東京電力の廣瀬社長は、柏崎刈羽原子力発電所の運転再開に向けて地元の新潟県の泉田知事らへの説明を終えたあと、資源エネルギー庁を訪れ、5日の会談内容について報告しました。 東京電力の廣瀬社長は、午後8時過ぎに資源エネルギー庁を訪れ、上田長官と会談しました。 廣瀬社長は、5日新潟県を訪れ、来週8日の国の新しい規制基準の施行後、柏崎刈羽原発の運転再開に向け、できるだけ速やかに安全審査を国に申請する方針を説明しましたが、泉田知事からは地元が了解する前に申請することは認められないと伝えられ、会談は物別れに終わりました。 廣瀬社長がこうした内容を報告したのに対し、上田長官は「設備の安全性を高めて新基準に適合するかどうかを確認することも大事だが、地元の理解も非常に重要なことで十分に説明してもらいたい」と述べたということです。 会談のあと廣瀬社長は記者団に対して「今月8日に安全審査を申請するのは非常に厳しい