロジェクトで成果を出しつつある。同社の基盤技術研究所(神奈川県小田原市)は脳科学の研究成果を基にして、今後は女性心理に根ざした化粧品を作ることを狙う。将来的には、脳科学の知見を商品企画や販促に応用する「ニューロマーケティング」の実践を目指していく。 このプロジェクトは2007年7月に、脳科学者の茂木健一郎氏とカネボウ化粧品が共同で立ち上げた。2008年11月には、女性が化粧をする行為が脳に与える影響についての研究成果を、この分野では有力な学会「北米神経科学会」で発表。2009年3月には、書籍『化粧する脳』(茂木健一郎・著、恩蔵絢子・論文寄稿、集英社新書)にまとめている。 カネボウ化粧品は、化粧が女性心理にどのような本質的な価値をもたらすかを脳レベルで理解することで、価値ある化粧品作りにつなげ
こんにちは。 コスプレコミュニティサイト「Cure」担当の乾たつみです。今回は、コスプレ市場の現状とこれからの展望についてお話したいと思います。 ■コスプレ衣装の売上上昇 従来、コスプレは個人が衣装を製作し、同人誌即売会などで着て、個人で楽しむものでした。しかし、最近は、企業や団体が参入し、様々なビジネス展開が見受けられるようになりました。 中でも、コスプレ衣装の市場規模は2007年度、前年度比6.8%増の360億円規模(※1)に発展を遂げています。この調査をした矢野経済研究所は、この発展の要因を「コスプレが一般に認知される趣味となりつつあり、コスプレイヤーやコスプレイベントが次第に増えてきたこと」とし、更なる市場の健全な発展には、「事業展開を個人の趣味とは分離・独立させたうえで、業界の法令順守に対する厳格なガバナンス体制を構築することが不可欠である」としています。 ■衣装のライセンシー
当方の連絡先は、次の通りです。#の代わりに@を入力してメールをお送り下さい。 ジャーナリスト「両国さくら」としての取材領域は、女性の目線で見たモバイル・ビジネス及びケータイ(モバイル)通販、ネット通販等が中心です。お気軽にお問い合わせ下さい。 ファッション・ビジネスについての取材は、本業との兼ね合いでお受けできるものと出来ないものがございます。ご相談事は、極力本業の方でお受けするようにしておりますので、予めご了解下さい。 underground1103#yahoo.co.jp 先週末のこと。駅ビルの「アズノゥアズ」で、七分袖、ちょっとブリーチしたデニム生地で、バストラインの下に切り替えが合って、バルーンシルエットの可愛いワンピがあったので、年甲斐もなく喜んで 買い求めていたのだが、 その時、20代半ばと思しきショップスタッフの方が、私に向かって、 「うちのブランドは、高いけど、可愛いので結
渋谷の急な坂を上ると、サイバーエージェントビルの明るいグリーンが目に入る。 「Ameba」でお馴染みの緑色で塗られた柱が目立つビルに入ると、受付横で大きなグリーンのアメーバ君がお出迎え。色鮮やかなアメーバグッズがずらりと並び、すべてが白と緑で統一された、まるでファッションビルのようにお洒落なオフィスだ。ここに、サイバーエージェントの100%子会社であるプーペガールのオフィスがある。 プーペガールは、「プーペ」と呼ばれる女の子の人形の着せ替えができる、ファッション特化型コミュニティサービス「プーペガール」を運営する会社だ。「リボン」という仮想通貨があり、自分のファッションアイテムを写真に撮って送るとリボンがもらえ、プーペが身につけるアイテムが買えるという仕組みだ。 プーペガールの社長は、若干25歳の森永佳未氏。プーペガールから抜け出たような容姿で、京大卒の才媛だ。森永氏が社長になるまでと、今
日本デジタルゲーム学会は3月6日、東京・文京区の東京大学福武ラーニングシアターで公開講座「名人の目から見たファミコンブーム」を開催した。講座ではハドソンの高橋名人こと高橋利幸氏が講師として登壇、ブームを仕掛ける側から見たファミコンブームについて語った。 1983年7月15日に任天堂が発売したファミリーコンピュータ(ファミコン)。『スーパーマリオブラザーズ』や『ドラゴンクエスト』など魅力的なソフトが数多く登場、テレビゲームは瞬く間に新たな娯楽として社会に根付いた。そのファミコンブームを支えた企業の一角がハドソンだ。全国でゲーム大会を開いたり、漫画雑誌やテレビ番組とのコラボレーションを進めることでブームを盛り上げた。その活動の中心的な役割を務めていたのが高橋氏だ。 高橋氏は現在もハドソンの宣伝部に勤務、ブログ「16連射のつぶやき」やYouTubeなどを通して活発な宣伝活動を行っている。「ファミ
佐藤がブランディングを行う際には、まず手がける対象を客観的な立ち位置から捉え、問題点を明らかにするところから始めるのは前回述べたとおりだ。 ユニクロのグローバル展開に際して柳井会長兼社長からクリエイティブディレクションを頼まれた佐藤は、「フリースの大ヒットなどによってブランドの認知が進んでしまったがゆえに、逆に柳井氏がユニクロを立ち上げた当時のユニークさというものが埋もれてしまい、焦点がぼやけてしまっていた」とユニクロの現状を分析した。 甘くなったピントを、もう一度合わせる ユニクロが最初に海外の旗艦店を出す場所として選んだのは、カジュアルファッションのメッカである、ニューヨーク。ユニクロに類似したコンセプトのブランドも数多く存在するほか、安い価格帯のブランドもあり、価格優位性では戦えない。「ユニクロというブランドの強みは何か、もう一度本質に立ち戻り、それを磨き上げること」。それが柳井氏と
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