ブックマーク / agora-web.jp (77)

  • 池上彰氏は著作物でも不可解な行為

    (編集部より:12日朝に一度掲載しましたが、都合により一部を修正して再掲載します。) 参考文献、引用部分が不明 論客のブロガー、八幡和郎氏(元通産官僚)が人気絶頂のジャーナリスト、池上彰氏を厳しく批判しています。池上氏は多くのテレビでジャーナリズム番組を持ち、一方でおびただしい数の著書も出版しています。パクリに当たることもしているのではないかとの批判が聞かれます。NHK出身で経験豊富だとしても、なぜこんな超人的な活躍ができるのだろうかと、疑問を持っていた人は多いでしょう。 池上氏の著書についていえば、参考にしたであろう文献、論文をほとんど明示していないのを、私はずっと不思議に思ってきました。どこまでが自力の取材、研究の成果で、どの部分が第三者から学んだのかの境界線が分からないことがあまりにも多いのです。 私は「池上彰の自慢の新書ー大世界史の難点」(15年11月9日)、「池上さん、の書きす

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    Baatarism 2018/09/13
  • 「死ね」発言に免罪符を与えたのは誰か

    国会議員による「死ね」発言の衝撃 日維新の会・足立康史議員が「朝日新聞、死ね」とツイートした件が物議を醸している。 足立氏はBuzzFeed Japanの取材に対しこう答えている。 「朝日に対する怒りを知ってもらうため、使ってはいけない言葉だとわかったうえで、あえて問題提起のために使った」 「国のため、国会を正すため、日を前に進めるための『いい炎上』」(要約) 何とも悲しい事態だ。官僚出身の将来有望な国会議員が、語彙の乏しさ、稚拙さをいやというほど感じさせる「死ね」という言葉を使わなければ、「問題提起」できない(「万死に値する」では目立たなかった・カウンター攻撃として機能しなかった)状況が、わが国にはあるということだ。ここにこそ、問題の根深さが潜んでいる。 足立議員の問題提起の発端になっているのは、言うまでもなく昨年2月中旬に匿名の一般国民がブログに書いた「保育園落ちた、日死ね!!!

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    Baatarism 2017/11/15
  • 大衆に政策なしの新党を支持させる戦略型フレーム報道

    最近の報道の中で私が最もブルーな気持ちになったのはこちらの記事です。 「小池新党」期待48.1% 既成政党の不満の受け皿に [産経ニュース 2017/08/21] 産経新聞社・FNN合同世論調査では、自民党を離党した若狭勝衆院議員が東京都の小池百合子知事と連携して新党結成を目指していることに関し、新党に期待するとの回答は48.1%、国政選挙で新党に投票すると答えたのは35.6%に上った。小池知事の支持率も73.6%と高水準だった。新党が既存政党に対する不満の受け皿となる可能性が高い。 新党については、自民党支持層の37.3%、民進党の53.6%が新党への期待を示した。投票するとの回答は、自民党では22.4%と、4分の1近くが新党に流れる計算だ。民進党だと37.7%になり、実に4割近くが同党に投票しないと答えたのに等しい。 私が言うまでもなく、日が採用している【間接民主主義】は、政治を行う

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    Baatarism 2017/10/10
  • 石破氏は朝日新聞に利用されてすべてを失った

    新しい安倍内閣では、すべてが石破茂の次期首相への芽を摘むために組み立てられているという感がする。 安倍首相にとっていちばん怖い可能性は、石破氏と小池百合子都知事が組んで、とりあえず「石破首相」で、次は「小池首相」というようなレールに向かうことだ。そんな簡単に行くはずがないが、そういう期待で物事は動くことがある。 石破氏のやり方の異様なところは、自民党にいながら、都議選の最中から朝日新聞などを舞台に厳しい安倍批判を行って、都議選での都民ファーストの勝利と自民党の敗北のかなり大きな原因をつくったことだ。 そのあたり村上誠一郎とか中谷元もそういうところがあるが、立場が違う。安倍総裁が選出されたときの次点であり、政権発足時は幹事長だった人物がそこまでするのは、党内の自由闊達さの枠内では語れない背信行為だった。 さらに、石破氏が朝日新聞と組んだというところも微妙だった。朝日新聞が行っているのは、昨年

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    Baatarism 2017/08/06
  • 鳩山元首相が「蓮舫は二重国籍を知っていた」と批判

