ブックマーク / eetimes.itmedia.co.jp (22)

  • 東京大学ら、「ワイル磁性体」を初めて発見

    東京大学物性研究所の黒田健太助教らによる研究グループは、反強磁性体マンガン化合物の内部で、「磁気ワイル粒子」を世界で初めて発見した。 外部磁場による制御で磁気ワイル粒子を自在に操作 東京大学物性研究所の黒田健太助教や冨田崇弘研究員、近藤猛准教授、中辻知教授を中心とする研究グループは2017年9月、理化学研究所創発物性科学研究センターの有田亮太郎チームリーダーらの協力を得て、反強磁性体マンガン化合物(Mn3Sn)内部で、「磁気ワイル粒子」を世界で初めて発見したと発表した。これにより、Mn3Snがワイル粒子と磁性を併せ持つ「ワイル磁性体」であることが初めて実証された。 ワイル粒子は質量がゼロの粒子である。2015年に固体の非磁性体物質であるヒ素化タンタル(TaAs)の中で、その存在が発見されたという。今回発見したワイル粒子は、これまでとは発現機構が全く異なるもので、物質の磁性によって創出される

    東京大学ら、「ワイル磁性体」を初めて発見
    Baatarism
    Baatarism 2018/02/17
  • 究極の大規模汎用量子コンピュータ実現法を発明

    1つの量子テレポーテション回路を繰り返し利用 東京大学工学系研究科教授の古澤明氏と同助教の武田俊太郎氏は2017年9月22日、大規模な汎用量子コンピュータを実現する方法として、1つの量子テレポーテーション回路を無制限に繰り返し利用するループ構造の光回路を用いる方式を発明したと発表した。これまで量子コンピュータの大規模化には多くの技術課題があったが、発明した方式は、量子計算の基単位である量子テレポーテーション回路を1つしか使用しない最小規模の回路構成であり、「究極の大規模量子コンピュータ実現法」(古澤氏)とする。 今回発明した光量子コンピュータ方式。一列に連なった多数の光パルスが1ブロックの量子テレポーテーション回路を何度もループする構造となっている。ループ内で光パルスを周回させておき、1個の量子テレポーテーション回路の機能を切り替えながら繰り返し用いることで計算が実行できる 出典:東京大

    究極の大規模汎用量子コンピュータ実現法を発明
    Baatarism
    Baatarism 2017/09/22
  • 沈黙する人工知能 ~なぜAIは米大統領選の予測に使われなかったのか

    沈黙する人工知能 ~なぜAIは米大統領選の予測に使われなかったのか:Over the AI ――AIの向こう側に(5)(1/9 ページ) 世界中が固唾をのんで、その行方を見守った、2016年11月8日の米国大統領選挙。私は、大統領選の予測こそ、人工知能AI)を使い倒し、その性能をアピールする絶好の機会だとみていたのですが、果たしてAIを手掛けるメーカーや研究所は沈黙を決め込んだままでした。なぜか――。クリントンvsトランプの大統領選の投票を1兆回、シミュレーションしてみた結果、その答えが見えてきました。 今、ちまたをにぎわせているAI人工知能)。しかしAIは、特に新しい話題ではなく、何十年も前から隆盛と衰退を繰り返してきたテーマなのです。にもかかわらず、その実態は曖昧なまま……。連載では、AIの栄枯盛衰を見てきた著者が、AIについてたっぷりと検証していきます。果たして”AIの彼方(か

    Baatarism
    Baatarism 2016/12/19
    選挙人制度というのは、そこまで偏りを拡大するのか。
  • Android OSの断片化が進む中国スマホ、セキュリティの課題が浮き彫りに

    Android OSの断片化が進む中国スマホ、セキュリティの課題が浮き彫りに:ビジネスニュース 業界動向(1/3 ページ) Android OSの「断片化」が進む中国。個人のモバイル機器を社内に持ち込んで仕事をするBYOD(Bring Your Own Device)が盛んになっている今、セキュリティへの懸念も高まっている。 エレクトロニクス業界は、Android端末の「断片化」が進んでいることを認識している。しかし、中国国内で急激に拡大している、Android OSの「断片化(バージョンの乱立)」についてはどうだろうか。 これは、見方によっては、中国のスマートフォンメーカーは、Androidの端末を独自に作り込む能力があることを示しているのかもしれない。オープンソースのAndroid OSを独自に進化させようと、積極的に取り組んできた成果だといえる。一方で、セキュリティ分野の専門家は、企

