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法に関するBasilio_IIのブックマーク (101)

  • 憲法学の散歩道第41回 グローバル立憲主義の可能性

    グローバル立憲主義がトレンディである*1。地球全体を立憲主義の諸原則によって規律される世界として捉えるべきだ、あるいはそうした世界の実現を目指すべきだとする議論である。 気候変動、テロリズム、疫病の蔓延、大量の難民・移民等の問題は、各国の国境を超える広がりを見せており、超国家的な解決を必要とする。そうした解決を与える機構は、立憲主義の諸原則に沿って組織され、運営されるべきだというわけである。 そこで言われる立憲主義の諸原則とは、法の支配、権力の分立・均衡、人権の保障、人民の憲法制定権力であり、古典的な立憲主義、つまり近代立憲主義と変わらない。一国単位の近代立憲主義を国際社会へと外挿し、立憲主義の諸原則によって規律される世界の構築を目指す議論、それがクローバル立憲主義である。一見したところ、素晴らしい話のように見える。 * とはいえ、グローバル立憲主義という概念には、相当の違和感があると言わ

    憲法学の散歩道第41回 グローバル立憲主義の可能性
  • 法+女性=変革! 『レイディ・ジャスティス』の舞台裏第4回 指名承認公聴会とは

    ダリア・リスウィック 著、秋元由紀 訳『レイディ・ジャスティス――自由と平等のために闘うアメリカの女性法律家たち』が2024年8月1日に刊行されました。トランプ政権時代の暴政に抗して立ち上がった女性ローヤーたちの活躍を描く、感動のノンフィクションです。刊行を記念して、書の訳者で米国弁護士資格をお持ちの秋元由紀さんに、書の舞台裏を明かしていただきます。アメリカにおける弁護士の社会的地位、アメリカ司法の特徴や論争が続いている判例の解説、著者や登場人物たちの紹介など、訳書をより深く理解するためのトピックを集めました。【編集部】 第4回 指名承認公聴会とは イェイツはまた、自分の指名承認公聴会で、もしも大統領に違法または違憲であることをするよう求められたらどうするかと上院議員たちに問われたことを思い出した。イェイツ*1の答えは、断る、だった。(第2章 最初のノー) カヴァノー*2がバインダーを

    法+女性=変革! 『レイディ・ジャスティス』の舞台裏第4回 指名承認公聴会とは
  • 国立情報学研究所(NII)、「日本の判例HTMLデータ」の提供を開始

    2024年8月20日、国立情報学研究所(NII)が、情報学研究データリポジトリ(IDR)で、「研究者等提供データセット」として「日の判例HTMLデータ」の提供を開始しました。 データセットは、最高裁判所が公開している判例集のPDFデータをテキスト化(HTMLデータ化)したものです。IDRのウェブサイトからオンライン申請で入手可能で、提供は無償、利用は学術研究目的に限るとしています。 「日の判例HTMLデータ」提供開始のお知らせ(NII, 2024/8/20) https://www.nii.ac.jp/news/2024/0820-1.htmlの判例HTMLデータ(NII) https://www.nii.ac.jp/dsc/idr/rdata/HANREI/

    国立情報学研究所(NII)、「日本の判例HTMLデータ」の提供を開始
  • 法務省、「民事判決情報データベース化検討会報告書」を公開

    2024年7月29日付けで、「民事判決情報データベース化検討会報告書」が法務省のウェブサイト上で公開されています。 法務省の民事判決情報データベース化検討会では、民事訴訟手続のデジタル化を見据え、デジタル社会にふさわしい民事裁判情報の提供の在り方・制度化に向けた諸課題を検討してきました。 報告書では、民事裁判情報提供の現状と課題、その解決策や、各地の裁判所で言い渡される民事判決を集約し、包括的に仮名処理等の加工を行った上で提供する、基幹となるデータベース(基幹データベース)の制度設計の在り方などについてまとめられています。 民事判決情報データベース化検討会(法務省) https://www.moj.go.jp/shingi1/shingi09900001_00004.html 民事判決情報データベース化検討会報告書の概要 [PDF:1ページ] https://www.moj.go.jp/c