    鳩山由紀夫氏が産経新聞のインタビューで二重国籍問題で蓮舫氏を批判した。ときにはいいことをいうものだ。全文はリンクをご覧いただくとして、こんな風に言っている。 安倍晋三政権もそうですが、国民に真実を話さない姿勢が見え見えになると、政策以前の問題として不信感を与えてしまいます。民進党の蓮舫代表も、台湾籍と日国籍の「二重国籍」問題で最初にウソをついてしまいました。 事実が分かると、ウソを糊塗(こと)し、ウソを繰り返さなければならなくなる。蓮舫氏は二重国籍状態を「知らなかった」とおっしゃっていましたが、政治家になる前の言動(「私は台湾籍」などと語ったインタビュー記事)をみると、どうも正直ではないですね。 蓮舫氏は肩肘を張りすぎているんですよ。野党として政府・与党を批判するだけで生産的なことが見えてこない。そこで力みすぎ、国籍問題はやばいと思ったのでしょう。 実は、蓮舫氏は私が政治家としてスカウト

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    Baatarism 2017/07/21
  • バニラ・エアが燃えている。しかし、木島さんも燃えている

    【朝日新聞】車いす客に自力でタラップ上がらせる バニラ・エアが謝罪 まず、補足をしておくと、この見出しだとバニラ・エアが車いす客に自力でタラップを這い上がるよう命じたかのような印象を受けてしまうが、そうではないようだ。木島さんの公式サイトでの説明によると、バニラ・エアから「歩けない人は搭乗させられない」「同行者が抱えることも危険なのでダメ」と言われた木島さんが、「行きは同行者に抱えてもらったのに、帰りはダメと言われたのでは大阪に帰れない」と焦りを募らせ、航空会社職員の制止を振り切ってみずからタラップを上がりはじめたというのが正確な描写のようだ。 一連のバニラ・エアの対応も批判を浴びているが、木島さんが航空会社に事前連絡していなかったことも相俟って、ネットユーザーからは木島さんに対しても「クレーマーだ」「プロ障害者だ」との批判が相次いでいる。では、これらの批判ははたして的を射たものなのだろう

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    Baatarism 2017/06/29
  • 文科省のNHKへのリーク文書はツッコミどころ満載

    加計問題、萩生田氏発言巡る新文書 文科相公表:朝日新聞デジタル 文科省がNHKにリークした文書がツッコミどころ満載でひどすぎる。文章の中でもタイトルと発言の主が一致していない。 大々的に取り上げている朝日の記事にしても、 文書には、萩生田氏の発言として「和泉(洋人首相)補佐官からは、農水省は了解しているのに、文科省だけが怖(お)じ気(け)づいている、何が問題なのか整理してよく話を聞いてほしい、と言われた」としたうえで、 と主語がなぜかいきなり官房副長官から首相補佐官に移り変わるという、わかりにくいものにならざるを得ない。元の文書の書き方が下手だからです。 しかしこの人たちには倒閣運動に参加しているという自覚はあるのだろうか。おそらくリークに関与した人たちは、もはや首相や官房長官は無理にしても、官房副長官ぐらいに責任を取らせて一矢報いようと考えているのかもしれないが、こんなずさんな文書を出し

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    Baatarism 2017/06/23
  • 毎日新聞と高橋源一郎さんは人の命の重みを考えて欲しい

    日の毎日新聞の人生相談に、ギャンブル依存症についてのご質問が掲載されました。 37歳の、結婚して奥様もお子さんもいらっしゃる息子さんが、ギャンブルのために度々の無心。どうしたらよいか?というお母様の悲痛な叫びです。 それに対する、作家 高橋源一郎氏のご回答がこちらです。 ギャンブル依存抜けさせたい=回答者・高橋源一郎(毎日新聞) ギャンブル依存症について書かれたもので、私が目にした中で、史上最悪の、無知と無理解、その上、無責任で残酷な回答だと思いました。 依存症の患者は、ギャンブルの何に惹(ひ)かれるのだと思われますか? 理解し難いかもしれませんが、実は「徹底的に負けること」です。 負けて負けて負けて死に近いところまで行くこと。 それが、彼らの(無意識の)願望です。 そこまで追いこまれ、ぎりぎりのところで死から生に戻ってくる。 高橋氏は、無頼派小説の読み過ぎか、はたまた破天荒な生活に憧れ

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    Baatarism 2017/03/25
  • 朝日新聞と籠池氏の蜜月関係

