朝日新聞が過去の慰安婦報道の一部を取り消したり、誤用を認めたりした問題は、同社の対応に批判が強まる一方で収まる気配はありません。一部週刊誌の新聞広告を拒否した問題に続き、4日も朝日の慰安婦問題に関する検証記事を批判したジャーナリストの池上彰氏の連載記事原稿掲載を拒否したものの、池上氏から連載中止申し入れを受けて一転、掲載するという迷走がありました。 これらを受けて、当初は朝日の慰安婦報道検証記事のことを報道していなかった新聞も、この問題を報道せざるをえなくなりました。朝日がいくら幕引きにしたいと思っても、もはやそうできない事態に発展しているわけです。 その原因はただひとつです。朝日が8月5日付朝刊で過去の慰安婦問題に関する誤報を認めたものの、それが国内外に与えた影響の検証と謝罪を行わず、報道機関としての責任を果たしていないからにほかなりません。それどころか、同月28日付朝刊では「慰安婦問題
これのポイントは、朝日が吉田清治氏を紙面に載せた最後が1992年8月13日、産経が吉田証言を事実として取り上げたこの本を出版したのが1994年5月。朝日が吉田証言を取り上げなくなった2年後も産経は事実と認識。で、訂正も謝罪もしてない産経が朝日に「謝罪しろ」と凄んでるわけだ。
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(池上彰の新聞ななめ読み)慰安婦報道検証:朝日新聞デジタル まあ、これの件なのですが。 これが「慰安婦報道検証」を題材にとった「メディア批判」ということであれば、池上彰氏はメディア出身のジャーナリストという視点で「メディアの一般的な対応として慰安婦報道検証に対する批判」というまとめ方をするなら「なかなかするどい視点をお持ち」でということになるのであるが、どうも「批判のつまみ食い」と言った感が拭えない。 慰安婦報道に限らず、誤報やデマは新聞各社非常に多い。ドコモからアイフォンが出る出るといってドコモに否定されるような記事も過去には存在したし、「警察関係者発表」を「誤報」して冤罪事件の片棒を担いだことも少なくなかったように思うが、これに「訂正や謝罪」どころか「検証」が行われたこと自体が少ない。 ちなみに現在の「従軍慰安婦報道」は各社「自社の記事の検証をするべき内容の酷さ」が見て取れる。 従軍慰
20分でわかる「虐殺否定論」のウソ All the lies in “denial of massacre” revealed in just 20 minutes. はじめに忙しい人のためにかいつまんで説明 1923年(大正12年)9月の関東大震災時、混乱のなかで流れたデマによって人々が自警団を結成し、軍や警察も関与する形で、朝鮮人を無差別に虐殺するという事件が関東各地で起こりました。この出来事は、歴史の常識として中学の教科書にも載っていますが、最近、「朝鮮人虐殺などなかった」と否定する人々がいます。しかしこうした主張は荒唐無稽であり、史実・論理・常識に照らして、全く成り立つ余地がありません。そのうえ、こうした考えが広がることは、私たちの社会にとって現実的な危険をはらんでさえいます。それはなぜでしょうか。忙しい人のために、かいつまんで説明しましょう。 その1「朝鮮人虐殺」は歴史学の常識
異様な光景。 沖縄戦を生き延びたオバァが横で「信じられない、考えられない」と唖然としてる。 http://t.co/dBkujtig4Z
人工知能学会の表紙、学生だったこの子が一人前の研究者になって、やがて自分に似せたアンドロイドを開発するのか。 pic.twitter.com/nHhdP3rGVX — 忍殺語形態素解析辞書「チャドー」 (@njdict_Chado) 2014, 9月 7 そして時代を超えて受け継がれる箒・・・このアンドロイドの女の子にとって、箒や掃除をするという行為は、アンドリュー(NDR-114)にとっての木工と同じようなものなのかもしれない。 pic.twitter.com/4OZaLG1Gdf — 忍殺語形態素解析辞書「チャドー」 (@njdict_Chado) 2014, 9月 7 「人工知能学会」の表紙デザインに関しては当初一部の方々(特に女性の中で、ある特定の考えをお持ちの方)から、「国際的には」「自分が思うから」とオールマイティーカードを振りかざして色々と騒ぎ立ててのバッシングがあり、色々と
この夏のある夜、阪急電車が阪神線を走った。阪急と阪神は経営統合しているものの、初めての「珍事」。運行は未公表で、終電後の未明だったが、インターネット上では鉄道ファンらが「相互乗り入れに向けた試運転か?」と勘ぐる事態に発展した。 阪急電車が阪神線を走ったのは7月13日未明。営業運転が終わった後の午前0時15分ごろ、阪急電鉄西宮北口駅(兵庫県西宮市)を出発し、つながっている神戸高速線新開地駅(神戸市兵庫区)へ。ここで阪神線に入り、神戸三宮駅(神戸市中央区)を経て午前2時ごろに阪神尼崎駅に到着した。 阪神尼崎駅に入った阪急電車の両脇には、その存在を隠すように阪神電車が置かれた。だが、朝になるまでには鉄道ファンにばれたらしく、尼崎駅のホームから身を乗り出すようにして阪急電車を見ようとする人たちも。ツイッターでは、珍事をめぐるつぶやきが相次いだ。 じつは、阪急電車が阪神線を走… こちらは有料会員限定
朝日新聞の慰安婦報道の失態で勢いづいている右派・保守陣営だが、中でも、一番大はしゃぎしているのが産経新聞だろう。産経は慰安婦が政治問題化した1990年初頭から、慰安婦の強制連行はなかったと否定し、河野談話や村山談話を批判、慰安婦を記述した教科書を糾弾するキャンペーンを展開してきた。 さらに同紙の社説にあたる「主張」や月刊オピニオン誌「正論」では、強制連行の否定だけでなく、慰安婦は「民間業者が行っていた商行為」で、「自ら志願した娼婦」。日本軍は従軍慰安婦に「性病予防対策などで関与していた」だけ、「公衆衛生面で関与していた」にすぎないという主張を繰り広げてきた。 そして今回、朝日が「吉田証言」の間違いを認めた事で、こうした自分たちの主張がすべて正しかったと勝ちどきをあげているのだ。 97年に結論が出ていた「吉田証言」の虚偽を朝日が今になって認めたというだけで、どうしてそういう結論になるのかさっ
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