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ブックマーク / monoist.itmedia.co.jp (10)

  • RTOS以上組み込みLinux未満、Google第3のOS「Fuchsia」は大輪の花を咲かせるか

    今回紹介する「Fuchsia」は、Googleが開発したちょっと毛色の異なるリアルタイムOS(RTOS)である。Fuchsiaは花の名前(日ではフクシアやフーシャ、あるいはホクシャなどとも呼ばれたりするらしい)だが、そう名付けた理由は不明である(図1)。 ⇒連載記事「リアルタイムOS列伝」バックナンバー スマートディスプレイ「Nest Hub」で採用 FuchsiaはGoogleが開発した第3のOSである。このあたりの経緯は、Fuchsiaを採用したスマートディスプレイ「Nest Hub」の記事で紹介されているので、お読みになった方もいるかと思う。2020年の発表時には、Fuchsiaを「汎用OSを構築するための長期プロジェクト」とGoogleは説明しているが、この「汎用」というのはWindowsmacOSAndroid/iOSのように「コンシューマーが直接操作する」ことは必ずしも意

    RTOS以上組み込みLinux未満、Google第3のOS「Fuchsia」は大輪の花を咲かせるか
  • ラズパイでRFIDを活用したトレーサビリティーシステムを構築する(その1)

    ラズパイでRFIDを活用したトレーサビリティーシステムを構築する(その1):ラズパイで製造業のお手軽IoT活用(6)(1/2 ページ) 小型ボードコンピュータ「Raspberry Pi(ラズパイ)」を使って、低コストかつ現場レベルでIoT(モノのインターネット)を活用する手法について解説する連載。第6回は、ラズパイとRFIDを活用したトレーサビリティーシステム構築のコンセプトについて解説します。 今回からは、小型ボードコンピュータの「Raspberry Pi(ラズベリーパイ、略してラズパイ)」と、電波を用いてRFタグのデータを非接触で読み書きする「RFID」を組み合わせた事例となる「トレーサビリティーのシステム化」について解説します。 ⇒連載「ラズパイで製造業のお手軽IoT活用」バックナンバー トレーサビリティーシステム構築上の課題 製造業では品質保証体制強化のため、トレーサビリティーの

    ラズパイでRFIDを活用したトレーサビリティーシステムを構築する(その1)
  • 価格1万2000円でIoTによる制御を実現、「からくり」を拡張する簡単コントローラー

    価格1万2000円でIoTによる制御を実現、「からくり」を拡張する簡単コントローラー:簡単自動化(1/2 ページ) 工場向けアルミフレームを展開するSUSは「誰でも初めてでも使える」ことをコンセプトとしたFA向けコントローラー「SiO」シリーズを拡張し、イーサネット接続機能とデータ活用支援ソフトを追加した「SiO t」を2020年9月に発売した。「制御」と「IoTによるデータ活用」を簡単に実現することで、スマート工場化への取り組みの裾野を広げていく方針だ。

    価格1万2000円でIoTによる制御を実現、「からくり」を拡張する簡単コントローラー
  • 新型コロナで加速する欧米のクラウドネイティブな医療API連携、広がる日本との差

    新型コロナで加速する欧米のクラウドネイティブな医療API連携、広がる日との差:海外医療技術トレンド(61)(1/4 ページ) 連載第40回および第44回で、米国のAPIを活用した医療IT標準化動向を取り上げたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対応を契機に、欧州でも、クラウドネイティブなAPI連携の導入が格化している。 連載第40回および第44回で、米国のAPIを活用した医療IT標準化動向を取り上げたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対応を契機に、欧州でも、クラウドネイティブなAPI連携の導入が格化している。 ⇒連載「海外医療技術トレンド」バックナンバー 経済再開を支援する越境連携に向かう欧州のCOVID-19接触追跡アプリ 連載第59回で、米国や日のコンタクトトレーシング(接触追跡)を取り上げたが、欧州各国では、一般データ保護規則(GDPR)に準拠

    新型コロナで加速する欧米のクラウドネイティブな医療API連携、広がる日本との差
  • 組み込みLinuxで際立つ「BusyBox」の魅力

    いかがですか? 「へぇ~、結構使われてるじゃん!」と少しは興味を持っていただけましたか? 実際に、BusyBoxが組み込みLinuxをベースとしたさまざまな機器に搭載されていることを理解していただいたところで次にいきましょう。 なぜ組み込みにBusyBoxが使われるのか? 前述の内容で、BusyBoxが組み込みLinuxをベースとしたさまざまな機器に採用されていることが分かったと思います。 次に、「じゃあ、なぜ“組み込みLinuxの世界”でBusyBoxが広く使われているの?」という疑問がわいてくるのではないでしょうか? その理由は以下の2つにあります。 ファイルサイズを削減できる コンパイル作業が簡単 これだけではイメージしづらいと思いますので、以下でもう少し詳しくこの2つについて解説します。 ファイルサイズを削減できる 組み込み機器の場合、システムファイルを格納する補助記憶装置として、

