ブックマーク / blog.goo.ne.jp/tabby222 (93)

  • 精神医療のDNA - 定型発達者もつらい…かな?

    何気なく聞いた言葉が脳に残ることがある。 そういうのは後でどっかで生きるのだ。 ある保護者から聞いた言葉。 「どうして精神科が発達障害を扱うことになったんだろう」 たしかに。 たとえば長沼先生の知見が多くの人の役に立つのは 先生が神経内科医を経てきたことが大きいわけで。 発達障害はどう見ても、大脳皮質のみの問題じゃない。 当に、どうして発達障害を精神科医が扱うことになったのか 疑問を持ってもおかしくない障害だ。発達障害は。 情緒障害じゃなく、認知の特性なんだから。 次に ある経営者から聞いた言葉。 医療関係の経営者ではないけれども、他の分野での成功した経営者だったけれども たまたま身内を精神病院に入れることになり、精神病院の経営体質について調べ 「固定資産」という言葉を教えてくれた。 「固定資産」と呼ぶそうだ。精神医療の世界では。 いわゆる、他に行き場がないから、ずっと入院している患者の

    精神医療のDNA - 定型発達者もつらい…かな?
    BUNTEN
    BUNTEN 2012/03/09
    うーん、ネット見ててもそういう医師ばかりということはないと感じるのだが、この書き方だと誤解を招きそうで恐い。▼脳関係で、もっぱら身体に不具合が出るもの以外は精神科が最も近い領域だとは思う。
  • 環境調整って何それ食べれるの? - 治しやすいところから治す--発達障害への提言

    320席の会場で320人のお客様。 というわけで私は舞台の袖で岩永先生の第一部を聴く事になった。 私は21世紀の先進国に暮らすヒトとしてはかなり野生動物に近い。 親知らず四あるし、怪我も病気もあっというまに治るし、内臓丈夫。 野性的な勘が鋭いし、人生のモットーは「専守防衛」だけど、攻められたときの戦闘意欲も(以下略)。 もう一つ野生動物的な特徴として「暗くなると眠くなる」っていうのがある。 だから節電中のメトロの駅におりたとたん眠くなったりする。 まあだから睡眠障害とか起こさないんだろうけどね。 そういう私なので、緞帳の陰で眠らないように適当に身体を動かしながら聞いていたが 岩永先生ってこんなに講演お上手だったっけ? っていうほどまとまりのいい講演だった。 私は行きがかり上、感覚統合とか自閉っ子の身体機能については耳年増になっているが それでも目新しい情報があったし 二時間という時間の制

    環境調整って何それ食べれるの? - 治しやすいところから治す--発達障害への提言
    BUNTEN
    BUNTEN 2011/07/31
    タイトルが全てを物語っている気がする。m(_◎_)m
  • ニキさんの捜査協力 - 治しやすいところから治す--発達障害への提言

    さて、山岸の事件に関しては すでにニキさんも調書を作ってハンコを捺しています。 少し前のこと。 二人で警察に行ってきました。 今回ニキさんは被害者ではありますが(何しろ存在を否定されていたんだからね) 告訴人ではありません。 告訴人は私たち夫婦。 ニキさんは警察に協力する一市民です。 刑事さんは事前に「うまくいくだろうか」と心配していらっしゃいましたが 私はこの刑事さんは大丈夫だろうと思っていました。 ただ、障害特性に配慮して 私の立会いは許可していただきました。 で、当日立ち会って思ったこと。 やっぱり自閉症の人は、司法の場では大変だと思います。 微妙にコミュニケーションすれ違います。 ニキさんは今回、加害者として取調べられるのではなく 協力する一市民として丁重な扱いを受けています。 空間の設定から何から、条件の許す限り最大限配慮されています。 それでもところどころ、すれ違いがあったので

    ニキさんの捜査協力 - 治しやすいところから治す--発達障害への提言
    BUNTEN
    BUNTEN 2011/04/14
    訴訟を起こすのは権利なので、当たっていようがいまいが何だろうが「法的措置を取られるリスク」は存在する。(1)確認済で(2)当たっている情報を公表して(3)公益を図ろうとしても、相手によっては十分被告になれるのだ。
  • セルフ・エスティームがまっとうな状態 - 治しやすいところから治す--発達障害への提言