    Android OSの断片化が進む中国スマホ、セキュリティの課題が浮き彫りに
    Baatarism
    Baatarism 2015/04/05
  • ダイヤよりも硬く、羽毛よりも軽く――炭素が開く新材料

    炭素は新材料の宝庫だ。フラーレンやグラフェン、カーボンナノチューブが新しいエレクトロニクスを支える素材として活躍している。だが、炭素の可能性はまだまだ尽きない。ダイヤモンドよりも硬い素材、羽毛よりも軽い素材……。2012年春以降に発見された新材料を紹介する。 炭素は「炭」素という名称のためか、地味な材料として捉えられてきた。黒鉛(グラファイト)が工業上は最も重要で、ダイヤモンドや無定形炭素も広く使われているものの、新材料という扱いは受けていなかった*1)。 *1) これらの物質が研究開発の対象となっていないという意味ではない。例えば、無定形炭素は微細な黒鉛の結晶が無秩序につながったものであり、特に品質を制御したカーボンブラックは導電性付与剤として電池の性能や品質を高めるために必要不可欠な材料である。 このような状況が変わったのは1980年代以降である。1985年のフラーレン(C60)の発見

    Baatarism
    Baatarism 2012/09/01
  • ―実践編(準備号)― 英語に愛されないことは私たちの責任ではない

    ―実践編(準備号)― 英語に愛されないことは私たちの責任ではない:「英語に愛されないエンジニア」のための新行動論(4)(1/5 ページ) 「英会話は度胸」なんて言葉が氾濫しておりますが、英語が度胸でしか成立しないものであるなら、一体、私たちは青春時代の膨大な時間を費やして、何を学ばされてきたのでしょうか。 われわれエンジニアは、エンジニアである以上、どのような形であれ、いずれ国外に追い出される……。いかに立ち向かうか?→「『英語に愛されないエンジニア』」のための新行動論」 連載一覧 こんにちは。江端智一です。今回は「英語に愛されないエンジニア」である私たちが、海外仕事を行うに際して、英語に愛されないエンジニアとなってしまった原因を明確にして、皆さんと一緒に英語に対するマインドセット、いえ、マインド「リセット」をしていきたいと思います。 この連載を読んでいただいている多くの皆さんが「英語

    ―実践編(準備号)― 英語に愛されないことは私たちの責任ではない
    Baatarism
    Baatarism 2012/07/11
  • エンジニアが英語を放棄できない「重大で深刻な事情」

    エンジニア英語を放棄できない「重大で深刻な事情」:「英語に愛されないエンジニア」のための新行動論(3)(1/6 ページ) 今回は、皆さんの英語に対する漠然とした見えない不安や、将来、海外に放り出される可能性を、「目に見える不安」、すなわち「数値(確率)」として、きっちり提示したいと思います。私たちエンジニアの逃げ道が全てふさがれていることは明らかです。腹をくくって「英語に愛されないエンジニア」として、海外で戦う覚悟を決めましょう。 われわれエンジニアは、エンジニアである以上、どのような形であれ、いずれ国外に追い出される……。いかに立ち向かうか?→「『英語に愛されないエンジニア』」のための新行動論」 連載一覧 第1回と第2回に分けて、私の実体験を例に、「英語に愛されない者は何をしても愛されない」という連載の出発点を説明しました。今こそ私たちは、英語への片思いを断ち切り、私たちの分である

    エンジニアが英語を放棄できない「重大で深刻な事情」
    Baatarism
    Baatarism 2012/07/11
  • 塗るだけで発電する「ペンキ」の実現か

    環境中から取り出せる微量のエネルギーを電力に変える環境発電技術。この環境発電技術が大きく前進しそうだ。NECと東北大学は液体材料を塗りつけて薄い膜を作り、微弱な温度差で発電することに成功した。大面積化に向き、曲面にも対応できる。開発品で利用したスピンゼーベック効果について併せて解説する。 温度差を電流に変えるゼーベック効果*1)、電流で温度差を作り出すペルチェ効果は、小規模ではあるものの、現在さまざまな用途で使われている。ゼーベック効果は、熱機関の外側に素子を張り付けて発電するいわゆるエネルギーハーベスティング(環境発電)に役立ち、ペルチェ効果は可動部のない小型の冷却装置、例えばCPUのクーラーやワイン専用冷蔵庫などで使われている。 *1) ゼーベック(Thomas Johann Seebeck)は、ドイツの物理学者、化学者、医師。1821年にビスマス線と銅線で作った「回路」の一端を加熱す

