復興支援チャリティーマッチ 日本代表×Jリーグ選抜 2011年3/29
復興支援チャリティーマッチ 日本代表×Jリーグ選抜 2011年3/29
幼児を救った大型カートで食器などを運ぶ日野ゆり子所長(左)ら=宮城県石巻市長浜町で2011年3月28日午後2時27分、須藤唯哉撮影 宮城県石巻市長浜町の「市立はまなす保育所」では、職員が幼児を大型カート2台に乗せて津波から逃げた。海岸から約50メートル離れた保育所は大津波で壊滅したが、幼児8人と職員17人は無事だった。「幼い子供のよちよち歩きでは津波が到達する前に避難場所に着かない」と用意したカートが小さな命を救った。 地震が発生した11日、保育所では0~6歳の幼児約70人の大半が午後の昼寝の時間だった。強い揺れに襲われると日野ゆり子所長(58)は、布団をかぶって身を守る幼児に「大丈夫だよ」と声をかけ安心させた。 揺れが静まると、十数分の間に保護者が次々と迎えに来たが、1~5歳の8人が残った。町内では大津波警報の発令を知らせる防災無線が鳴り響いていた。日野所長は保育所から約500メートル離
もんじゅは、今、いったいどうなっているのかというお問い合わせをたくさんいただきました。 団藤保晴さんの「高速炉『もんじゅ』に出た生殺し死亡宣告」というタイトルの記事( http://getnews.jp/archives/82554 )を参照された方も多いかもしれません。 このブログは、昨年の10月26日の記事で、当時は、ひょっとするとこういう状況になりかねないということだったかもしれませんが、その後、状況に変化がありました。 平成7年末にナトリウム漏洩の大事故を起こしたもんじゅは、その後15年弱停止していました。平成22年5月6日に試運転を再開しましたが、8月26日に炉内中継装置という直径46cmのパイプ状の装置を原子炉内部に落とすという事故を起こしました。 炉内中継装置をつかむ機能を果たすロッドとパワーシリンダのつなぎ目のねじが緩んだことが原因でした。このパワーシリンダは、平成15年に
市議の「遺言」、非常通路が児童救う 津波被害の小学校2011年3月29日17時6分 印刷 Check 児童らが避難した後、津波で押し寄せたがれきに覆われた越喜来(おきらい)小学校の非常通路(中央)。右の児童たちも、この通路から高台に逃れて助かった=28日、岩手県大船渡市三陸町越喜来、仙波理撮影 平田武さん=親族提供 津波避難用の非常通路が取り付けられていた場所(写真中央)には、流されたがれきが山積みになっていた=岩手県大船渡市三陸町越喜来、其山写す 越喜来小学校の非常通路 岩手県大船渡市の海沿いの小学校に、津波から逃れる時間を短縮する非常通路をつけるよう提案し続けていた市議がいた。昨年12月、念願の通路ができた。市議は東日本大震災の9日前に病気で亡くなったが、津波にのまれた小学校の児童は、通路を通って避難し、助かった。 海から約200メートルのところにある越喜来(おきらい)小学校。3階建て
※本日のレース情報画面において競馬場名が空欄の日は、 その日に開催がないことを意味しています。 ※重賞競走については、出馬表が確定した段階で表示されます。 ※減量騎手の負担重量は、★は4kg、▲は3kg、△及び◇は2kg、☆は1kg (ばんえいは、△は20kg、☆は10kg)を減じたものを表示しています。 ※競走種類は、特は特別、準は準重賞、重は重賞、表示なしは普通競走 を表しています。 ※レース一覧画面においてレース名欄のJ認はJRA認定競走、 J交はJRA条件交流競走、J指はJRA指定競走を表しています。 ※2014年4月以降、「ナ」と表示されるのは、南関東のナイター開催日における 照明点灯時のレースに限られます。 馬場別成績においてナイターとして集計されるのも同様の扱いとなります。 ※海外競馬における成績については、一部に表示されないことがあります。 ※勝馬投票に的中者がいない場合、
整備目的 釜石港は津波の被害を受けやすい三陸海岸にあって古来から数多くの津波に襲われ尊い人命と貴重な財産を奪われてきました。この釜石湾沿岸を津波から恒久的に守るために、昭和53年から津波防止を兼ねた世界最大水深(-63m)の湾口防波堤の建設が進められてきました。 釜石港湾口防波堤は防波堤として初めて本格的な耐震設計を取り入れており、来襲津波に対し港内水位を防潮堤天端(T.P+4.0m)より低い水位に減衰させることで津波を防ぐ仕組みとなっています。 湾口防波堤は、中央部(開口部)の300mを大型船の航路として確保し、その両面に北堤(990m)と南堤(670m)の2本の防波堤をハの字型に配置したもので、大型ケーソンに消波機能を備えた構造(スリットケーソン式混成堤)となっています。 更に開口部300mの航路の下には、湾の遮蔽率を上げ、津波の遡上(そじょう)を抑えるため、海底から水深-19m
