米航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)が撮影した火星(2003年8月27日撮影)。(c)AFP/NASA 【12月3日 AFP】3年前にモロッコの砂漠に落下した火星由来とみられる隕石(いんせき)を分析した結果、生命が残した可能性が高い炭素の痕跡を発見したとする研究論文が、2日に米科学誌「Meteoritics and Planetary Science(隕石学と惑星科学)」で発表された。 スイス連邦工科大学ローザンヌ校(Ecole Polytechnique Federale de Lausanne、EPFL)率いる国際研究チームは、隕石のひびを詳細に調査し、「特異な」炭素の痕跡の存在を明らかにした。EPFLは声明の中で、この炭素は「生物起源である可能性が非常に高い」と指摘している。 EPFLの地球惑星科学研究所(Earth and P