    Baatarism
    Baatarism 2012/06/28
  • 英語に愛されない者は何をしても愛されない、という出発点

    英語に愛されない者は何をしても愛されない、という出発点:「英語に愛されないエンジニア」のための新行動論(2)(1/2 ページ) 「恋愛」が相互の想いでしか成立しないように、「英語」もまた「英語」に愛してもらわなければならず、そして、いかに残酷な結論であろうとも ――「英語」に愛されない者は、何をしても愛されない。どうでしょうか皆さん。何もかもリセットして、まずここからもう一度やり直してみませんか。 われわれエンジニアは、エンジニアである以上、どのような形であれ、いずれ国外に追い出される……。いかに立ち向かうか?→「『英語に愛されないエンジニア』」のための新行動論」 連載一覧 番外編「Twitter大嫌いな研究員が、覚悟を決めた日」も同時公開しました。こちらもどうぞ。 日人である皆さんの多くは、多分、英語を「愛したい」か、少なくとも「一度は愛そうとした」という方だと思います。「愛している」

    英語に愛されない者は何をしても愛されない、という出発点
    Baatarism
    Baatarism 2012/05/10
  • 「海外で仕事をしたい」なんて一言も言っていない!

    海外仕事をしたい」なんて一言も言っていない!:「英語に愛されないエンジニア」のための新行動論(1)(1/3 ページ) われわれエンジニアは、エンジニアである以上、どのような形であれ、いずれ国外に追い出される……。いかに立ち向かうべきか!?→「『英語に愛されないエンジニア』」のための新行動論」 連載一覧 中学から高校、大学、そして社会人になっても、今なお、私たちは、「必死に勉強すれば、なんだってできるのだ。英語だって例外じゃない」と言われ続けています。確かに、日々の激務の中から時間を捻出して、英語を身につけた方はいらっしゃいます。現実に、私はそのような人に出会ったことがあります。そして、数多くの成功体験談が、インターネットに溢れ、書店に書籍として詰み上げられています。 しかし、そのような成功体験をしている人は驚くほど少ないように思います。私が出会った人の中でも数えるほどしかいません。その

    「海外で仕事をしたい」なんて一言も言っていない!
    Baatarism
    Baatarism 2012/05/10
    私も英語に愛されなかった人間です。w
  • エンジニアは好きなことだけやってる? そんなのウソです

    エンジニアは好きなことだけやってる? そんなのウソです:“異色のエンジニア” 竹内 健氏 ロングインタビュー(2)(1/3 ページ) エレクトロニクスエンジニアの雇用基盤が揺らいでいる。国内企業は人員削減や賃金カット、工場閉鎖、事業売却などのリストラを加速。たとえ大企業でも、以前のように安定した雇用を期待しにくい時代だ。竹内氏は、大企業の人事制度の限界を指摘しつつも、「エンジニアがスキルアップする場としてはメリットがある」と語る。 “異色のエンジニア” 竹内 健氏 ロングインタビュー(1)の続き 日でエレクトロニクスエンジニアの雇用基盤が揺らいでいる。電機/半導体各社は業績悪化が深刻化し、経営再建に向けて人員削減や賃金カットを含むリストラを加速している。工場閉鎖や事業売却も相次ぐ。エンジニア個々人にとってみれば、たとえ大企業やそのグループ企業に所属していたとしても、かつてのように長期にわ

    エンジニアは好きなことだけやってる? そんなのウソです
    Baatarism
    Baatarism 2012/05/08
  • マーケティングを人任せにするな

    1990年代前半から東芝でフラッシュメモリの開発を担当し、主力事業に成長させる技術を確立した竹内氏。その後米国でMBAを取得した、日では異色といえるエンジニアだ。帰国後も同事業に携わり、世界のライバルと渡り合うも、事業の絶頂期に退社し、大学に転じた。同氏の目に今、日の電機/半導体はどう映るのか。 →“異色のエンジニア” 竹内 健氏 ロングインタビュー(2)「エンジニアは好きなことだけやってる? そんなのウソです」へ続く 1990年代前半から東芝で当時「お荷物」事業だったフラッシュメモリの開発に携わり、多値セル技術を確立するなど、事業の成功に大きく貢献した竹内氏。同社在籍中に、技術だけの世界にいることを窮屈に感じ、「技術プラス経営の二刀流でいこう」と考え、米国に留学してMBAを取得した。日エンジニアとしては異色の人物である。帰国後も同事業で主導的な役割を果たし、技術とビジネスの両面で

    マーケティングを人任せにするな
    Baatarism
    Baatarism 2012/05/08
  • 業界初のMRAM搭載SSD、バッファローが産業向けに製品化