    法務省、「民事判決情報データベース化検討会報告書」を公開
  • 欧州連合(EU)、AIに関する世界初の包括的な法的枠組みを定める法律が発効

    2024年8月1日、AIに関する世界初の包括的な法的枠組みを定める法律(いわゆるAI法、AI規制法等)が欧州で発効しました。 欧州委員会(European Commission)のプレスリリースによると、同法はEUで開発及び使用されるAIが信頼できるものであり、人々の基的権利を保護するための安全策が講じられていることを保証することを目的としています。また、EUでAIに関する調和のとれた域内市場を確立し、技術の導入を促進し、イノベーションと投資を支援する環境を作り出すことを目的としています。 AIシステムについては四つのリスクレベルが設けられており、社会に危害を及ぼすリスクが高いほど規制も厳しくなります。 同法の大部分(例外あり)は、2026年8月2日から適用が開始されます。 European Artificial Intelligence Act comes into force (Eu

    欧州連合(EU)、AIに関する世界初の包括的な法的枠組みを定める法律が発効
  • 法+女性=変革! 『レイディ・ジャスティス』の舞台裏第3回 司法女子パワーのポッドキャスト

    ダリア・リスウィック 著、秋元由紀 訳『レイディ・ジャスティス――自由と平等のために闘うアメリカの女性法律家たち』が2024年8月1日に刊行されます。トランプ政権時代の暴政に抗して立ち上がった女性ローヤーたちの活躍を描く、感動のノンフィクションです。刊行を記念して、書の訳者で米国弁護士資格をお持ちの秋元由紀さんに、書の舞台裏を明かしていただきます。アメリカにおける弁護士の社会的地位、アメリカ司法の特徴や論争が続いている判例の解説、著者や登場人物たちの紹介など、訳書をより深く理解するためのトピックを集めました。【編集部】 第3回 司法女子パワーのポッドキャスト 書『レイディ・ジャスティス』の著者ダリア・リスウィックは弁護士資格を持つジャーナリストである。「訳者あとがき」にも書いたとおり、リスウィックはスタンフォード・ロースクール修了後、連邦の控訴裁判所で裁判官の調査官を務めた。その後は

    法+女性=変革! 『レイディ・ジャスティス』の舞台裏第3回 司法女子パワーのポッドキャスト
  • 憲法学の散歩道第40回 エウチュプロン──敬虔について

    プラトンの対話篇の一つに「エウチュプロン」がある*1。さほど有名な対話篇とは言えないであろう。登場人物はソクラテスとエウチュプロンの二人だけ、エウチュプロンは若い預言者である。扱われているテーマは、敬虔(eusebeia; piety)とは何かであるが、確たる結論にいたることもなく、二人の対話は唐突に終わる。 対話の表面的な流れは、次の通りである。 ソクラテスは、バシレウス(basileus)の役所の前でエウチュプロンと出会う(2a)。バシレウスは祭祀を司るほか、不敬神に関する公訴と殺人に関する私訴を管轄していた*2。ソクラテスはアテナイの父祖伝来の神々を否定して新しい神を導入し、若者たちを堕落させた罪でメレトスに訴えられたため、予備審問のためにバシレウスの役所に出頭するところである*3。 他方、エウチュプロンは、自分の父親を殺人罪で訴えるためにやってきた(4a)。父親は、自家の奴隷を殺し

    憲法学の散歩道第40回 エウチュプロン──敬虔について
  • 法+女性=変革! 『レイディ・ジャスティス』の舞台裏第2回 憧れのローヤーたち

    ダリア・リスウィック 著、秋元由紀 訳『レイディ・ジャスティス――自由と平等のために闘うアメリカの女性法律家たち』が2024年8月1日に刊行されます。トランプ政権時代の暴政に抗して立ち上がった女性ローヤーたちの活躍を描く、感動のノンフィクションです。刊行を記念して、書の訳者で米国弁護士資格をお持ちの秋元由紀さんに、書の舞台裏を明かしていただきます。アメリカにおける弁護士の社会的地位、アメリカ司法の特徴や論争が続いている判例の解説、著者や登場人物たちの紹介など、訳書をより深く理解するためのトピックを集めました。【編集部】 第2回 憧れのローヤーたち アメリカのロースクールに行くことに決めた時点では、ロースクールを出て弁護士資格を取得してから何をするのかは漠然としか考えていなかった。人権や環境の問題に取り組む国際機関で働きたいとは思っていたけれど、当時はインターネットが今のように発達してい

    法+女性=変革! 『レイディ・ジャスティス』の舞台裏第2回 憧れのローヤーたち
  • 法+女性=変革! 『レイディ・ジャスティス』の舞台裏第1回 アメリカの弁護士たちは「海の底」?