    発達障害の人のセルフ・エスティームに関しては、しばしば問題になる。 どちらかといえば支援者の皆さんは「低すぎる」ことへの支援を訴える。 世の中の人に、発達障害の人を無理やりにでもほめてほしそうである。 私は無理やりほめることがまっとうなセルフ・エスティームにつながるとは考えていない。 ほめるべきことがあればほめるのはかまわないけど、無理やりほめるのはかえってよくないと思っている。 なんというか、大した事じゃないことでほめるのは 能力が低いと見なしているというか、 人間として対等に見ていない証のような気がするのだ。 支援が仕事の支援者的には感覚的にOKなのかもしれないが 支援が仕事じゃない私はやたらほめるべきじゃないと思ってる。 私は自分がほめられるのはあまり好きじゃない。 だから人をほめるのもあまり上手ではない。 どうしてほめられるのが好きじゃないのか。 一番近いのは元横綱朝青龍が「横綱、

    セルフ・エスティームがまっとうな状態 - 治しやすいところから治す--発達障害への提言
    BUNTEN
    BUNTEN 2011/02/15
    褒めるべきポイントを間違えるパターンはあるだろう。本人にとって何がチャレンジングで何が安楽なのか。その一部はおそらく常人とは大きく異なる。
  • 和解と別れ - 治しやすいところから治す--発達障害への提言

    で、まあ栗林先生は公教育の方なので 頑張らない人も見捨てない。 公教育の目的って? ききましたよ。民間人として、納税者としてね。 私はね、一部の特別支援教育が 「二次障害回避原理主義」になっているのを見てこれでいいのかよ、と思っているから。 読者からそういう声も聞くしね。 栗林先生はちょっと違うみたいだ。 でも栗林先生だって、大地君みたいな頑張りやさんだけ教えているわけじゃないからね。 そのへんの会話は「自閉っ子と未来への希望」に書いてあるけど さすがーと思った。 で、なんで私が教師の世界と和解した(しつつある)かというと こういう先生たちがちらほら出てきているからですね。 まだまだ数は少ないのかもしれないけど 将来を見据えている先生。 「続自閉っ子、こういう風にできてます!」で岩永先生に布陣に加わっていただいたとき 読後、メールをくださった教師の方がいました。 「今後花風社はレベルの高い

    和解と別れ - 治しやすいところから治す--発達障害への提言
    BUNTEN
    BUNTEN 2010/12/27
    うーん、いい歳こいた大人で、幾つか資格もある(=資格取得のために努力をした、働くだけの能力のある大人な)のに仕事に就けない俺はやっぱ恥ずかしい奴ってことになるなんだろうなぁ…。orz
  • 本当に差別のない社会が始まる、かもしれない。 - 治しやすいところから治す--発達障害への提言

    私の師走は短いので、今週末もお仕事です。 ブログ更新もやめようかと思ったんだけど、鳥取であまりに画期的な司法判断がされたのでそのことを書きます。 昨日12月17日の日経夕刊引用しますね。 ===== 発達障害生徒の暴力で被害 支援教育拡充で和解 広汎性発達障害のある男子中学生の暴力で心身に傷を負ったとして、同級生だった10代の女性が、加害生徒の両親と学校を運営する鳥取県米子市の事務組合に計約500万円の損害賠償を求めた訴訟は、17日までに鳥取地裁米子支部で和解が成立した。 和解は3日付。和解条項には慰謝料50万円の支払いのほか、学校側が特別支援教育の環境整備のため人員拡充やカリキュラム整備など積極的な対策を講じることも盛り込まれた。 三島琢裁判官は和解勧告書で学校側の対応や加害生徒の両親の監督が不十分だったことを指摘。「支援を必要とする生徒だけでなく、同級生やその家族にとっても適切な環境整

    本当に差別のない社会が始まる、かもしれない。 - 治しやすいところから治す--発達障害への提言
    BUNTEN
    BUNTEN 2010/12/18
    「そしてしばしば、支援側が言うんですよね、これ。」いあそれ少なくとも俺は支援側にカウントしないです。m(_@_;)m
  • 渡る世間は怖くない - 治しやすいところから治す--発達障害への提言