    バッファローメモリは、MRAM(磁気抵抗変化メモリ)をキャッシュメモリに使ったSSDを初めて製品化した。電源遮断に対する耐性が高いことや、起動スピードを高速化できることなどが特徴だ。 バッファローメモリは、MRAM(磁気抵抗変化メモリ)をキャッシュメモリとして使った産業分野向けSSDを開発し、特定顧客を対象にしたサンプル提供を開始した。「MRAMを搭載したSSDの製品化は業界初」(同社)という。4Gバイトと8Gバイトの品種があり、サンプル価格は4Gバイト品が8万円程度、8Gバイト品が10万円程度。2012年7月上旬に量産を始める予定である。 電源遮断への耐性が向上 一般的なSSDには、キャッシュとして揮発性のメモリであるDRAMが使われている。これに比べて、高速アクセス特性と不揮発性を兼ね備えたMRAMをキャッシュメモリに使うことで、主に3つのメリットが得られるという。 まず1つ目は、電源

    業界初のMRAM搭載SSD、バッファローが産業向けに製品化
    Baatarism
    Baatarism 2012/05/08
  • サーバからファンを外すとよく冷える、富士通が消費電力40%低減に成功

    サーバからファンを外すとよく冷える、富士通が消費電力40%低減に成功:エネルギー技術(1/3 ページ) 大型の機器を効率良く冷却するにはどうすればよいのか。これは組み込み機器、産業機器、IT機器などさまざまな分野にまたがる重要な課題だ。富士通は約100台のサーバを格納したコンテナデータセンターで、新しい「解」を探り当てた。 IT分野ではデータセンターに対する需要が高まり続けている*1)。さまざまな機器がITを使って結び付き始めており、処理対象となるデータの量が増えていることが原因だ。例えば、自動車であれば車載センサーが取得したデータをデータセンターに集め、解析後にカーナビなどにリアルタイムに戻すといった使われ方が始まっている。そのデータセンターにはさまざまな規模のものがある。特にコンテナデータセンターのニーズが高まっている。設備の増設や移動がたやすい他、大型のデータセンターと比較して設置に

    Baatarism
    Baatarism 2012/04/17
    何という逆転の発想w
  • 「超」高速無線LANがやってくる、IEEE802.11ac/adが変えるモバイルの世界(技術編)

    「超」高速無線LANがやってくる、IEEE802.11ac/adが変えるモバイルの世界(技術編):無線通信技術 Wi-Fi(1/4 ページ) 2012年以降に実用化されるデータ伝送速度が1Gビット/秒超の高速無線LAN。既存のIEEE 802.11nに比べて大幅な高速化が図られている。そこにはどのような技術が採用されているのか? 「IEEE 802.11ac」と「IEEE 802.11ad」の高速化を支える技術的な側面に焦点を絞って解説しよう。 「超」高速無線LANがやってくる、IEEE802.11ac/adが変えるモバイルの世界(動向編)の続き。 無線通信技術の「進化」と「革新」 動向編では市場動向や業界団体の取り組みを取り上げたが、今回はIEEE 802.11acとIEEE 802.11adの高速化を支えた、技術的な側面に焦点を絞って解説しよう。IEEE 802.11acやIEEE 8

    「超」高速無線LANがやってくる、IEEE802.11ac/adが変えるモバイルの世界(技術編)
    Baatarism
    Baatarism 2012/03/19
  • 「超」高速無線LANがやってくる、IEEE802.11ac/adが変えるモバイルの世界(動向編)

    「超」高速無線LANがやってくる、IEEE802.11ac/adが変えるモバイルの世界(動向編):無線通信技術 Wi-Fi(1/4 ページ) 201X年の近未来、モバイル機器はもっと自由になる。写真や映像といったさまざまな大容量コンテンツを、「意識」しないほどスムーズにやりとりできる時代へ。モバイル機器の無線通信技術が今大きく変わろうとしている。スマートフォンやタブレットPCといったモバイル機器の使い勝手を大きく高める、新たな無線通信技術の最新動向をまとめた。 重い、遅い、つながりにくい―。スマートフォンやタブレットPCといったモバイル機器が身近になり、さまざまなインターネットサービスやアプリケーションを使えば使うほど、「データを移動している」ということを意識する機会が増えてしまう。高画質な写真をSNSに投稿したい、ハイビジョンの映画を大画面のデジタルテレビで視聴したい、スマートフォンのコ

    「超」高速無線LANがやってくる、IEEE802.11ac/adが変えるモバイルの世界(動向編)
    Baatarism
    Baatarism 2012/03/19
  • 荒波に向かう日の丸半導体、ルネサス・富士通・パナソニックが事業統合か