    ダリア・リスウィック 著、秋元由紀 訳『レイディ・ジャスティス――自由と平等のために闘うアメリカの女性法律家たち』が2024年8月1日に刊行されます。トランプ政権時代の暴政に抗して立ち上がった女性ローヤーたちの活躍を描く、感動のノンフィクションです。刊行を記念して、書の訳者で米国弁護士資格をお持ちの秋元由紀さんに、書の舞台裏を明かしていただきます。アメリカにおける弁護士の社会的地位、アメリカ司法の特徴や論争が続いている判例の解説、著者や登場人物たちの紹介など、訳書をより深く理解するためのトピックを集めました。【編集部】 第1回 アメリカの弁護士たちは「海の底」? 日では、弁護士となれば誰でも「先生」と呼ばれ、弁護士専用のバッジまであったりして、弁護士というものは特別な存在であるという印象をもたせる環境がある。それに比べると、アメリカ合衆国の弁護士の扱いは概して雑である。それには様々な

    法+女性=変革! 『レイディ・ジャスティス』の舞台裏第1回 アメリカの弁護士たちは「海の底」?
  • Kyoto University Research Information Repository: <査読付き論文>ユスタ事件再考

    Basilio_II
    Basilio_II 2024/06/13
    ユスタが自らを生来自由人だとして訴訟を起こしたとする従来説に対し、ユスタが自らを解放奴隷である故元主人の信託遺贈義務者であることを主張したものだと論じている。
  • 中央大学多摩キャンパスの学生研究棟「炎の塔」に「法と正義の資料館」と「大学史資料館」が同時オープン

    2024年4月1日、中央大学多摩キャンパス(東京都八王子市)の学生研究棟「炎の塔」に、「法と正義の資料館」と「大学史資料館」が同時オープンしました。 法と正義の資料館は、基的人権の擁護や正義の実現のために歴史上枢要な役割を果たした法曹その他の偉人の業績を広く顕彰し、教育にも資することを目的とした資料館です。 大学史資料館は、英吉利法律学校に始まる中央大学の歴史や同学関係者の事蹟を通じて同学のアイデンティティを明らかにするための資料館とあります。 誰でも無料で観覧可能です。 オープン時には、それぞれの常設展に加え、法と正義の資料館第1回企画展「医学者証言を覆せ 弁護士松波淳一の闘い」が開催されています。 法と正義の資料館、大学史資料館  2024年4月、多摩キャンパス「炎の塔」2階に2つの資料館が同時開館(中央大学, 2024/4/2) https://www.chuo-u.ac.jp/a

    中央大学多摩キャンパスの学生研究棟「炎の塔」に「法と正義の資料館」と「大学史資料館」が同時オープン
  • 『史料からみる西洋法史』宮坂渉 -書籍紹介-京都の法律文化社-

    史料(現代日語訳)を交えつつ、各時代を画する重要な法制度、思想、学問的潮流等を初学者にわかりやすく解説する。古代、中世、近世、近代の4部構成。各部の最初の2講では通史を、残りの3講ではトピックを取り上げ、西洋法史の「広さ」と「深さ」を示す。

    『史料からみる西洋法史』宮坂渉 -書籍紹介-京都の法律文化社-
  • 憲法学の散歩道第37回 価値なき世界と価値に満ちた世界

    はせべ・やすお  早稲田大学法学学術院教授。1956年、広島生まれ。東京大学法学部卒業、東京大学教授等を経て、2014年より現職。専門は憲法学。主な著作に『権力への懐疑』(日評論社、1991年)、『憲法学のフロンティア 岩波人文書セレクション』(岩波書店、2013年)、『憲法と平和を問いなおす』(ちくま新書、2004年)、『Interactive 憲法』(有斐閣、2006年)、『比較不能な価値の迷路 増補新装版』(東京大学出版会、2018年)、『憲法 第8版』(新世社、2022年)、『憲法学の虫眼鏡』(羽鳥書店、2019年)、『法とは何か 新装版』(河出書房新社、2024年)ほか、共著編著多数。 フィリッパ・フットは、アメリカ合衆国のグラヴァー・クリーヴランド大統領の孫にあたる。オクスフォードのサマヴィル・コレッジを卒業した彼女は、同コレッジで長く哲学を教え、カリフォルニア大学をはじめと