原発事故の報道に強烈な居心地の悪さを感じている。その理由を突き詰めていくと、メディアが安易に使う「想定を超えた」という言葉のせいだと思い至る。眼前で今起きている事態は本当に想定外だったのか。 《最大の水位上昇がおこっても敷地の地盤高(海抜6m以上)を越えることはないというが、1605年東海・南海巨大津波地震のような断層運動が併発すれば、それを越える大津波もありうる》 《外部電源が止まり、ディーゼル発電機が動かず、バッテリーも機能しないというような事態がおこりかねない》 《炉心溶融が生ずる恐れは強い。そうなると、さらに水蒸気爆発や水素爆発がおこって格納容器や原子炉建屋が破壊される》 《4基すべてが同時に事故をおこすこともありうるし(中略)、爆発事故が使用済み燃料貯蔵プールに波及すれば、ジルコニウム火災などを通じて放出放射能がいっそう莫大(ばくだい)になるという推測もある》 すべて岩波書店の雑
3月11日に発生した東北関東大震災。以来、あらゆるメディアが震災やそれに伴う原発事故の報道一色となったが、どんなメディアから情報を得ている人が多いのだろうか。 野村総合研究所の調査によると、「震災に関する情報提供で、重視しているメディア・情報源」を聞くと、トップは「テレビ放送(NHK)」で80.5%と断トツ。以下、「テレビ放送(民放)」が56.9%、「インターネットのポータルサイト」が43.2%、「新聞」が36.3%、「インターネットの政府・自治体の情報」が23.1%で続いた。 mixiやTwitter、Facebookなど、近年急速に広まっているソーシャルメディアを重視している人も18.3%と、「ラジオ放送(民放)」(11.8%)や「ラジオ放送(NHK)」(11.4%)を上回った。 ソーシャルメディアの功罪 東北関東大震災に関する情報に接して、メディアや情報発信主体への信頼度の変化(「上
ここでも想定外 被災地医師会 対応マニュアル「何の役にも立たなかった」 宮城県の気仙沼市医師会は昨年10月、近い将来の発生が確実視されていた宮城県沖地震に備え、市と連携した対応マニュアルを策定したばかりだった。今回の震災はその想定をはるかに上回り、「何の役にも立たなかった」(医師会事務局)のが実情だった。 マニュアルでは、震度5以上の地震が発生した場合、医療機関が電話やファクスなどで施設の被害状況や診療が可能かどうかを医師会に知らせる手はずになっていた。 しかし、停電などで通信機能が失われたばかりでなく、医師の多くが避難所暮らしを余儀なくされ、医師会職員が避難所を回り、安否確認をしなければならない状況だった。市災害対策本部に入り、連絡調整に当たるはずだった医師会副会長も被災して動きが取れなかった。 壊滅的被害を受けた南三陸町も医師会の管轄地域だが、町内にいる医師の誰とも連絡が取れず
「避難してきた被災者の車が、いわき市のナンバープレートをつけていたため、近所からクレームがついた」といった話は聞いていた。車についた「放射能」を恐れたのであろう。困ったことであるが、不安に駆られて、そういう行動をとる人がいても仕方のないことだろうと思っていた。しかし、医療機関や避難所といった、公的な性格を持つ施設が、正当な根拠なく被災者を不平等に扱うのは問題である。 ■福島第1原発:放射線検査「義務付け」 偏見で過剰反応 - 毎日jp(毎日新聞) 原発から半径20〜30キロの自主避難促進区域にある福島県南相馬市原町区から福島市に避難してきた会社員、岡村隆之さん(49)は24日、市内の医療機関で8歳の三女の皮膚炎の治療を断られた。理由はスクリーニングの証明書がないこと。市販薬で何とかしのいだが、岡村さんは「ただでさえ不安な避難生活。診察を断られたことが、どれだけショックだったか」と話す。 福