    さて、今回の新刊はもちろん、この十年方々で出会った方たちからもご注文いただいています。 面識のある成人の当事者の方たちからも。 その方たちには「○○さんは直接このには出てきませんが、皆さんとの出会いで書かせていただいたです」 という風にお返事しています。 また、先日いただいたある親の会の方から 私が講演で 「渡る世間は怖くない」って言っていたのが印象に残っていたと。 この言葉私は覚えていないけど うん、言いそうです。いかにも私が言いそう。 だって世間は怖くないよ。 社会適応は障害者にとって屈辱的なことじゃないよ。 そもそも社会はただそこにあって一方的に適応を強いてくるものじゃないでしょ。 社会と障害者は対立していないでしょ。 もし対立しているように見えるのなら、それは「社会」っていうものを見誤っているんじゃないかな。 その方から 「世間は不況なのに障害者雇用は右肩上がり。 不平不満を言

    渡る世間は怖くない - 治しやすいところから治す--発達障害への提言
    BUNTEN
    BUNTEN 2010/12/18
    は、通常人の"半径5m"のことであるので、「そもそも社会はただそこにあって一方的に適応を強いてくるものじゃないでしょ。」という世界に住んでいる人もいれば、そうでない人もいる。▼参考:母の社会 http://bit.ly/hc9Ji4
  • 積み重ね - 治しやすいところから治す--発達障害への提言

    異例の一日二回目更新。理由はおわかりですね? 昨日の結びの一番。 われらが稀勢の里が横綱白鵬の連勝記録を止めました。 ふだん大相撲を見ないで、星だけ見ている人にとっては奇跡かもしれない。 でも先場所もその前の場所も、稀勢の里は横綱相手に肉迫しました。 大相撲をとりましたよ。 昨日は得意の体勢に入り、そのまま力で勝った。 稀勢の里らしい真っ向勝負でした。 それはこれまでの横綱戦の積み重ねがあったから。 積み重ねは大事です。 すぐに報われなくても。 自分の未来を築くのは自分だけだから 今日も積み重ねていきましょう。 稀勢の里関にサインしていただいたハンカチ。 大事に持っています。

    積み重ね - 治しやすいところから治す--発達障害への提言
    BUNTEN
    BUNTEN 2010/11/16
    ブロックでもされたかついったの方は両アカウントとも見れませんでしたが、予想 http://bit.ly/cKj2oQ 通りお喜びのようでおめでとうございます。m(_@_)m
  • 感覚統合学会 続き - 治しやすいところから治す--発達障害への提言

    さてさて、感覚統合学会の続き。 医療福祉教育の連携として 旭川の例に触れることができました。 地域の特殊性としては 広い北海道の第二の街なので(それでも人口は三十数万人) 特別支援学校も寮生活で 医療教育福祉がまさに一つの敷地の中にあること。 選択肢がないというデメリット(と私には思えるもの)がある反面 まとまりやすいこと。 がわかりました。 医療の面で言えば 療育の先進国で行われている多職種による診断と治療 (医師・心理士・OT・ST・PT)が実現しているようでした。 医療の核となるドクターが 他の職種の方々にリスペクトを持っていられるのが ちゃんとわかりました。 感覚統合学会での発表ですから当たり前ですけど 感覚過敏なんてない、と言い切るドクターや 感覚統合にはエビデンスがない、無益であると主張するドクターと違って 感覚プロフィールを知ることがその人の社会生活(とくに就労場面)に大事だ

    感覚統合学会 続き - 治しやすいところから治す--発達障害への提言
    BUNTEN
    BUNTEN 2010/11/08
    「みんなそれぞれ信念があってやってることなんで」信念は最重要ないし最優先で評価されるべき、というお考えなのだろうか?
  • 勇なき者は去れ - 治しやすいところから治す--発達障害への提言

    かつて、ネット上で私たち夫婦を弾劾する戯言を叫んでいたばか者がいた。 ニキ・リンコを捏造して商売している。 いつか自分はこらしめてやる。 訴えてやる。 このばか者は十年間この説を声高に叫び続けていた。 その間、私はいくつの講演に出かけたことだろう。 そして人々の前に自分をさらしたことだろう。 妨害をうけるかもしれない。そんなことでひるむ気はなかった。 そこに待っている人がいる限り。 夫にしてもそうだ。 毎日毎日、人前でしゃべり続けた。 それが仕事だから。 それがプロ。 伝えるべきことがある限り、それを伝えることをまず考えるのがプロである。 来週私は、かの有名な自閉症協会の方々と打ち合わせする。 そこに、伝えるべきなにかがある限り 私はわが身を省みず出かけていく。 勇なき者は、去れ。