    朝日新聞の記事データベースで検索すると、2016年12月末までに「塚幼稚園」の記事が71見つかる。このうち64はベルマークで設備購入資金を取得した学校一覧表中に名前があるだけだが、他に7ある。 初出は1999年09月28日夕刊の『幼稚園対抗将棋だぞ 大阪・淀川区 【大阪】』である。これは、塚幼稚園と南港さくら幼稚園の園児が将棋の対抗戦を繰り広げたと伝える短い写真付き記事。次は2000年10月26日朝刊の『小さき一手、大勝負 園児らが将棋で熱戦 大阪市 /大阪』。内容は前記事と同様で写真付きだが、最後に籠池氏の次のような発言が載っている。 籠池靖憲・南港さくら幼稚園長は「思考力、集中力が高まり、勝負に臨むことで『自我』も出てくる。将棋はいいことずくめ」と話した。 2003年03月01日夕刊の『ちびっ子に広がるトライ 幼児ラグビー静かなブーム 【大阪】』は1121文字で写真付きの大き

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    Baatarism 2017/03/21
    朝日新聞は籠池氏が経営する幼稚園を何度も記事に取り上げ、宣伝に貢献していたという話。
  • 「籠池爆弾」報道で、東スポが見事に冷静だった件

    籠池氏が次々に連日炎上しまくって爆弾発言を繰り出し、菅野完氏がそこに油を注ぎ「大騒動」。大手メディアの記者たちも菅野氏の自宅に上がり込んで彼と一緒に籠池氏の娘をツイキャス中継で“共同取材”するなど、翻弄されているというか、見方によっては劇場化に加担している。一般紙はさすがに取り上げてもまだ抑制的に淡々としていたが、その翌朝、大手スポーツ紙の中には、案の定センセーショナルに報じる社も出てきた。 (日刊スポーツ)菅野氏公開「100万円受領証」に安倍晋三の文字 中身は引かないが、籠池氏の娘の言い分でほぼ埋め尽くされており、安倍首相サイドの否定コメントは最後の一文の付け足しレベルだ。だが、アゴラで池田が指摘するように不審点や矛盾は多い。スポーツ紙の社会面は多少とんがったことを書いても社会的に許容されていたが、ネット時代になって選挙中に特定の候補者を著しく有利・不利にする記事が拡散するようになるなど

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    Baatarism 2017/03/19
  • ルワンダ。加害者と被害者の和解、共存はありうるのか ?

    昨日、久しぶりにテレビをつけた。今年に入って自宅で初めて一つの番組を観た。BSのNHKの番組で『明日世界が終わるとしても「虐殺を越え“隣人”に戻るまで ~ルワンダ・佐々木和之~」』という番組だ。昨日(正確には今日)の深夜まで原稿を書いていたので、録画したものを見たのだが、非常に興味深った。 ルワンダといえば、1994年のジェノサイドが有名だ。ベルギー人が植民地支配のために創り上げた「フツ族」と「ツチ族」という二つの民族。多数派のフツ族がツチ族を殺戮した。100日間で80万人とも言われる人々が殺された。僕は、共産主義、ナチズムという二つの全体主義とともに、このジェノサイドに関心を抱き続けている。何故、昨日まで平和に仲良く暮らしていた隣人を殺戮できるのだろうか、という疑問を抱き続けている。 今回の番組で興味深かったのは、ルワンダの農村地域では、ジェノサイドの加害者と被害者とが同じ村の中で生活を

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    Baatarism 2017/03/17
  • 「科学」を「敵」にした小池都知事の誤り

    豊洲の移転問題について、殆ど興味がなかったのだが、マスコミがこぞって石原慎太郎批判を展開しているので、興味をもって石原慎太郎の記者会見の全文を読んだ。 結論から言えば、石原慎太郎を悪魔化しようとしても、それは無理筋だということだ。 小池都知事は政治家として、なかなか戦略的な人物で、つねに大衆を人気を得ようとして戦略的に振る舞っている。彼女には自身の基盤となる政党の支持がないので、大衆の支持だけが頼りになるのだろう。 彼女の一貫した戦略は、大きな敵を作り出し、自分が巨悪、敵と戦う正義の政治家だと演出する戦略だ。古代より「敵」を作って内部を結束させ、支持を得る戦略が存在した。 マキャヴェリは『君主論』の中で、次のように指摘している。 古代の君主たちが用いた戦略は、民主主義社会の中で、さらに力を発揮することになった。最も究極的なのはヒトラーで、彼は「ユダヤ人」の脅威を煽り立てて国民を恐怖させ、支