著作権・著作物複製等についてのお願い 小学館の出版物および、小学館関連サイトで提供している画像・文章・漫画・キャラクター等の著作権は、著作権者に帰属します。 著作物は、著作権法や国際条約により、以下のような行為を無断ですることは禁じられています。 ・出版物の装丁・内容・写真等、あるいはサイト上の文章・画像・キャラクター等の全部または一部を複製して掲載すること。 ・出版物やサイト上の著作物を要約して掲載することや、その著作物をもとにした漫画・小説等を翻案作成して掲載・頒布すること。 ・出版物やサイト上の画像・キャラクター等を使用してアイコン・壁紙・コンピュータソフト等を作成し掲載・頒布すること。 ・出版物を、代行業者等の第三者に依頼して電子的複製すること。 著作権者の権利を保護するためにも、このような行為は避けてください。 この件についてのお問い合わせは、法務・契約室 電話03-3230-4
なにやらネットで急に騒ぎになっていた小学館の「画像使用・著作権」についてのページ。 小学館はインターネット及びイントラネット上において、当社の出版物を以下の行為に無断で使用することを禁止しております。 * 出版物の装丁及び見開きなどの画像の全体又は一部を掲載すること。 * 出版物の内容及び目次などの全体又は一部を掲載すること。 * 出版物の要約及び出版物を元に制作した小説などを掲載すること。 * キャラクターの画像及び写真等の全体又は一部を掲載すること。 * キャラクターの自作画(イラスト・パロディなど)を掲載すること。 * 出版物やキャラクター(自作画を含む)をフリーソフトやアイコン、壁紙等に加工して掲載すること。 * 小学館ホームページの内容(画像・データ・ソース)の全体又は一部を転載すること。 以上の行為は営利非営利の目的いかんに関わらず著作権等の権利侵害となります。 守っていただけ
■弊社以外の権利物、キャラクターについて ・VOCALOIDシリーズ 猫村いろは このキャラクターを使った作品を有償配布される場合、VOCALOID製品のイメージキャラクターとしての「猫村いろは」のみ対象です。そのほかの「猫村いろは」は含まれませんのでご注意ください。 ・VOICEROIDシリーズ 鷹の爪 吉田くん この製品は作品を作成された方個人の範囲でご鑑賞いただくことを目的としたソフトウェアのため、個人、法人を問わず本合成音声製品で作成した音声の、第三者への配布は有償無償含め、一切認められておりません。 ・東北ずん子/東北きりたん/東北イタコ キャラクターのみの使用の場合は非商用であれば、ご利用いただくことができます。 詳しくは「東北ずん子 オフィシャルサイト」のガイドラインページをご覧ください。 ・京町セイカ キャラクターのみの使用の場合は、精華町が公開するキャラクター利用ガイドラ
【ジュネーブ=前川浩之】リビア攻撃の支援は国是の「永世中立」に反するのでは――。多国籍軍の攻撃を手助けしたスイスが、こうした疑念を打ち消そうと懸命だ。国際機関がジュネーブに本部を置くのは中立の旗印が活動に役立つためともされ、カルミレイ大統領は「これは戦争ではない。国連安保理決議に基づく国際社会の行動だ」と強調している。 スイス政府は21日夜、空爆を支援する英軍の車両20台のスイス領土通過を認め、スイス軍がイタリア国境まで警護したと発表した。戦闘機の領空通過を認める方針も決めた。カルミレイ大統領は地元紙のインタビューで、スイスが2002年に国民投票の末に国連に加盟したことを挙げ、「『中立』は『無関心』を意味しない」としている。 これに対し、「戦争の一方の当事者の側についた」との批判が出ている。「スイスらしさ」にこだわり、10月の総選挙でさらなる党勢拡大をめざす連立与党の一角の右派・国民党
東北関東大震災、「ソーシャルメディアが役に立ちました!」という論調がネット関連ニュースや、一般紙でもいろいろと論じられています。今回目立ったのはツイッターでしたが、ハッシュタグ#pray4japanや#edano_neroが出たこと、節電を呼び掛ける「ヤシマ作戦」が出たことなどが多数メディアで取り上げられました。あとはAERAの表紙が酷い! ということを表明するユーザーが続出し、AERA編集部に謝罪させたといった意味でも、ツイッターは存在感を示しました。 あとは、「私のTLは協力し合う人だらけだった!」的に「ソーシャルメディア時代と震災」というテーマで書くユーザー・論者も多く、大手メディアもこれらについて軒並み美談としてソーシャルメディアを使った善意の連鎖について報じました。また、被災地の人もネットに繋げる環境にある場合は状況をツイッターで報告し、支持を受けました。ツイッターのまとめサイト
