JR北海道が2030年度末に予定する北海道新幹線札幌延伸後に、在来線の札幌―旭川間の所要時間を現在より25分短い最速60分、札幌―新千歳空港間は8分短い同25分に高速化する事業構想をまとめたことが28日分かった。実現には線路の改修や最高速度の引き上げが必要となる。2024~26年度の次期中期経営計画と合わせて4月1日に発表する。...
【函館】函館市の大泉潤市長が目指す北海道新幹線の函館駅乗り入れを巡り、同市がコンサルタント会社に委託している検討調査の中間報告の内容が9日、分かった。焦点の整備費や収支予測に関する金額には触れなかった。一方、乗り入れの技術的な課題として、函館駅の改良の必要性などを挙げた。近く公表する。 中間報告では「整備費」「旅客予測」「乗り入れ効果の検証」など6分野で計26の調査項目を挙げ、運行ダイヤの検討をはじめ16項目に着手したと説明。函館駅改良のほか、新幹線車両を在来線に引き込むための整備などが必要とし、運行管理システムの改修も検討課題とした。 こうした費用を含む整備費や乗客数の試算、収支予測は、フル規格の新幹線やミニ新幹線といった乗り入れる車両の条件別に、年度内に示す調査結果に盛り込む。JR北海道や第三セクターといった運行主体別の比較結果や、乗り入れの技術的な可能性の有無も明らかにする方針。..
JR北海道が、無人駅42駅の廃止を検討していることが分かった。全駅(334駅)の約1割に当たる。このうち宗谷線初野(上川管内美深町)など4駅は、来春のダイヤ改正時に廃止するか、地元自治体に管理を移管する方向で調整を進める。JRはこれまで、廃止する駅について「乗車数が1日平均3人以下」と目安を示していたが、経費節減に迫られている上、除雪などの労働力不足が深刻さを増していることから、対象の駅を明確にして自治体との協議を急ぐ。...
函館市の大泉潤市長が、公約としていた北海道新幹線の函館駅乗入れ実現に向けて動き出した。NHKなどの報道によると、5月23日から新たな役職として「新幹線対策担当課長」を設置したという。6月の予算案に調査費を盛り込むため、急いで調査の内容や手法をまとめる必要がある。そのために専任の課長職を作った。 新幹線対策担当課長の業務範囲は意外と広い。しかしワンセットで考えるべき ただし、新幹線対策担当課長は函館本線函館~長万部間の並行在来線分離や、第三セクターである道南いさりび鉄道の業務も担当する。かなり忙しそうだが、新幹線の函館駅乗入れは並行在来線と同時に進めないとコストメリットを生かせない。並行在来線を第三セクター化するにあたり、道南いさりび鉄道と経営を統合するか、あるいは独自の第三セクターを設立するかについても検討する必要がある。新幹線対策担当課長に情報を集約したほうが良い、という考え方だろう。
4月23日に行われた函館市長選挙で、新人候補の大泉潤氏が圧勝した。大泉氏の選挙公約のひとつに「北海道新幹線の函館駅乗入れ」がある。現行の秋田新幹線「こまち」、山形新幹線「つばさ」のように、東京~札幌間の列車の一部を分割し、新函館北斗駅から函館駅まで運行する。あわせて函館~札幌間を乗換えなしで結ぶ。 既存の線路を改良し、北海道新幹線を函館駅に乗り入れる(日本鉄道建設公団OB・吉川太三氏提供) 全国紙や全国ネット放送では、「東京から函館駅に直通、ただしスイッチバック」と紹介していたようだが、これは東京からの見方だろう。函館・札幌ほか道内の市民感覚としては、札幌駅から函館駅まで直通することへの期待が大きい。ゆえにこの構想は函館市民の念願のひとつでもあった。 技術的、資金的に疑問を呈する声もある。しかし、大泉氏は人気取りのために夢を語ったわけではなく、きちんと裏づけがあった。函館駅乗入れの発案者は
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北海道新幹線の並行在来線である函館~小樽間の大部分が廃止される可能性が現実味を帯びてきました。北海道新幹線の並行在来線の維持について、沿線自治体から消極的な声が高まっているためです。 並行在来線対策協議会 北海道新幹線は、新函館北斗~札幌間の延伸工事が進められています。開業時には、並行在来線である函館線・函館~小樽間287.8kmがJR北海道から経営分離される予定で、この区間を鉄道として残すか、バス転換をするかが議論されています。 この問題を話し合うのが、沿線15市町などで構成する「北海道新幹線並行在来線対策協議会」です。協議会は函館~長万部間147.6kmを話し合う「渡島ブロック」と、長万部~小樽間140.2kmを話し合う「後志ブロック」に分けられていて、後志ブロックでは、すでに長万部~小樽間のバス転換を決めています。 函館~長万部間の存廃は未決定で、この問題を話し合う渡島ブロックの会議
JR北海道は23日、2021年に廃止した日高線鵡川―様似間(116・0キロ)と2019年廃止の石勝線夕張支線(新夕張―夕張、16・1キロ)について、跡地の有効活用を協力して進めるスタートアップ(新興...