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    Baatarism 2017/03/06
  • 小池知事のレーニン的愚民主義

    豊洲の騒動はくだらないので興味がなかったが、きのうの議会答弁のあとのぶら下がりは傑作である。都の「築地にも米軍の工場があって有害物質が大量に使われ、土壌が汚染されている可能性がある」という報告を受けて、記者団が「築地は大丈夫なのか?」と質問したのに対する答だ。 「基的にあそこ(築地)はコンクリート アスファルトでカバーされている所なので問題はない」という言葉から論理的に導かれる結論は、「豊洲もコンクリート アスファルトでカバーされている所なので問題はない」ということになる。こんなナンセンスを都知事が語るとは考えにくいので、次のような解釈がありうる。 築地と豊洲のコンクリートは質的に異なり、築地だけは「絶対安全なコンクリート」でカバーされている。 これまでの答弁との矛盾は承知の上で、どうせ都議やワイドショーにはわからないと思って嘘をついている。 彼女がバカである。 彼女は築地のコンクリート

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    Baatarism 2017/03/04
  • ヒラリーがトランプを全米得票数で上回った本当の理由

    全米総得票数でヒラリーがトランプを上回っても無意味 大統領選挙の全米総得票数でヒラリーがトランプ氏を上回る結果となりました。この一事をもってヒラリーに民主的な正統性があるかのように主張する人々がいます。 しかし、重要なことは「ヒラリーは選挙に負けた」ということです。 民主主義国家では、選挙の前提として法律によってルールが設けられており、各候補者はそのルールに従って選挙活動を行っているという当たり前の現実があります。 ヒラリーがトランプ氏に総得票数で上回って選挙人数で負ける、という構図については「ふーん」という参考値程度の話題でしかなく、殊更取り上げて重要視するほどの意味はありません。 選挙活動はルールに最適化された戦略に基づいて実施される 選挙はルールが決まった民主主義の試合です。そして、完璧なルールは存在せず、その時点で人々が妥当と認めているルールで行われることになります。そのため、事前

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    Baatarism 2016/11/27
  • 「オールド左翼」の起源と「新左翼」の条件

    8月2日付の「さようなら オールド左翼」が多数の方に読んで頂けている様なので、今回は前回書ききれなかった過去の経緯等を、もう少し補足させて頂きたい。 「オールド左翼」を生んだ時代背景 突然の終戦によって茫然自失した日国民の多くがマルクス主義に強く惹かれた事は前回の記事でも述べたが、「天皇制打倒」を叫んだ共産党にはさして人気は集まらず、産業国営化による計画経済への移行を標榜した社会党が多くの国民の人気を集めた。(共産党が当初都市部よりも農村で革命を起こそうとした事も災いした。農村は都市部に比べてそれ程疲弊していなかったし、終戦後もなお天皇を崇拝する気風が強かったので、活動家達は最後まで手応えを得る事ができなかった。) 結果として、終戦後4ヶ月を経て改正された新選挙法によって行われた総選挙では、自由党(当初は鳩山一郎が総裁だったが、彼がその直後に公職追放になった為、総裁は吉田茂に交代)が14

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    Baatarism 2016/08/08
  • さようなら オールド左翼

    自民党が分裂選挙になる中、野党連合は宇都宮氏の様な地味な候補でも勝てるチャンスは十分にあったのだが、知名度にこだわって鳥越氏を擁立し、結果として惨敗した。 しかし、今回の事は、二つの点で、日の多くの人達には良い教訓になったと思う。 一つは、「良心の砦に見えていた『オールド左翼』は、既に時代遅れの存在になってしまっていた」という事であり、もう一つは、「遠くから批判しているだけのジャーナリストは、所詮は格好だけの存在で、彼等に政治を委ねるのは無理」という事だ。 何故鳥越氏は惨敗したのか? 男は一皮むけば同じ様のものだから、女性スキャンダルの事には私は驚いてもいないし、むしろ気の毒だったと思っているが、対応は全く駄目だった。 自分は一言も語らないままに、単純に「事実無根」だとしていきなり法的措置を取っても、「火のないところに煙は立たない」事を知っている一般人がそのまま信じるわけはなく、却って「

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    Baatarism 2016/08/08
  • だから民進党は嫌われる。大串議員の呆れた稲田防衛相非難。