スクリーニング検査の証明書がなければ入所できない避難所も=福島市内で2011年3月28日午後2時8分、平川昌範撮影 福島第1原子力発電所の事故に伴い避難した人たちが、放射線量を確認するスクリーニング検査で「異常なし」とする証明書を提示しなければ医療機関で受診できないケースがあることが分かった。避難所に入所する際、スクリーニング検査を事実上義務付けられるケースも。専門家は「非科学的な偏見による過剰反応だ」と指摘している。【平川昌範、阿部周一】 原発から半径20~30キロの自主避難促進区域にある福島県南相馬市原町区から福島市に避難してきた会社員、岡村隆之さん(49)は24日、市内の医療機関で8歳の三女の皮膚炎の治療を断られた。理由はスクリーニングの証明書がないこと。市販薬で何とかしのいだが、岡村さんは「ただでさえ不安な避難生活。診察を断られたことが、どれだけショックだったか」と話す。 福島県は
知的障害の子ら200人、避難先転々 職員「もう限界」2011年3月29日6時31分 印刷 Check 普段は個室などに入所している知的障害のある人たちが、避難先では大部屋生活を続けている=25日、福島県田村市、飯塚晋一撮影 福島第一原発の事故に伴い、原発から5キロの所にある施設から逃れた重度の知的障害のある子どもや大人200人余りが、避難先を転々としている。いま3カ所目。付き添う職員やボランティア約50人とともに、小さな建物で限界の生活を続けている。 福島県富岡町の「東洋学園」は通所と入所の施設を持つ社会福祉法人。第一原発と第二原発の間にあり、県内各地から、知的障害のある子どもと大人を受け入れている。 地震発生翌日の12日、入所の児童・生徒と20〜50代の大人計250人がバスで避難し、同県川内村にある同法人の施設に入った。その日のうちに政府の避難指示の範囲が広がったため、夜中に再び移動。避
福島の野菜農家が自殺 摂取制限指示に「もうだめだ」2011年3月29日5時30分 印刷 Check 畑には自殺した男性が作ったキャベツが並んでいた=福島県須賀川市、西堀写す 福島県須賀川市で24日朝、野菜農家の男性(64)が自宅の敷地内で首をつり、自ら命を絶った。福島第一原発の事故の影響で、政府が一部の福島県産野菜について「摂取制限」の指示を出した翌日だった。震災の被害に落胆しながらも、育てたキャベツの出荷に意欲をみせていたという男性。遺族は「原発に殺された」と悔しさを募らせる。 自宅は地震で母屋や納屋が壊れた。ただ、畑の約7500株のキャベツは無事で、試食も済ませ、収穫直前だった。遺族によると、男性は21日にホウレンソウなどの出荷停止措置がとられた後も「様子をみてキャベツは少しずつでも出荷しないと」と話し、納屋の修理などに取り組んでいた。 23日にキャベツの摂取制限指示が出ると、男性はむ
最近の震災・原発関連の報道、とくに「専門家たちの意見」をtwitterなどで見るたびに、僕はどんどん混乱していくのです。 これは、どれが正しいのだろうか?って。 以下は、以前別の場所で書いたものを一部改変しています。 『「科学的」って何だ!』(松井孝典・南伸坊共著/ちくまプリマー新書)より。 (「科学」についての松井孝典さん(惑星科学者・東京大学大学院新領域創成科学研究科教授)と南伸坊さん(イラストレーター)の対談をまとめた新書の一部です) 南伸坊:「科学にも限界がある」ということが、昔から言われていますよね。「限界がある」というアナウンスのほうが大きくなって、「現代の科学では解明できない」ってオカルト派得意のフレーズがあります。「そうだよ、科学では解明できない不思議なことってあるんだ」っていう。だからスピリチュアルとかがはやるのは、人々の科学者への対抗心みたいな心理があって、「科学ではわ
食料や水を渡し、宮城県気仙沼市の大島の住民ら(手前)に手を振る米海兵隊員ら=27日、諫山卓弥撮影諸外国、地域、国際機関の主な支援物資 東日本大震災の被災者を助けようと、世界でニッポン支援の動きが広がっている。物資を日本に送るほか、自国内で募金集めのチャリティーコンサートや追悼式典を開くなど、民間の取り組みも目立つ。海外からの支援の申し出と被災地のニーズをどのように調整するかが課題となっている。 外務省によると、世界の134カ国・地域、39国際機関から支援の申し出があり、28日までに24カ国・地域から物資が届いた。中国、韓国などアジア諸国や欧米諸国を中心に、毛布が計17万枚以上届いたほか、大量の水や食料品が送られている。 課題となるのが、被災地の現状、ニーズと各国支援の調整だ。支援の申し出は震災直後から相次いだものの、当初は保管場所や輸送手段の確保に手間取り、受け取りまで時間がかかった