キハ143形などを置き換えます。 拡大画像 新型車両737系電車(画像:JR北海道)。 JR北海道が翌2023年春、新型車両737系電車を導入します。 運用線区は室蘭本線の苫小牧~室蘭間。順次13編成26両が製造され、老朽化したキハ143形ディーゼルカーなどを置き換える予定です。 737系は通勤形の交流電車でワンマン運転に対応。「通勤形ワンマン電車」は同社初となります。最高速度は120km/h、座席はオールロングシート、最大6両まで併結できます。 外観は、地域の移動手段として通学や通勤で日常的に利用されることを鑑み、優しさが感じられ、親しみやすく明るく若々しい「さくらいろ」をイメージ。前面部は黒色をベースとし、視認性向上を目的にコーポレートカラーのライトグリーンと警戒色の黄色を入れたデザインです。 内装は外観と同様、優しさが感じられるデザインに。乗降ドアは淡いピンク色、座席は北海道内に咲く
本州と北海道を結ぶ「第2青函トンネル」構想が浮上しています。自動車道と貨物鉄道の併用トンネルで、完成すれば本州と北海道を結ぶ交通体系に大変革が起きますが、実現性はあるのでしょうか。 「津軽海峡トンネルプロジェクト」 本州と北海道を結ぶトンネルとして、青函トンネルが開通したのは1988年。鉄道専用で、自動車は走れません。鉄道も北海道新幹線と貨物列車が併用しているため、速度の遅い貨物列車が走ることで、新幹線が速度制限を受けるという問題があります。 第2青函トンネルが実現すれば、これまで走れなかった自家用車や、バス、トラックが津軽海峡を自力で渡ることが可能になるほか、青函トンネルから貨物列車を分離することで、新幹線の速度向上につながります。 第2青函トンネル構想は以前からありますが、現実感のある計画を具体的に示したのが、日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)が2020年11月に公表した「津軽海
JR東日本は現状で最高時速260kmの東北新幹線盛岡―新青森間を、最高時速320kmに、上野―大宮間を時速110kmから130kmに向上させると10月6日に発表した。盛岡―新青森駅は2020年10月から7年程度をかけて工事し、最大5分程度の時間短縮を実現、上野―大宮間は2021年春までに1分程度の短縮を実現するという。現状、東京―新青森間は最速2時間59分なので、2時間53分となる計算だ。 今回の発表では北海道新幹線については触れられていないが、2030年度末開業を予定している、北海道新幹線新函館北斗―札幌間の開業を見据えた工事だろう。 北海道新幹線は「整備新幹線」であり、全国新幹線鉄道整備法により最高速度は時速260kmとされている。整備新幹線区間での最高速度引き上げは、実現すればこれが最初になる。 北海道新幹線も最高速度向上を予定 JR北海道も2019年5月15日のプレスリリース「北海
廃線の危機的状況にある北海道の鉄道ための抜本的改造計画を、道民以外の私が考えます。まず第1回として、宗谷本線の改善を検討していきたいと思います。 笹史(@sasashi1992)です。本日から、新シリーズとして鉄道改造計画として鉄道の路線についての改良を妄想していきたいと思います。とはいえ、いきなり全国の鉄道を網羅するのは気が狂いそうでリニア全通後に成りかねません。なので、まずは手始めに北海道の鉄道に関して改造計画を練りたいと思います。 お品書き 北海道の鉄道は廃線の危機!にある 宗谷本線の現状分析 追記(2018年6月17日):JR北海道の廃止方針 宗谷本線改造計画 1.駅一覧(改良後) 2.ダイヤ案 まとめ 北海道の鉄道は廃線の危機!にある なぜ北海道の鉄道から取り上げるのかとしては、以前書いた で述べたように北海道の鉄道の危機的状況に陥っている状況で北海道の路線網が半減してもおかしく
