![歯周病を悪化させるスパイラルとは?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8f530daf3cb408d6b6a0ba6f38ed7ccece36cffc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.aacdn.jp%2Faa%2Fcommon%2Fogp300_300.png)
[an error occurred while processing this directive] 口の中の細菌が肺炎の原因になる――というと、驚く人も多いかもしれません。実は、最近になって、65歳以上の高齢者の死因の6割以上を占める肺炎で、歯周病菌が大きな役割を果たしていることが分かってきたのです。 高齢者が起こす肺炎のうち、主な原因となっているのが、口の中の細菌を含んだ唾液などが気道に入ってしまう「誤嚥(ごえん)」です。気管支や肺に入った細菌がそこで増えて炎症を起こし、肺炎になります。 歯周病の原因は、歯とハグキの境目に増殖する細菌のかたまりです。細菌が作る毒素によってハグキに炎症が起こり、出血や腫れなどがみられます。歯周病があると出血や排膿などのため、口の中に存在するさまざまな細菌が繁殖しやすい環境になります。この結果、食べ物を飲み込む際に、むせたりして大量の細菌が気
子どもの頃、歯医者さんで治療してもらった虫歯。「神経もとったので虫歯になるはずはない」などと勘違いしている人もいるかも知れないが、実はこうした治療済みの歯こそ、大人で虫歯になるリスクが高い要注意の歯なのだ。 虫歯は、甘いお菓子やジュースが好きな子どもの病気というイメージがあるが、大人にも多くみられる。むしろ最近は、フッ素入り歯磨き剤の普及などで子どもの虫歯は減少しているのに対し、大人では虫歯の有病率が逆に増えていることを示すデータもあるくらいだ(参考記事:20歳以上が約15%もいる「風しん」)。 歯周病と同様、虫歯も「歯垢(しこう)」が原因となって起こる。我々の口の中にはたくさんの種類の細菌がいるが、これらの細菌がかたまりになって歯にくっついたものが歯垢だ。歯垢中に含まれる虫歯菌は、口の中に入ってきた糖を糧に繁殖するが、そのときに酸をつくる。この酸が、歯の表面のエナメル質、さらには内側
2月14日のバレンタインデーを控え、コンビニエンスストアやデパートで、バレンタイン商戦が本格化してきた。バレンタインデーといえば、やはり「チョコレート」。最近は、お菓子としてだけでなく、カカオに含まれるさまざまな成分の健康効果にも注目が集まっている。 例えば、チョコレートに含まれるポリフェノールやカフェインなどには“ダイエット効果”があるとされており(参考記事:コーヒーは脂肪を燃やして肥満を防ぐ!?)、ギャバ(GABA;γ-アミノ酪酸)には、不眠やイライラを改善する効果があると言われている(参考記事:精神的ストレスに注目のアミノ酸“ギャバ”)。 一方で、チョコレートは食べ過ぎると虫歯になりやすいというイメージを持っている人も少なくないだろう。ところが最近の研究報告によると、チョコレートには逆に虫歯を予防する効果があることが分かったというから驚きだ。 これは、明治製菓と日本大学松戸歯学
親知らずや歯科矯正の治療のため、健康な歯を抜く予定のある人は、抜いた歯をティースバンク(歯の銀行)に預けるという方法もあることを知っておこう。 ティースバンクとは、何らかの理由で抜かれる健康な歯を、自分のために冷凍保存しておくシステム。保存しておいた歯は将来、虫歯や事故などで歯を失うことになったときに、解凍して再利用することができるというのだ。 実はこのシステム、2004年4月1日に、世界でも初めて広島大学で事業化された。ティースバンク事業を運営するのは、同大学発のベンチャー企業、スリーブラケッツだ。 ティースバンクによる歯の再利用の仕組みは次の通り。 まず、親知らずや矯正治療で抜いた歯をティースバンクに預けると、磁場を使ったプログラムフリーザーで歯を凍結、次いでマイナス150度で長期にわたって保存される。預けられた歯は将来、虫歯などで歯を失ってしまったときに解凍され、従来のインプ
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