福島第一原子力発電所の事故で巨額の賠償責任が発生すると見込まれる東京電力について、事実上、国有化して再建する案が政府内に浮上していることが28日、わかった。 複数の政府関係者が明らかにした。原発事故に伴う賠償が巨額になっても、国などが東電の株式の過半を取得し、経営を支えることで賠償責任を果たせるようにする。 政府関係者は28日、「(電力供給のために)一時、国有化し、再生した上で資本を調達して民営化する」との案を示した。 原発事故で営業できなくなった企業や出荷できない農産物などへの賠償について、政府は原則として東電に負担を求める意向を示している。東電の賠償額は数兆円規模になるとの見方も出ている。
街や車が津波にのみ込まれ、住民の生活の営みが一瞬にして消失した東日本大震災。被災地以外でも繰り返し見た視聴者のPTSD(心的外傷後ストレス障害)が問題視されている。(夕刊フジ) 「テレビの映像が過激すぎるという視聴者の声をいただき、映像の編集にはかなり気を遣っています。ニューヨークの9・11テロの際も飛行機がビルに突っ込む場面が繰り返されたため、後に精神科医や心理カウンセラーを訪れる人が増えたと特派員から聞いています。3・11の映像も忘れられない衝撃でした」 こう明かす民放報道局デスクが、さらに顔を曇らせた。 「実はテレビ局内でもPTSDが問題視されているんですよ…。取材した映像素材の中には、多数のご遺体など悲惨さを極めた映像もあります。東京で編集するスタッフの間に体調不良を訴える者が出てます」 東京のキー局には、系列局が撮影した映像、視聴者提供の映像など、おびただしい映像が集まっている。
クリックして拡大する津波で折れ曲がったJR常磐線の車両。偶然乗り合わせた2人の巡査の誘導で乗客は全員無事だった=28日午後、福島県新地町 すべてをのみ込んだ濁流はすぐそこに迫っていた。東日本大震災による津波に電車ごとのみ込まれた福島県新地町のJR新地駅。約40人の乗客の命を救ったのは、偶然乗り合わせた2人の巡査の連係プレーだったことが28日、分かった。 3月11日、新地駅に到着した常磐線の電車(4両)が激しく揺れた。次の駅で降りる予定だった福島県警相馬署の斎藤圭巡査(26)、吉村邦仁巡査(23)はすぐに車内にけが人がいないか確認して回った。 「大津波警報が出た」。乗客の男性の悲鳴が聞こえた。海からは約600メートル、すぐに津波が来る。近くの新地駐在所に詰めている吉村巡査はとっさにそう判断。西に約1キロの高台に避難誘導することを提案した。 「津波が来ます。安全な場所まで避難します」。吉村巡査
東日本大震災で予断を許さない状況が続く東京電力福島第1原発。予想を超える大津波に見舞われ、「想定外」の連鎖で事態が深刻化した。大津波の可能性を指摘する研究者もいたが、東電は想定の見直しを事実上、棚上げし、国内最悪の原発事故を防げなかった。(長内洋介) 東電によると、福島第1原発を襲った津波の高さは約14メートル。想定した5・4~5・7メートルの倍以上に達し、沖合の防波堤も乗り越えた。損傷が大きい1~4号機は標高約10メートルの敷地にあり、約4メートルの波が敷地内に押し寄せたことになる。 津波の影響で、タービン建屋の地下にある非常用ディーゼル発電機が水没して故障。同発電機用の軽油タンクも流され、冷却系の電源がすべて失われた結果、炉心溶融や水素爆発などの深刻な事態に陥った。 なぜ被害拡大を防げなかったのか。最大の原因は波高が想定を超えたことだが、非常用の電源設備を地下や海岸近くに設置するなど、
クリックして拡大する≪見えない危険≫28日、福島県内で、放射性ヨウ素が蓄積しやすい甲状腺部位の放射線測定検査を受ける女性。外国人女性の介護士や看護師の中にも、わが身の危険を顧みず、震災と立ち向かっている人たちがいる(ロイター) 東日本大震災の被災地では、多くの医療関係者が昼夜を違わず活動を続けている。その中には、日本との経済連携協定(EPA)に基づく看護師・介護士候補者の派遣事業で滞日中のフィリピンやインドネシアの女性たちも含まれる。「お年寄りを見捨てて去れない」「地震も津波も怖くない。みんなを助けたい」。彼女たちの献身的な姿勢には「国の誇り」(インドネシア政府)、「介護のヒロイン」(フィリピンのメディア)などと称賛の声が上がり、被災者たちも感銘している。EPAで来日 福島第1原発事故を受けて在日外国人の「日本脱出」の動きが続く中、死者12人が出た福島県白河市にある特別養護老人ホーム「小峰
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