    経済新聞は2月8日、ルネサス エレクトロニクスと富士通パナソニックの3社がシステムLSI事業を統合する方向で協議を始めたと報じた。成功のシナリオは書けるのか。3社の思惑は。米国のEE Timesで編集長を務める筆者はこう見ている。 日経済新聞が2012年2月8日付朝刊で報じたところによると、ルネサス エレクトロニクスと富士通パナソニックの3社は、システムLSI事業を統合する方向で協議を始めた。各社でシステムLSIの設計・開発を手掛ける部門を切り出して統合新会社を立ち上げ、そこに官民ファンドの産業革新機構が数百億円を出資するという。製造部門は新会社とは分離し、産業革新機構と米国の半導体ファウンドリ専業GLOBALFOUNDRIESが日に設立する新会社に移管する計画である。ただし、日経済新聞のこの記事は、この統合に関わるとされる企業の談話が一切盛り込まれておらず、統合の枠組みを報

    荒波に向かう日の丸半導体、ルネサス・富士通・パナソニックが事業統合か
    Baatarism
    Baatarism 2012/02/13
  • 12個の原子で磁気メモリを構成、HDDの記録密度が100倍に高まる可能性も

    IBMの基礎研究所であるIBM Researchの研究グループは、わずか12個の磁性原子に1ビットの情報を記録できる技術を開発した。現在のハードディスク装置(HDD)では1ビットの記録に約100万個の原子を必要とする計算になり、同研究グループの成果はその所要数を飛躍的に削減したことになる。2012年1月12日(米国時間)にIBMが発表した。 半導体の世界ではこれまで、シリコン材料を利用したトランジスタの微細化を進めることで、コストの削減や集積密度の向上、効率の改善などを達成してきた。しかしそのような微細化は物理的な限界が見え始めており、従来のアプローチで微細化を継続していくことはやがて不可能になるだろう。コンピューティング技術の革新を今まで通りのスピードで進めていくには、従来とは別のアプローチが求められる。 そこでIBM Researchの研究チームは、データ保存の最小単位である原子に着目

    12個の原子で磁気メモリを構成、HDDの記録密度が100倍に高まる可能性も
    Baatarism
    Baatarism 2012/02/07
  • 電源としても機能する“賢い布地”実現へ、米国で研究が進む

    さまざまな情報をセンサーで取得し、そのデータを記録して、外部に通信する。そうした“賢い”機能を衣服に統合する取り組みが注目を集めている。ただしそれらの機能を実現する電子回路には、電源が不可欠だ。ならば、布地に電源の機能を持たせられないか――。そんな研究が米国で進んでいる。 センシングやデータストレージ、通信などの機能を組み込んだ“賢い布地”。欧米ではスマートファブリックやスマートテキスタイルなどと呼ばれ、ヘルスケアから軍事、宇宙探索に至るまで、さまざまな応用分野での活用を視野に入れて研究が進んでいる。ただ、これらの賢い機能を実現する電子回路には、電源が不可欠だ。スマートファブリックを衣服に適用するには、その電源の確保が課題になる。旧来の電池は、身に着けるには大き過ぎるからだ。従って、衣服に組み込んだり融合させたりできるような電源の登場が強く望まれている。 こうした背景から、米国のフィラデル

    電源としても機能する“賢い布地”実現へ、米国で研究が進む
    Baatarism
    Baatarism 2011/11/10
  • 「無線LAN普及の父でもあった」、Steve Jobs氏の隠れた功績

    「無線LAN普及の父でもあった」、Steve Jobs氏の隠れた功績:ビジネスニュース オピニオン コミュニケーションのあり方を大きく変えたSteve Jobs氏。彼はまた、当時は誰も見向きもしなかった無線LANに目を付け、その普及に多大なる貢献をした人物でもある。 Steve Jobs氏が2011年10月5日に亡くなって以来、多くの人々が彼の構想やリーダーシップを賞賛している。Jobs氏は、PCやパーソナルメディアの利用の仕方やコミュニケーションのあり方を大きく変えた。そして誰もが、彼の生み出した「iBook」や「iPhone」、「iPod」、「iPad」などの製品を知っている。 一方で、Jobs氏が無線LAN(Wi-Fi)の普及に多大な貢献をしたことは、意外にもあまり知られてはいない。 彼がいなければ、私たちは今もまだノートPCにイーサネットのプラグを差し込んでいたかもしれない。彼の意

    「無線LAN普及の父でもあった」、Steve Jobs氏の隠れた功績
    Baatarism
    Baatarism 2011/10/17