    憲法学の散歩道第37回 価値なき世界と価値に満ちた世界
  • ユダヤ人再入国問題と自然法 Lee, "The Readmission of the Jews" - オシテオサレテ

    Hannah Dongsun Lee, "The Readmission of the Jews and the Power of the Civil Magistrate: Thomas Barlow on the Jews and Natural law, 1655-1656" The Seventeenth Century 38 (2023): 575–596. https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/0268117X.2023.2212666 論文は、1650年代なかばに問題となったユダヤ人再入国問題に対して、Thomas Barlowが提出した主張を、自然法の問題との関係から理解しようとするものである。史料としては、Barlowの死後1692年に出された論考が用いられる(この論考は、1656年以降に執筆されたと推測される)。 中

    ユダヤ人再入国問題と自然法 Lee, "The Readmission of the Jews" - オシテオサレテ
  • 「官報の電子化に関する法律」が成立:ウェブサイト掲載による発行へ

    2023年12月6日、「官報の発行に関する法律案」が参議院会議で可決され、同13日、「官報の電子化に関する法律」が公布されました。 官報は、1883(明治16)年の創刊以来紙媒体で刊行されてきました。今回成立した同法律で、官報の発行はウェブサイトにより行うことが規定され、ウェブサイトに掲載される官報が正となります。同法律は、公布の日から起算して1年6か月を超えない範囲内において政令で定める日から施行されます。 議案情報(参議院) https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/212/meisai/m212080212008.htm 議案審議経過情報(衆議院) https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/keika/1DDA81A.htm 官報の電子化につ

    「官報の電子化に関する法律」が成立:ウェブサイト掲載による発行へ
  • 憲法学の散歩道第36回 刑法230条の2の事実と真実

    はせべ・やすお  早稲田大学法学学術院教授。1956年、広島生まれ。東京大学法学部卒業、東京大学教授等を経て、2014年より現職。専門は憲法学。主な著作に『権力への懐疑』(日評論社、1991年)、『憲法学のフロンティア 岩波人文書セレクション』(岩波書店、2013年)、『憲法と平和を問いなおす』(ちくま新書、2004年)、『Interactive 憲法』(有斐閣、2006年)、『比較不能な価値の迷路 増補新装版』(東京大学出版会、2018年)、『憲法 第8版』(新世社、2022年)、『憲法学の虫眼鏡』(羽鳥書店、2019年)、『法とは何か 新装版』(河出書房新社、2024年)ほか、共著編著多数。 今回はややこしい話なので、短めに済ませることにする。刑法230条には、「公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、3年以下の拘禁刑又は50万円以下の罰金に処する」と

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  • 【憲法学の散歩道/長谷部恭男】第35回 フーゴー・グロティウスの正戦論 - けいそうビブリオフィル

    「憲法学の散歩道」書籍化第2弾『歴史と理性と憲法と』が2023年5月1日に発売となりました。第32回までの連載分に書き下ろし2章分が加わり、長谷部さんならでは散歩道を進むと意外かつ奥深い世界が開けてきます。単行のあとがきはこちらでご覧いただけます[⇒【あとがきたちよみ:『歴史と理性と憲法と』】]。ぜひお立ち寄りくださいませ。 グロティウスは1583年、オランダのデルフトの名家に生まれた。若くして才能を開花させたグロティウスは、11歳でライデン大学に入学し、1598年にはフランスへの外交使節に加わって、オルレアン大学から法学博士号を授与されている。 当時のオランダは、1568年に始まったスペインに対する独立戦争のさなかにあった。スペインとの休戦は1609年に実現したが、独立が正式に承認されたのは1648年のウェストファリア条約でのことである。 1603年、シンガポールでポルトガルの交易船サ

