関西電力が、大飯原発3号機、4号機をなんとしてでも再稼動させたいのは、彼らがリストラされないためだったのです。 たった一握りの人間たちの食い扶持のために、日本が壊滅しても仕方がないと思っている人々と同じ空気を吸わなければならないのは苦痛です。 「大飯原発を再稼動させたいのは、夏場の電力需要とは関係がないのです」-関西電力。 -正直なのか、馬鹿なのか、厚顔無恥なのか- 関西電力が、野田政権の後押しを受けて、何としてでも大飯原発を再稼動させたいのは、関西のエネルギー需要を安定的に満たすためではなかったのです。 関西電力のいちばんの関心事は、関西の人々に安定的に電力を供給するという使命感ではなく、自分たちの食い扶持を確保することです。 この人々は、本当に日本人なのだろうか。 少なくとも言えることは、彼らは間違いなく精神に異常を来たしている、ということです。 05.03 ”経営のため”関電が原発を
現在、「増税」をめぐって政界再編が起きようとしている。民主主義の政治において重要なのは適切な争点の設定であるが、まさに「増税」ほど不適切な争点はなく、日本の政局の混乱および政治(という以上に民主主義への)不信、政策の停滞の元凶であると断言してよい。 ブログやツイッターなどで発言力の高い経済系の人が増税策に反対しているのは、消費税増税の景気や財政に対するネガティヴな影響の問題である。そうした問題は「科学」に属するので、学問的なスキルを身につけた専門家同士で冷静に議論してもらうしかなく、そこに政治的な判断の入り混む余地はなく、当然ながら選挙の争点にもなり得ない。 そうした専門家で議論されるべき増税の問題が、政治の争点として前面化するとどうなるか、既に日本の現実が語っている。社会保障はもちろんのこと、景気や財政の話ですら重要性がなくなってしまい、「国民は我慢して増税を受け入れるべき」か、それとも
サラリーマン議員「クビは不当」 元勤務先パソナを提訴(朝日新聞) 「サラリーマン議員」として会社の休職制度を利用しながら議員活動を続けていた東京都の浜田浩樹・渋谷区議(34)が、2期目に入ったところで解雇されたのは不当だとして、人材派遣会社パソナ(東京都)に解雇の無効と200万円の慰謝料を求めて提訴した。27日に東京地裁で第1回口頭弁論があり、パソナ側は争う姿勢を示した。 訴状によると、浜田区議は2001年にパソナに入社。07年4月に初当選し、政治活動のために休職できる制度を使い、パソナからの給料は受け取らずに議員を務めていた。だが11年4月、2期目に当選すると、会社から「休暇制度は最長4年間」として退職を促され、断ると同年12月に解雇を通告された。 浜田区議は「休職に期限があるとは事前に聞いていなかった。延長が無理なら復職して議員活動と両立すると伝えたが、断られた」と話している。一方、パ
やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 民主党も自民党も顔が立つ 絶妙な勢力数の「離党議員」 小沢一郎元民主党代表と同氏に近いとされる衆参両院の議員が、合計50名、民主党に対して離党届を提出した。
(2012年6月28日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 過激派やポピュリストが理にかなった経済政策を提起しているのに対し、実務型の中道主義者が、イデオロギーに駆り立てられた現実味のない壮大なプロジェクトに執着し続けているように思える場合がしばしばある。 それゆえユーロ圏の時の権力者たちは、銀行同盟、財政同盟、政治同盟へと突き進むことで、早計だった通貨同盟の問題を解決しようとしている。競争力を調整して、通貨に負担を負わせるという伝統的な手法をあえて提案しているのは、右派の国家主義者や共産主義者、ネオペイガニズムの信奉者だけだ。 同じようなことが、今まさに日本で起きようとしている。野田佳彦首相は今後4年間で2段階に分けて消費税率を10%へ倍増させる法案を通過させた。 これでも、日本で最も有力な経済団体である経団連は満足しない。経団連は25%への税率引き上げを望んでいるからだ。 消費税増税は悲
※ 小沢G離党で解散風 民主党内では執行部批判強まる http://jp.wsj.com/japanrealtime/blog/archives/12245/ 私のことを、小沢信者と勘違いして、贔屓の引き倒しとか、信者みたいに言う人がいます。昨日は、西郷の名前を出したことで勘違いしている人が大勢いらしたようですが、それが西郷の下野と同じだと書いた所で、そもそも私は、昔から西郷隆盛は嫌いだと表明しているんですけど。西郷の下野とその後の内戦で、新政府がどれほど優秀な人材を失ったことか。 ただ私は、田中長野県政の頃から、小沢一郎は嫌いだけど一度は政権を取らせて見たいと書いて来ました。 私は吉本の電波芸者と違って、信者扱いされるほど心酔してはいないし、かと言って、別に蛇蝎の如く嫌う理由も無い。特捜部を巡る問題は、これは検察が腐敗しているという話であって、だから小沢一郎は潔白だという話でもない。 繰
日本共産党の穀田恵二国対委員長は2日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル3時間SP」に出演し、各党の国会議員らと討論しました。 関西電力大飯原発の再稼働問題で穀田氏は、政府と関電が再稼働の口実とする電力不足について「データが客観的でない。他の電力会社から融通できないのか、どういう努力をしたのかさっぱりわからない」と指摘。東京電力が一般家庭に配布した「電気料金値上げのお願い」を示し、「やりたい放題やって、電気料金を払っている人に対しこういうやり方はけしからん。民主党は少なくともあそこ(労組の政治団体)からもらっている政治献金を返したらどうか」と迫りました。 民主党議員らが「みなさんの不満はわかる。だから原子力規制庁をつくった」(村井宗明衆院議員)などと言い訳したのに対し、タレントの大竹まことさんは「国会の前で4万5千人が取り巻くデモ(6月22日)があったわけで、野田さんも『この夏く
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