マウンテンバイクと三輪車が合体したような新型三輪自転車「バイトライク」三輪自転車「バイトライク」は、「大きな荷物を積んで悪路を漕ぐ」ことを想定して開発されました。 さまざまな地形に対応できる三輪自転車 / Credit:BiTrike完成までには、さまざまな試行錯誤があったようです。 当初シメリディス氏は「前に二輪、後ろに一輪」タイプの三輪自転車を開発しました。 しかし、このタイプでは旋回時のステアリングが非常に重くなるという欠点がありました。 また、2つの前輪が一瞬でも異なる勾配の地形に乗り上げる(例:盛り上がった土から滑らかなアスファルトへと斜めに進入する)と、一気にハンドルが片方にねじれてしまうという問題点も抱えていました。 そこでシメリディス氏は、「前に一輪、後ろに二輪」タイプに変更。 左右の後輪が独立して上下に動く。衝撃を吸収しやすい / Credit:Why Not Cycle