北海道の全駅制覇にライター・patoが挑戦。廃線・廃駅・運休路線を含めた道内の「駅メモ!」対象駅・559箇所すべてにアクセスします。極寒の大地で過ごした六日間。悪夢のような旅路の果てに見たものとは?(読了目安時間:50分) ※本記事は『駅メモ! – ステーションメモリーズ!-』の提供でお送りいたします。 2018年12月25日 AM 9:00 クリスマス めちゃくちゃ冷たそうな海からみなさんこんにちは。あけましておめでとうございます。2019年もよろしくお願いいたします。 さて、この光景は2018年の年の瀬、それもクリスマスのものですが、入ったら一瞬で体温を奪われそうな極寒の海が見えるかと思います。 ちょっと角度を変えると冷たい海の向こうに氷山のような白い塊が見えるかと思います。はっきり言ってめちゃくちゃ寒いです。人智を超えた寒さとはこのことかと一人で唸っております。 ここがどこかと申しま
JR東日本、JR北海道、JR西日本は6月5日、ネット上で各新幹線の指定席か自由席を予約し、交通系ICカードを自動改札機にタッチして乗車できるサービスを、2019年度末をめどに導入すると発表した。 東北・北海道、上越、北陸、山形、秋田の各新幹線全区間の停車駅で利用できる。駅の窓口や券売機に立ち寄ることなく、チケットレスで乗れるのが特徴だ。 予約サイト「えきねっと」(JR東日本、JR北海道)か「e5489」(JR西日本)で、新幹線の指定席、自由席を予約する際、「Suica」「Kitaca」「ICOCA」など手持ちの交通系ICカードの情報を登録しておく。同じ列車、同じ行程なら、1回の予約で6人までサービスを利用できる。 新サービスの開始日や料金などは、決まり次第発表するとしている。JR東日本のチケットレスサービス「モバイルSuica特急券」は、新サービスの開始に合わせて提供を終了する。 似たサー
JR北海道は、インターネット専用の格安チケット「えきねっとトクだ値」を、道南・道北・オホーツク方面の特急列車にも設定します。最大割引率は55%で、2017年10月1日乗車分から販売開始です。 10月1日乗車分から 「えきねっとトクだ値」はJR東日本・JR北海道のインターネット予約サイト「えきねっと」会員限定の割引きっぷです。乗車券と指定席特急券が一体となった片道タイプの格安チケットで、列車・席数・区間限定で発売されています。 JR北海道エリアでは、すでに札幌から釧路・帯広方面の特急「スーパーおおぞら」「スーパーとかち」に設定されていました。これにくわえて、2017年10月1日乗車分から、札幌から函館方面の特急「スーパー北斗」「北斗」と、旭川方面の特急「ライラック」、網走方面の特急「オホーツク」、旭川から網走方面の特急「大雪」、稚内方面の特急「サロベツ」にも設定されます。 「北斗」「スーパー
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