    組み込みLinuxで際立つ「BusyBox」の魅力
  • Rubyがマイコンで違和感なく動く、「mruby/c」は新バージョンで実用段階へ

    しまねソフト研究開発センターは、「ET&IoT Technology 2019(ET2019)」の「フクオカしまねmruby×IoTパビリオン」において、軽量Rubyとして知られるmrubyをさらに小型化した組み込み機器向けプログラミング言語「mruby/c」の最新バージョンとなる「mruby/c2.0」を紹介した。 しまねソフト研究開発センターは、「ET&IoT Technology 2019(ET2019)」(2019年11月20~22日、パシフィコ横浜)の「フクオカしまねmruby×IoTパビリオン」において、軽量Rubyとして知られるmrubyをさらに小型化した組み込み機器向けプログラミング言語「mruby/c」の最新バージョンとなる「mruby/c2.0」を紹介した。 mruby/cの消費メモリ容量は数十KB(50KB未満)で、16ビットマイコンでも実装可能なことを特徴としている

    Rubyがマイコンで違和感なく動く、「mruby/c」は新バージョンで実用段階へ
  • 技適対応で国内販売解禁の「Raspberry Pi 4」、確かな性能向上も爆熱に!?

    技適対応で国内販売解禁の「Raspberry Pi 4」、確かな性能向上も爆熱に!?:組み込み開発ニュース(1/2 ページ) シングルボードコンピュータ「Raspberry Pi 4 Model B」の国内販売がいよいよ格的に始まった。国内で販売が開始されたRaspberry Pi 4 Model Bのメインメモリ4GBモデルについて、従来の“ラズパイ”ユーザーが気を付けたい点と気になるベンチマーク結果を紹介する。 シングルボードコンピュータ「Raspberry Pi 4 Model B」の国内販売がいよいよ格的に始まった。海外市場では2019年6月から販売が始まっていたが、国内では電波法に基づく技術基準適合証明・工事設計認証(技適マーク)の取得を待ってからの流通が予告されていた。結果、海外市場から遅れること約5カ月での発売となった。 Raspberry Pi 4 Model Bはメイ

    技適対応で国内販売解禁の「Raspberry Pi 4」、確かな性能向上も爆熱に!?
  • ラズパイとコンテナを使ったOTAが容易に、GitHubがCI/CD機能を提供

    ラズパイとコンテナを使ったOTAが容易に、GitHubがCI/CD機能を提供:組み込み開発ニュース ギットハブ・ジャパンは、米国社のGitHubが2019年8月8日にβ版を発表した新機能「GitHub Actions」について説明。最大の特徴は、CI/CD機能の搭載で、LinuxmacOSWindowsなど任意のプラットフォーム上での開発からテスト、デプロイまでのプロセスを容易に自動化できるとしている。 ギットハブ・ジャパンは2019年9月4日、東京都内で会見を開き、米国社のGitHubが同年8月8日にβ版を発表した新機能「GitHub Actions」について説明した。最大の特徴は、CI/CD(Continuous Integration/Continuous Delivery:継続的インティグレーション/継続的デリバリー)機能の搭載で、LinuxmacOSWindowsなど

    ラズパイとコンテナを使ったOTAが容易に、GitHubがCI/CD機能を提供
  • 組み込み技術者向けTLS1.3基礎解説(前編):まずはSSL/TLSについて知ろう

    組み込み技術者向けTLS1.3基礎解説(前編):まずはSSL/TLSについて知ろう:IoTセキュリティ基礎解説(1/3 ページ) インターネット接続機器のセキュリティ技術として広く用いられているTLSの最新バージョン「TLS1.3」は、IoTデバイスを強く意識して標準化が進められた。稿では、組み込み技術者向けにTLS1.3の基礎を解説する。前編ではまず、TLS1.3のベースとなる一般的な暗号化通信技術であるSSL/TLSについて説明する。 1.はじめに 組み込み機器の中でも、IoT(モノのインターネット)デバイスが扱う情報はビジネス価値の高いビッグデータやプライバシー情報などセンシティブな情報の宝庫であり、デバイスの増加とともにセキュリティの強化が喫緊の課題となっている。 インターネット接続機器の通信の秘密を守るために日常的に使用されているセキュリティ対策の1つが暗号化である。暗号化技術

    組み込み技術者向けTLS1.3基礎解説(前編):まずはSSL/TLSについて知ろう
  • 「Raspberry Pi Zero」で自分だけのアメダス(的な測定器)を作ろう

    小さな5ドルマイコン「Raspberry Pi Zero」。小型なのでいろいろな用途に使えそうなので、今回はこれを気圧・温湿度計にしてみます。モバイルバッテリーと無線LANアダプターを用意しておけば、簡易的な無人測定器としての利用が可能となります。 2015年11月に発売された「Raspberry Pi Zero」ですが、普通のRaspberry Pi2と比べてほぼ3分の1サイズのため、小型化したモジュールとしていろいろなことに使えそうな気がしてワクワクしています。今回はこれを、気象データを取るためのデバイスとして利用してみることにしましょう(関連記事:5ドルのコンピュータ「Raspberry Pi Zero」初期設定とベンチマーク)。 まずはどのような構成にするかを考えなければいけませんが、ここ1つ、アメダス(の無人観測施設)みたいに、測定機器にもデータを蓄積しつつ、リモートコントロール

    「Raspberry Pi Zero」で自分だけのアメダス(的な測定器)を作ろう
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