    勇なき者は去れ - 治しやすいところから治す--発達障害への提言
    BUNTEN
    BUNTEN 2010/11/05
    あえて言う。逃げるのにもまた勇気を必要とする。場合によっては闘う以上に。(自戒)
  • 最大の収穫 - 治しやすいところから治す--発達障害への提言

    さて、感覚統合学会への出張は、学会そのもので過ごした時間も、それ以外のところで過ごした時間も実り多かった。 でも、最大の収穫についてずばっと書こう。 めったにあるはずがないと思っていた企画を得られた。 「治せんといかんわな系」の著者の先生と出会えたのだ。 実は、以前から存じ上げていた方である。酒席をともにしたこともある。 講演を聴かせていただいていて、「これって神田橋先生が出せとおっしゃっていたような知見では?」と気持ちが高ぶった。 花風社のにも何度も言及してくださり、私は思わず手を振りたいくらいだった。 さっそく講演後、先生のもとに馳せ参じた。 「先生、今のようなお話にしましょう! まるで神田橋先生がおっしゃってたそのものです」 「神田橋先生のには影響を受けました」と先生はおっしゃっていた。 もちろんそれだけではない。 長年の臨床の積み重ねがあってのことだけれど。 というわけで

    最大の収穫 - 治しやすいところから治す--発達障害への提言
    BUNTEN
    BUNTEN 2010/11/02
    「教科書やDSMに従って、一次障害は、先天的で、大人になると改善はほぼ無理のように思っていたので、」この数十文字で突っ込みどころ多数。(^_^;)
  • 画期的な話続々 - 治しやすいところから治す--発達障害への提言

    さて、昨日は「横浜障害児を守る連絡協議会」の事務所に伺いました。 色々なお話が聴けましたよ。 1 障害者就労・流通大手の例 社内には探せばいくらでもできる仕事がある。 ジョブコーチが優秀。 2 就労している発達障害の成人の例 やはり大事なのは小さい頃からの修行 3 大学支援について。 4 中学支援級→進学校の高校 へのパターン。 5 家庭丸ごと支援。 などと話は尽きないのですが、とにかく画期的なのは、来年から横浜で全国に先駆けて実施される後見制度だと思いました。 これは、すごいです。 パンフレットもらってきました。 まずは四区から始まるようですが、そのうち他の区にも広がるのでしょう。 というか全国に「横浜モデル」として広がる可能性があるかもしれません。 そのために新たな人材も雇用。 私も一生懸命働いて、市民税を納めましょう。 さて、「僕たちは発達しているよ」についての瀧澤久美子先生の感想。

    画期的な話続々 - 治しやすいところから治す--発達障害への提言
    BUNTEN
    BUNTEN 2010/10/26
    「やはり大事なのは小さい頃からの修行」あえて療育とかの標準的語法を避けて修行と言う理由は何だろう。
  • 告知なう。 - 治しやすいところから治す--発達障害への提言

    いやいや、前回のエントリーは反響大きかったです。 まあ告知の問題って、専門家でも意見の分かれるところで 私もこの10年、さまざまな専門家の意見を伺ってきました。 でも、支援級に学ぶ小学生の友だちがいると、子どもの間だけで流通する情報に触れるので ちょっとそれを書いてみたんですけど 「なぜ支援級にいるのかわからなくて戸惑っている」という事実に思い当たる節があったお母様もいるようで 即日告知なさった肝っ玉母さんもいらっしゃいました。 うまくいったみたい。 お子さんもすっきりしたみたい。 どうして支援級でお勉強しているのか 理解できたみたい。 よかった。 と思いつつ「これからいいほうに向かうといいな」と思っていたら 藤家さんから次号の「自閉っ子通信」に載せる原稿が送られてきて それに綴ってある近況を読んで、どばっと涙が出て ああ、大人になってから告知された人でもここまで自力で幸せをつかんでいるの

    告知なう。 - 治しやすいところから治す--発達障害への提言
    BUNTEN
    BUNTEN 2010/10/01
    「社会に対しては「自閉症を理解してください」と啓蒙活動に熱心な方々が当人には障害を知らせない。」偏見があるから啓発しなきゃならんし、できれば本人にも周囲にも言いたくないわけで。
  • 障害かどうかは自分で決めていい - 治しやすいところから治す--発達障害への提言

