発達障害のある生徒を、積極的に受け入れる高校がある。 机の上に広げた詩のプリントを、生徒たちが食い入るように見つめている。「今日は好きな詩を朗読し、どこが心に響いたか発表してもらいます」。女性教諭の張りのある声が教室に響き渡り、2年生の現代文の授業は始まった。 挙手した生徒が次々と指名されていったが、順番が回ってきたのに席を立たない男子がいた。すかさず周りから、「頑張れ」と声がかかる。 「よし!」。自らほおをたたいて気合を入れ、壇上に向かう男子。時折つっかえながらも、しっかりとした声で最後まで詩を読み上げた。 だれの朗読が良かったか、教諭が決を採る。自分の名を呼ばれた男子が「はい!」と手を挙げて立ち上がると、教室は大きな笑いに包まれた。 福岡県八女市の西日本短期大学付属高校。普通科の中に「発達支援クラス」を設け、学習障害(LD)や注意欠陥・多動性障害(ADHD)、高機能自閉症など、従来の特
埼玉の講演会に、特別支援学校の先生が何人かいらしていました。 首都圏で公共団体が講演を開くとだいたい親御さんでいっぱい(教師はあまり来ない)という状況が多いので 三連休の最終日にわざわざお越しくださるというのは、熱心な先生ですね。 そのお一人から質問がありました。 今、特別支援学校高等部は知的障害を必ずしも伴わない生徒でいっぱいになりつつある。 従来から対象だった子どもたちとは背景も違う。 予算も増えない。人も増えない。 その中で「生きる力」を養ってもらうためにはどうすれば? という真摯な悩みでした。 本当に大変ですよね。 普通の学校が力を失ったから、特別支援学校に行かざるを得なくなったっていうのが一般的な解釈のようですが これがあたっているかどうか、私にはわかりません。 単位制の高校とか、色々新しい試みもあるみたいですけどね。 そしてそういうところに生き生きと通っているASDの高校生にも
私自身はその現場に遭遇していないのですが、どうもWindows7は勝手に起動してしまう夢遊病にかかっていることがあるようです…。 NECのWindows7 HomePremiumのパソコンのセットアップをしていると、例によって何枚かの半ペラが入っているのですが、どうも気になるこの半ペラ。 ----- [PDF] Windows Media Center ご利用時のご注意 :121ware.com NEC (PDFファイルへの直接リンクとなっています) 文字のみ引用してみます。 Windows Media Center ご利用時のご注意 (Windows Media Center 搭載モデルのみ) Windows 7 Home Premium およびWindows 7 Professional に搭載されているWindows Media Center をお使いの場合は、次の手順でWindow
最近の前衛文藝風の物言いの多い日銀ですが、昨日もまた巷で話題騒然の渾身ネタを披露され、古株のボンドディーラーからショットで円高リゾートを楽しむファンドマネージャーまで「日銀はどうなっちゃったんだろう」と面白がりシーンが増加しているように思えます。 http://www.boj.or.jp/type/release/adhoc09/un0912b.pdf そんなら0.1%固定と書けば「ああそうですか」となろうもんを、自ら力強く太ゴチックで「超低金利」とか書いちゃうもんだから、前衛的過ぎて読むほうがビックリです。 欺瞞というよりはアリバイ作りの部分もあるかと思うので、日銀の中の人はそれなりに考えた上での話しだろうとは思うのですが、デフレを変な形で宣言して認めちゃった鳩山政権への援護射撃なのか後ろから銃撃するチームキラーな味方なのか判然とせん部分はあります。 なぜか中川秀直氏の秘書が本件にブログ
をいをい、朝っぱらから『SPA!』かよ、と顔をしかめないでください。 確かにこの雑誌、目線の下劣さは立派な三流週刊誌ですが、こと労働問題を取り上げる視角は、なかなか鋭いものがあります。隠れた労働専門誌と評する人も、ここに約1名いたりします。 少なくとも、あるべき労働社会の理念もないまま、ただひたすらに労働組合の悪口雑言を並べ立てればいいと心得ているらしい某経済誌よりは、よっぽど労働問題を考える上で役に立つ・・・てのは褒めすぎですかね。 本日発売の12月8日号の特集が、「告発!ブラック上司の職場DVがヤバすぎる」。表紙に曰く「かつての校内暴力も真っ青な異常事態がオフィスを侵し始めた」。 最近労働問題としても重要なテーマになってきた職場のいじめ、嫌がらせ、暴力といったテーマを、例によっていろんな証言で再現しています。37ページの跳び蹴り社長などはこれは完全に刑事犯罪人ではないかと思いますが、そ
