市民に親しまれながら、廃線となったローカル線「日立電鉄線」(旧鮎川−旧常北太田駅、一八・一キロ)の跡地利用について、日立市は整備基本構想の素案をまとめた。周辺では高齢化が進み、公共交通機関の充実が望まれており、一部は市内で初めてのバス専用道路として整備される。今後、市民からの意見も取りまとめ、本年度中に基本構想を策定する。 (原田拓哉)
トップ > 岐阜 > 12月3日の記事一覧 > 記事 【岐阜】 樽見鉄道、経常損失13%減と改善 2008年12月3日 第三セクター樽見鉄道(本巣市)は二日、本年度上半期(四月−九月)の事業実績を発表した。人件費など経費圧縮を進め、経常損失は昨年同期比13%減の四千五百九十万円と改善した。 輸送客数は定期利用客はほぼ横ばいだったものの、四月の観桜客輸送が天候の関係などで前年比約千人減少。営業収益は同6%減の八千百四十六万円。 原油価格高騰のあおりを受けて燃料費が同47%増だが、ほかは社員の嘱託化などで人件費を一千万円以上節減し、同9%減と圧縮に成功した。 「第二次経営改善計画」では本年度の営業損失を八千七百二十万円に抑える計画。経費節減には限界もあり、安定した事業継続には利用増が不可欠な状況だ。 同社では谷汲山華厳寺の本尊御開帳(来年三月一日−十四日)など沿線イベントをPR
10月1日から民間バス休止に伴いスタートしたコミュニティバス「イナカー」。高齢者の足を支えている=11月27日午後2時、兵庫県豊岡市但東町で板垣博之撮影 ◆提案 ◇通院・買い物に、送迎サービス充実を 終点の停留所は山あいの限界集落にある。兵庫県豊岡市の但東町薬王寺地区。48世帯125人が暮らし、高齢化率は55%。車を持たないお年寄りにとって、路線バスは欠かせない「足」だった。 そのバスが9月末でなくなった。同県北部で運行していた全但(ぜんたん)バスが4市町の赤字21路線を休止したためだ。豊岡市内にはこのうち11路線が走る。会社が休止を打ち出した昨秋、市には住民からの不安の声が相次いだ。 自治体は急きょ代替交通手段の確保に奔走し、豊岡市は10月から「イナカー」と名付けたコミュニティーバスを導入。それでも便数減や利便性の低下は避けられなかった。 「乗り継ぎが悪くなって、2時間待たされたこともあ
富士山に鉄道を建設する構想が富士五湖観光連盟(会長・堀内光一郎富士急行社長)などから出ていることについて、富士吉田市の堀内茂市長は2日の記者会見で「いろいろな考え方があるので慎重に検討すべきだ」と述べ、環境への影響や建設費負担などを含めて総合的な検討が必要との認識を示した。 同市企画管理部によると、富士山へのアクセスについては、地方議員の研究会や他の民間団体でも、欧州のようなケーブルカー、スキー場で利用されているゴンドラなど、さまざまな新交通システムが検討されている。 堀内市長は鉄道について、自然環境への負荷、日常的に発生する雪崩への対策、建設費の負担などを指摘し、「日本全体で考えなければならない問題」と述べた。 また、富士山の山梨県側登山者数が今夏、過去最高を記録したことを受け、堀内市長は「入山者規制を真剣に考える時期にきている。世界遺産登録に向けた運動の中で論議していただければ」と、入
トップ > 社会 > 紙面から一覧 > 記事 【社会】 名鉄が新特急1700系お披露目 2008年12月3日 朝刊 27日に導入される名鉄の新車両1700系=2日、愛知県岡崎市の名鉄舞木検査場で 名古屋鉄道が今月27日のダイヤ改正で導入する新特急車両1700系が2日、愛知県岡崎市舞木町の同社舞木検査場で報道陣に公開された。1700系は、乗車の際に350円の特別車両券が必要な「特別車」2両と、普通料金で乗れる「一般車」4両の6両編成。名古屋本線、犬山線、常滑線を中心に、従来の特急に加えて4編成が運行される。 特別車は、6月のダイヤ改正で引退した全車特別車の1600系を改造した。クロスシートの座席を一部撤去し、スーツケースなどがおける荷物置き場を設けた。一般車は新しく造った。同社は、車両のリサイクル活用で、1編成当たりの製造費を40−35%削減できたとしている。 この記事を印刷す
