旅の楽しみのひとつとして親しまれてきた駅弁。各地の名産や郷土料理を詰め込んだ一品が多く、移動時間を特別なひとときに変えてくれる存在です。 【画像】群馬県の“60年愛される駅弁” 本記事では、1958年に横川駅で販売が始まったロングセラー駅弁「峠の釜めし」を紹介します。 ●「峠の釜めし」とは 「峠の釜めし」は、荻野屋が手がける駅弁で、1958年に信越線・横川駅で販売を開始しました。以来、長年にわたり多くの旅人に親しまれ、発売数は約1億7000万個にのぼるとされています。魅力は釜の器にあります。もともと陶器の容器は、長い列車旅で「温かい弁当を食べたい」という要望から採用されたのだとか。食べ終えた後も器が手元に残り、思い出と実用品が同居する点は、駅弁としての特別感を強めていますよね。 素材には、厳選したコシヒカリを用い、利尻昆布と秘伝のだしでたき上げるごはんを土台に、鶏肉、しいたけ、たけのこ、ご