    【憲法学の散歩道/長谷部恭男】第35回 フーゴー・グロティウスの正戦論 - けいそうビブリオフィル
  • ウェブ連載版『最新判例にみるインターネット上の名誉毀損の理論と実務』第44回

    まつお・たかゆき 弁護士(第一東京弁護士会、60期)、ニューヨーク州弁護士、情報セキュリティスペシャリスト。平成18年、東京大学法学部卒業。平成19年、司法研修所修了、桃尾・松尾・難波法律事務所入所(今に至る)。平成25年、ハーバードロースクール卒業(LL.M.)。主な著書に、『最新判例にみるインターネット上の名誉毀損の理論と実務』(平成28年)、『金融機関における個人情報保護の実務』(共編著)(平成28年)、『クラウド情報管理の法律実務』(平成28年)、企業情報管理実務研究会編『Q&A企業の情報管理の実務』(共著)(平成20年)ほか。 最新! 「記者会見による名誉毀損」重要判決を最速で解説します。[編集部] 記者会見による名誉毀損・東京高判令和5年7月13日解説 1 はじめに 東京高判令和5年7月13日(Hプロジェクト名誉毀損事件)は、記者会見における名誉毀損が問題となった重要判決である

    ウェブ連載版『最新判例にみるインターネット上の名誉毀損の理論と実務』第44回
  • 「親指の絵文字は同意」、農家に契約不履行で1100万円の支払い命令 カナダ裁判所

    ニューヨーク(CNN) カナダの農家がテキストメッセージで送られてきた購入契約書の写真に親指を立てる絵文字で返信したものの、作物を納入しなかった問題を巡る裁判で、カナダの裁判所は8日までに、当事者間で意思の合致があったとして、農家に契約不履行で8万2000ドル(約1100万円)の支払いを命じた。 サスカチュワン州の裁判所の文書によると、有限会社サウスウエスト・ターミナル(SWT)の購買担当者は2021年3月、供給業者に対して1ブッシェル17ドルで亜麻の購入を希望する旨を記したテキストメッセージを送信。納入時期については同年10~12月を希望した。 SWTは農家のクリス・アクター氏らと電話で話した後、アクター氏が1ブッシェル17ドルで計86メートルトンの亜麻を売却し、11月に納入するという内容の契約書の草稿を作成した。 SWTの代理人は契約書に署名した上で、「亜麻の契約を確認してください」と

    「親指の絵文字は同意」、農家に契約不履行で1100万円の支払い命令 カナダ裁判所
    Basilio_II
    Basilio_II 2023/07/08
    "一方、アクター氏は「親指を立てる絵文字は単に契約書を受け取ったことを確認したもので、契約条件への同意を確認したわけではない」などと主張した。"
  • ウェブ連載版『最新判例にみるインターネット上の名誉毀損の理論と実務』第43回

    まつお・たかゆき 弁護士(第一東京弁護士会、60期)、ニューヨーク州弁護士、情報セキュリティスペシャリスト。平成18年、東京大学法学部卒業。平成19年、司法研修所修了、桃尾・松尾・難波法律事務所入所(今に至る)。平成25年、ハーバードロースクール卒業(LL.M.)。主な著書に、『最新判例にみるインターネット上の名誉毀損の理論と実務』(平成28年)、『金融機関における個人情報保護の実務』(共編著)(平成28年)、『クラウド情報管理の法律実務』(平成28年)、企業情報管理実務研究会編『Q&A企業の情報管理の実務』(共著)(平成20年)ほか。 ChatGPTの回答が名誉毀損になる場合がある? あるとしたら、どう対応すべき?[編集部] ChatGPTと名誉毀損 はじめに 年に入ってから、ChatGPT(ここでは、GoogleBard、Facebook系OSSのLLaMA、AmazonのTita

    ウェブ連載版『最新判例にみるインターネット上の名誉毀損の理論と実務』第43回
    Basilio_II
    Basilio_II 2023/05/23
    「エンドユーザは社内ルール等のルールを遵守するとともに、hallucination(虚偽)があるというChatGPTの性質を踏まえて、出力内容を鵜呑みにしないようにすべきである。」