経営状態に異常はないが株価は超低位 桃太郎でも、浦島太郎でもない。 フリージア・マクロス(6343)の奥山一寸法師社長は、社長就任から6期目を迎えた。住宅関連用品の製造販売を手掛ける同社の前12年3月期の売上高は、計画ラインの115億円を確保した模様だ。 奥山一寸法師 ── 正真正銘の本名である。 名前の由来は諸説あるらしい。ちなみに、会長の佐々木ベジ氏は、性は異なるが奥山社長の実兄である。ベジはベジタブル、つまり野菜のこと。 「兄が野菜、弟が一寸法師」、とすれば覚えやすい(特に覚える必要はないが・・・)。 この会社には、他にも面白い点がいくつかある。 まずは株価だ。