国公法弾圧堀越事件の弁護団は11月30日、東京高裁の中山隆夫裁判長ら3人の裁判官に対する忌避申し立てが却下されたことを受け、「公平で客観性のある審判を期待できない」として、最高裁に特別抗告を申し立てました。 前回の公判(11月18日)で、弁護側は、新たに開示された公安警察が盗撮したビデオ22本につき、法廷での取り調べを請求、裁判所がこれを却下したことを不服として、忌避を申し立てました。これについても、裁判所は「訴訟を遅延させるのみが目的」として、その場で簡易却下しました。 今回の特別抗告は、忌避の理由の正当性をめぐって、3裁判官を相手取って裁判を求めたもの。 弁護団は、今回の忌避は、たんなる訴訟の遅延目的ではなく、重大な争点となっている捜査の違法性、国公法と人事院規則で禁じている政治活動の違憲性を解明する上で、盗撮ビデオの取り調べは必要不可欠だ、と主張。これを取り調べないのは、公平な裁判を
1. 私はNHKオンデマンドに満足しています。でも世間では商売として成功していないという。 asahi.com(朝日新聞社):NHK、番組ネット配信低迷 収入「想定の半分以下」 NHKオンデマンドを3ヶ月使ってみて。NHKの敗因分析 配信時間が遅すぎる 課金制度がわかりにくい 高すぎる料金設定 あり得ないメニュー設定 15分で105円とかふざけてる WindowsXPで見るにはDRM設定がわかりにくい。 せっかく買ったのに地上波で再放送する。 ITホワイトボックスだけは再放送でも閲覧できる お客の意見を聞かないサポート体制 そういう意見もあるのかな。私はNHKオンデマンドの価格を「高い」と思っていないので、いろいろ感覚が違います。 2. 私は手取り年収300万円くらいだけど、生活費は200万円未満なので、ものすごく家計に余裕があります。なので、月額1,470円のNHKオンデマンド見逃し番組
として、自立支援法の財源問題について主に書こうと思っていたのだが、少し気持ちが変わった。 原因は、この問題について、某所でとみたさんのレクチャーを聞いてしまったため。 介護保険を含む社会保障全体の問題として、支援費から自立支援法への展開を整理されていたが、自分とは情報量が違いすぎる。そのへんの大学の「障害者福祉論」の中では決して聞くことができそうにないリアリティがあった。自分は介護保険財政にも詳しくないし、「厚労省の人間がこう言っていた」という話もできない。何を書いても、きわめて中途半端にしかならないだろう。利用者負担の実態ぐらいは書けるかもしれないけれど、それも数行で終わる。 自立支援法になり、このあたりの知的障害をもつ成人の方たち(の家族)はどんどん世帯分離の手続きを進めた。地元自治体も容認した。その結果、通所の自己負担はすぐに激減した。もちろん、施設への通所にかかる負担は他にもあるか
群馬の講義を終えて、臨時の政策委員会・金融政策決定会合が開催されているのをラジオのニュースで聞きましたが、帰宅したら落ち着く間もなく連発で雑誌の取材を受けたのです。そこでも話したのですが、今回の日本銀行の政策はいわゆる「時間軸効果」(低い金利にすると宣言することで経済主体の将来の短期金利予想を低める政策)を中心として、おまけで結果としての日銀のバランスシートの膨張が生じる、という理解でいいのではないかと思います。 つまり01年に日本銀行が採用したゼロ金利(時間軸効果)+量的緩和(日銀当座預金残高目標)という政策とは異なり、簡単にいうとその組み合わせの前者だけを採用しただけといえます。ですので一部の報道が日銀が市場に10兆円を資金供給すると強調してますが、これは注意が必要でしょう。というのは従来の日本銀行の採用した「量的緩和」ではないからです。もっと消極的な位置づけです。この消極的な位置づけ
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