JR西日本米子支社は22日、春の臨時列車の運行計画を発表した。4月3日から土、日、祝日や大型連休に運行する全席指定のトロッコ列車「奥出雲おろち号」(木次−備後落合間)は、日曜便を中心に一部を出雲市駅発とする。 奥出雲おろち号の出雲市駅までの延長運行は、出雲、雲南両市と奥出雲、飯南、斐川各町の5市町でつくる出雲の國・斐伊川サミットが、新たな観光ルートの創出や交流人口の拡大策として、JRに提案し、実現した。 斐伊川サミット事務局の出雲市によると、運行する11月23日までの計156日のうち、50日が出雲市駅発になるという。 他の臨時列車は、3月1日から6月末まで、鳥取−益田間の特急スーパーまつかぜ1号が温泉津駅に、新山口−鳥取間の特急スーパーおき4号は仁万駅に、それぞれ臨時停車。岡山−出雲市間の特急やくも5号が3月1〜21日まで、玉造温泉駅に停車する。 鳥取県内では、米子−境港間の快速み