    さて、重度の、手帳取得が比較的容易な方はともかく 最近増えてきたのが手帳のとりにくい方たち。 うちの読者の方たちにも多いですね。 大地君もこの春手帳を取ったばかり。 それまでは未診断でした。 以前、自閉症の博士のところに相談に行ったときに言われたのは 「診断はいつでもできる。 それより大事なことがあるよ。 自分の得意なこと、不得意なことを知ること」 診断名よりそちらのほうが役に立つ、と。 たしかに。 でも大地君はずいぶん周りの大人を問い詰めたこともあったらしいですけどね。 「僕には障害があるの?」って。 特別支援教育コーディネータの先生はこう答えたんですって。 「障害があるかどうかは自分で決めていい」と。 で、大地君は考えた。 「障害があることにしておこう。だからこそ特別なトレーニングが大事なんだ。そう思っていたほうがいい」 ===== 手帳を取る必要が出てきて、ついに確定診断を受けたとき

    障害かどうかは自分で決めていい - 治しやすいところから治す--発達障害への提言
    BUNTEN
    BUNTEN 2010/09/16
    「グローバル化した大企業は、ゆとり教育でひ弱になった日本の新卒よりたくましいアジアの若者を雇う。」このへんが自己流経済学の限界。見るべき部分も多いだけに残念。
  • 汎用性が高い能力 - 治しやすいところから治す--発達障害への提言

    知的障害について「発達障害は治りますか?」の中で 神田橋先生は次のように発言されていました。 「知性はもっとも汎用性が高い能力です。だからそこに障害があると不便です。でもバイパスを作ることは可能です」 なるほどなあ。 たしかに「もっとも汎用性が高い能力」ですね。知性。 でもまあ、「体力」もけっこう汎用性が高いのではないかと思います。 9月3日のエントリー「障害があるかどうかは社会が決めるのだから」に登場した社長に採用基準を伺ったとき 養護学校の先生も親御さんもぴっくりするほど「重い」子を採ることが多いとお話されていました。 それでも最初から、フルタイムで採用するそうです。 パートは一切認めないそうです。 なぜですか? とおききしたら 「正社員だから。フルタイムで働くのが当たり前だ」 なるほど。 「大丈夫ですか? こんな重い子を採って?」と言われても 半年経つと立派にラインについているそうで

    汎用性が高い能力 - 治しやすいところから治す--発達障害への提言
    BUNTEN
    BUNTEN 2010/09/12
    日常生活を全部方程式立てて解いて計算づくで暮らしてみたら、IQ検査とかで測定可能で一般に知性と言われている能力の「汎用性」がいかに使い物にならないかわかるだろうよ。(^_^;)
  • 営業できるでしょ - 治しやすいところから治す--発達障害への提言

    しかし、もののを読んでいると 自閉っ子には「営業」が向かない職業ということになっている。 そうですかね? だいたいそう主張している人は、福祉畑や教育畑や大学の先生とかで 営業部に所属したこともないような人たちなんだが。 「営業」の実態を知って言っているのかね? 私は一応前職では「営業部」の名刺を持って歩いていたし (「著作権」を売っていた) この出版不況の中、個人資の零細出版社を15年つぶさなかったのでちょっとは言う権利があると思うのだが はっきり言って「営業」って概念は幅広いですよ。 別に「ばりばりやりて」の営業マンだけがいい営業じゃありません。 客にへいこらするだけがいい営業マンじゃありません。 営業っていうのはつきつめれば次のうちの二つのどっちかを行うこと。 1 自分の売りたいものを買いたい人の群れを見つける 2 ある群れの人々が買いたがっているものをもっていって見せる これだけ

    営業できるでしょ - 治しやすいところから治す--発達障害への提言
    BUNTEN
    BUNTEN 2010/09/09
    ちなみに俺には自分の労働力(それも定型的作業っぽい仕事の)以外に売りたいものがないので営業はできない。
  • 本分を尽くす - 治しやすいところから治す--発達障害への提言

    去年の秋、藤家さんと講演に出かけたとき 講演終了後、一人の女性が近づいてきました。 アスペルガーという診断を受けているとのこと。 こういう質問を受けました。 「私も藤家さんのように世の中の役に立ちたいです。どうすればできますか?」 私はききました。 「今何か仕事をしていますか?」 「しています。でも契約で、もうすぐ切れるんです」 「じゃあ契約が切れたら、また仕事を探せばいいと思います」 「…」 「そして、見つけたら見つけた自分の仕事を一生懸命やるといいと思います」 「え?」 「を書いたり講演をしたりだけが世の中の役に立つことじゃありません。自分の与えられた仕事をきちんとやり遂げることが世の中の役に立ちます」 鳩が豆鉄砲をらったような顔をなさっていました。 この話を定型発達の人、平凡でもきちんと社会人(主婦を含む)をしている人にすると 「え~知らないんだ、そういうこと」というリアクション

