フェイク情報が氾濫する中…キャスター藤井貴彦「類似映像や画像が自分のメディアへの視野を狭めていることも忘れないで」<高校生に特別授業>
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1976年神奈川県川崎市生まれ。『サイゾーウーマン』、『Quick Japan』で連載中。好きなものはベイスターズの筒香嘉智選手とビール、嫌いなものは売れている同業者。
今、女性芸人の世界が揺れている。女性芸人といえば、当たり前のように「ブス」「デブ」「非モテ」をいじられ、そこで強烈なインパクトを残すことが成功への足がかりとされてきた。 しかし、持って生まれた容姿や未婚か既婚かどうかの社会属性などを「笑う」ことに対して、今世間は「NO」という意思表示をし始めている。「個人としての感覚」と「テレビが求めるもの」、そして「社会の流れ」。三つの評価軸の中に揉まれながら、女性芸人たちは新たな「面白さ」を探し始めている。 ◆ この「女芸人の今」連載で、たくさんの女性芸人にインタビューをしてきた。芸風や年代に関わらず、女性芸人が女性芸人を語る時、必ず出てくる「上沼恵美子」という名。 かつての女天才漫才師は、レギュラー13本をあっさり捨てて関西テレビ社員だった夫と結婚、そして出産。なにわのヤング主婦としてタレント業を始め、いつしか「西の女帝」と呼ばれるようになった上沼恵
雑誌が発売されると、姉(漫才コンビ海原千里・万里の元相方)から電話がありました。「これまでアンタの本は1冊も買うたことがなかったけど、この雑誌は珍しく買った。いい内容やった」と。身内でも読み応えがあったということでしょう。 夫(上沼真平氏、関西テレビ元常務取締役)は、古巣の文句をさんざん言われて不愉快だったに違いありません。それでも何も言ってこなかった。まあ心から傷ついたことをお話ししたのですから、怒られる筋合いはないですけどね。もし「許さん」って言われたら、今度こそ別れてやろうと思っていましたけど(笑)。いまのところ別居生活は円満です。 「おしゃべりクッキング」は親孝行 この半年間にもいろいろなことがありました。 その最たるものが「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」(朝日放送テレビ)の終了です。4月1日が最終回となります。 ゲストと一緒に料理し、試食しながらトークする番組。阪神・淡路大震
27年目を迎えた「おしゃべりクッキング」はゲストとトークしながら調理・試食する番組ですが、コロナの影響で昨年3月からゲストをスタジオに呼べなくなりました。 「クギズケ」や「こころ晴天」でも他の出演者と十分な距離をとるか、アクリル板を挟まないとトークできない。やり取りがスムーズにできないし、「間」がどうしても狂ってしまう。おしゃべりを生業にしてきた私にとって危機的状況です。 何より寂しいのは、テレビ局のスタジオに観覧のお客さんがいないこと。寄席や劇場に出ない私にとって、生の反応を感じられるのはスタジオしかありません。 200人のお客さんがスタジオに入った時の熱気と活気たるや、すごいものがあります。他では絶対に味わえない快感で、長年にわたり私の体に沁み込んでいる。いまそれが味わえないのが残念で仕方ありません。 いざ番組収録が始まれば、もちろん全力投球します。それでも時折、集中できず、幽体離脱し
オール巨人さん(撮影/中西正男) 漫才界のトップランナーとして走り続けるオール巨人さん(70)。「M-1グランプリ」の審査員としても存在感を見せていますが、先月には著書「漫才論」を出版しました。今、改めて漫才についてつづった意味。そして、芸人が売れるために必要なものとは。 【写真】歴代のM-1王者の中で珍しく「誹謗中傷がなかった」お笑いコンビ * * * 去年70歳になったタイミングでね、一つの節目でもあって本のお話を頂戴したんです。 ま、タイトルが「漫才論」となると大げさになるんですけど(笑)、改めて考えた時に「漫才の本を出すんやったら今かな」と思ったんです。 というのはね、若い人の漫才もまだ今は分かる。だからこそ、ずっと「M-1」の審査員もさせてもらってきたんですけど、そこにね、ちょっとずつですけど「ん?」というところが出てきたんです。 いや、笑いの仕組みとしては分かるんですよ。な
オール巨人さん(撮影/中西正男) 今年11月で70歳になる漫才師のオール巨人さん。2月には歌手としてシングル「夢浪漫」もリリースするなど力強く歩みを進めていますが、新型コロナ禍は自らの信念を直撃する出来事だと言います。巨人さんが語る“漫才師であるためのルール”とは。 【写真】オール巨人が「新しいお笑い」と評価する若手コンビはこちら * * * 新型コロナ禍、僕らみたいな劇場芸人にはピンポイントでダメージが直撃しています。 緊急事態宣言になったら劇場もストップする。解除になって劇場を開けるにしても、無観客だったり、極端にお客さんを減らしたりで、通常営業はできない。劇場と同じように、お客さんの前で漫才をする営業はほぼゼロになってしまっている。 去年からそういう状況が続く中、ホンマにね、リアルな話を言うと、僕の収入的に言ったらコロナ禍前の10分の1です。 正直、それでも僕は食べていけないわけ
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