名鉄、特急新車両「1700系」を公開 前面黒と赤2008年12月3日10時18分印刷ソーシャルブックマーク 名鉄の新車両「1700系」 名古屋鉄道は2日、今月27日のダイヤ改定から運行する特急新車両「1700系」を公開した。6両のうち特別車の2両は、6月に運用から外れた1600系をリサイクルし、座席の一部を荷物置き場にしたほか、前面の塗装を黒と赤にしているのが特徴だ。 名鉄はダイヤ改定で、中部空港直通のミュースカイを除くすべての特急に特別車と一般車を設ける。一般車は日本車両製の新車を導入したが、すべてを新車にするよりも4割近いコスト削減になったという。4編成が主に名古屋線や犬山線、常滑線で活躍する予定。(山吉健太郎) アサヒ・コムトップへニューストップへ
受験も車輪も滑らせん 京阪鉄道、合格お守り無料配布2008年12月3日16時5分印刷ソーシャルブックマーク 滑り止めの砂が入った「勝利を砂ポート」 受験シーズン到来を前に、京阪電鉄は1日、京阪石山坂本線の4駅で、電車の車輪の滑り止め用の砂を入れた合格祈願のお守り「勝利を砂(さ)ポート」の配布を始めた。今回で4回目。前年の合格者から返却された砂も混ぜられ、御利益増進を期待している。無料で、来年1月31日まで配られる。 京阪石山、京阪膳所、浜大津、皇子山の4駅のホームや改札付近に置かれている。袋には、車輪の滑り止めとして急な傾斜やカーブの線路にまかれる砂が入っている。05年に始まり、沿線の学校に通う中高生を中心に毎年6千袋以上が持ち帰られる。 同社が合格者に呼びかけているお守りの返還に応じて毎年、「大学に合格しました」「ありがとうございました」といったメッセージを添えて返却されるという。同社大
明知鉄道(岐阜・恵那)は25日、「極楽」という名の駅を開業する。駅名は、かつて同駅付近にあった「極楽寺」に因んだとのこと。現在、極楽寺はすでになく記念碑が建つのみだが、沿線住民有志によって跡地を整備する計画もあるという。開業当日は9:30より記念式典が開催される。一番列車は10:54発。 明知鉄道の列車 設置場所は同鉄道の岩村駅 - 飯羽間駅間で、付近には大型スーパーやホームセンター、病院などがあるという。ホーム1本の無人駅とのことだが、縁起の良い名前だけに、同社は記念切符や携帯ストラップなどのグッズ販売を予定しているという。「極楽駅開業記念切符」は恵那 - 極楽間、岩村 - 極楽間の乗車券と極楽駅入場券の3枚セットで800円。「極楽駅ストラップ」は600円。 明知鉄道は1985年に廃止された国鉄明知線を継承した第三セクター。JR中央本線の恵那駅を起点とし、明智駅までの25.1kmを結んで
世界でたった2つ、日本では唯一となる磁気浮上式リニアモーターカー「リニモ」(正式名:愛知高速交通東部丘陵線)。静かでクリーン、それでいて加減速や登坂性能が高いという先進の公共交通システムだ。 前編ではリニモの仕組みや、そのシステム上のメリットなどを紹介したが、後編では実際にリニモに乗り、その“空を飛ぶような”乗車感覚を、写真をもとにレポートしていく。 →“世界でここだけ”「リニモ」の魅力とは?(前編) リニモは地下鉄東山線と連絡する「藤が丘駅」から、愛知環状鉄道と連絡する「八草駅」までを結ぶ、総延長約9キロメートルの磁気浮上式鉄道(リニアモーターカー)だ。駅数は9駅、所要時間は約17分。“東部丘陵線”という名称のとおり、リニモが走るのは自然の多い丘陵地帯で、勾配や急カーブが多い。リニモはこの区間を、静かに、かつ滑らかに走り抜ける。 では、さっそくリニモの車内に足を踏み入れてみよう。 リニモ
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