    本分を尽くす - 治しやすいところから治す--発達障害への提言
    BUNTEN
    BUNTEN 2010/09/06
    仕事が見つからない俺涙目。文字通りの穀潰しだもんなぁ。orz
  • もう見るのやめなよ - 治しやすいところから治す--発達障害への提言

    8月29日のエントリーを読んで 「同意します。社会に合わせてもらおうなんて無理です」 「他人の助けを待ってはいられません。まず自分でやれることをやらなければ」という反応をいただきました。 その他にも 「修行系のを待っています。うちの子も社会で自立できる子に育てたいです」 「重度ですが、修行の成果が出て生き生きと福祉就労しています」 「医療・福祉の人は甘やかすことが多いけど、この子の最後まで責任をとってくれるわけじゃない。受容という名の甘やかしがすべてではない。社会に少しでも適応できるよう、やるべき修行はさせたい」 「修行させないなんてむしろ残酷なこと」 と言った声は私のもとにどんどん届きます。 私はこの人たちのためのを出していきます。 だからもう 「社会の側に100%合わせてもらうのが政治的に正しい」と感じる人はこのブログを見ないでください。 花風社のも読まなくていいですから、このブ

    もう見るのやめなよ - 治しやすいところから治す--発達障害への提言
    BUNTEN
    BUNTEN 2010/09/01
    ニキさん本のファンなので。
  • 「漂流する発達障害の若者たち」を読んで考えたこと - 治しやすいところから治す--発達障害への提言

    さてさて、日を離れていた間には発達障害を一冊も読まなかった私ですが ついったーを見ていて気になるがありました。 帰ってきて早速入手。読みました。 「漂流する発達障害の若者たち 開かれたセーフティネット社会を」 (高森明著 ぶどう社) です。 いやあ、これはエポックメーキングなです。 というか、このがエポックメーキングにならないようでは、今後の高機能やグレーゾーンの人の支援に有効な手が打てないんじゃないか、そう思わせるくらい画期的なです。 実際、今の社会で(つまり日常の、臨床でない現場で)、中途診断の(あるいは未診断の)発達障害の若者たちがどういう困難に直面しているかを誠実に描き出し、それを解決するための社会政策を提言しています。 著者ご自身今の結論を「暫定的」と書いているし、「私が出した答えに必ずしも賛成していただく必要はありません」と書いています。 そのとおり、私自身が今「

    「漂流する発達障害の若者たち」を読んで考えたこと - 治しやすいところから治す--発達障害への提言
    BUNTEN
    BUNTEN 2010/08/29
    「政治的に」うーん、これ見たことない気がする。▼(うちの子には、重度の子には等)合わないとか無理じゃねとかいう筋の意見ならよく見るけど。
  • 焼酎(神田橋セレクション) - 治しやすいところから治す--発達障害への提言

    さてさて、「発達障害は治りますか?」出版直前に鹿児島に打ち合わせに伺ったとき 神田橋先生に桜島につれていっていただきました。 私と桜島は似ているらしいです。 活火山ですしね。 桜島でおいしいお魚をいただいて 土に帰ってきて焼酎やさんで 何種類かの焼酎を選んでいただきました。 「神田橋処方」ならぬ「神田橋セレクション」の焼酎はもう、とてもおいしくて それ以来鹿児島に焼酎をまとめ注文するようになりました。 神田橋先生は、その人に合った薬物やサプリを選ぶ名人でもあるようですが そして日常生活の中に養生のコツを取り入れる先生なので もしかしたら選んでいただいた焼酎は私と相性のいいものなのかもしれません。 あるいは「一般的においしいもの」なのかもしれません。 でもまあ、薬物やサプリの投与には慎重を期しますが 酒飲みはもっと単純に個体差なくできているような気がします。 でも同じときに黒糖を選んでいた

    焼酎(神田橋セレクション) - 治しやすいところから治す--発達障害への提言
    BUNTEN
    BUNTEN 2010/08/11
    天文館(いづろ)ではなくドルフィンポートなのが旅行者であることを感じさせる。