    民進党の大串博志なる議員が稲田朋美氏が防衛大臣に就任したことに素っ頓狂な非難の声を上げている。 正直言って、あきれた。 大串氏の批判は、今まで稲田大臣が防衛白書を読んでおらず、就任した後に防衛白書を読み始めたことへの批判なのだが、バカバカしくて話にならない。仮に政策に最も通じている人間が大臣になるべきだというなら、政治家ではなく官僚の方が大臣に相応しいという議論になってしまう。また、仮に大臣就任者に相当の専門性を求めるとすれば、全ての議員がすべての分野に精通することなど不可能なので、大臣就任者が限られてしまうことになる。 民主主義、議院内閣制の特徴は、エキスパートである官僚を国民から選ばれた政治家がコントロールし、指示するところにある。政治家に求められるのは、完璧な専門性ではない。国民が持つ常識を政治に反映させるのが、民主主義なのだ。だから、民主主義は、ときに、誤る。 しかし、専門家集団、

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    Baatarism 2016/08/08
  • 知られざる増田県政の金字塔と都知事選の本当の争点 --- 小保内 義和

    巷の話題を席巻している東京都知事選ですが、私たち岩手県民は、都民や他府県民の方とは違った感慨や視点で眺める面があります。 増田県政については、県の借金を二倍にしたなどと批判する報道はよく目にしますが、知事の功績として大きく評価されるべきものがあることは、ほとんど知られていません。 都民が知らない巨大不法投棄事件での手腕 それは、「岩手と青森の県境で生じた巨大不法投棄事件(以下、県境不法投棄事件と言います)で、率先して全量撤去と関係者への責任追及の姿勢を示し、特例法の制定に繋げて曲がりなりにも県民の費用負担を大きく減らす形で地域の環境を回復させたこと」です。 県境不法投棄事件とは、青森県田子町の山中(岩手県二戸市との県境)に産業廃棄物の施設を設置していた業者が、県境の谷間や山林に膨大な量の廃棄物を不法投棄した事件です。 この事件では、主犯格たる青森の業者と首都圏を中心に全国各地から産廃を集め

    知られざる増田県政の金字塔と都知事選の本当の争点 --- 小保内 義和
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    Baatarism 2016/07/26
    増田氏が岩手県知事として不法産廃投棄事件解決の先頭に立ったという話。
  • デマの時代の民主主義

    当たり前すぎることもしつこく言わなくてはいけない、デマの時代の民主主義においては、「ルクソール事件」について再確認しましょう。 1997年11月17日、エジプトのルクソールのハトシェプスト女王葬祭殿で、「イスラーム集団」が観光客を襲い、58名の外国人を殺害した。そのうち10人は日人だった。 なお、エジプト人で殺害されたのは4名のみ。 遺跡の閉ざされた敷地で、丸腰の外国人を追い詰め、順に殺害し、刃物で切り裂いた。「日人である」ことなどもちろん助かる理由にはならなかった。日人の旅行者の多くは、新婚旅行中のカップルだった。命乞いをする観光客たちを無慈悲にいたぶって殺害していった様子が伝わる。 いうまでもなく、ルクソール事件は、9・11テロよりも、イラク戦争よりも、自衛隊派遣よりも、「イスラーム国」への対峙よりも、前のである。とっくの昔に日人はジハード主義のテロの対象になっていた。 当時、

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    Baatarism 2016/07/05
    池内恵さんの記事。
  • 杉並保育園反対派からメッセージが来たので、反論します

    「「行政vs住民」ではなく、対話しながら解決策を探っていこうぜ」とポジティブな提案をした僕のもとに、反対派の方から以下のようなメッセージが送られてきました。 —- 駒崎さん 東原公園を保育施設に転用を反対する久我山の住民です。 私たちの真意はこの記事の中にあります。 http://bylines.news.yahoo.co.jp/sakaiosamu/20160606-00058501/ 私はフローレンスさんには大変お世話になり、感謝し、 そして駒崎さんをとても尊敬しています。 駒崎さんほど影響力のある方が、「なんて勝手な住人だ!」… と無責任な記事をかかれていることにとても残念に思います。 — どこを読むとそう読めるのかとんと理解できませんが、それでもちゃんと耳を傾けようと思い、境治さんの「杉並区の保育園問題。公園転用への反対は住民のエゴではない。」 という記事を読んでみました。 そうし

    杉並保育園反対派からメッセージが来たので、反論します
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    Baatarism 2016/06/08