東日本大震災による津波で大きな被害を受けた東北沿岸部で、住民や観光客に最適な交通のあり方を模索する動きが広がっている。鉄道に代わる足として注目を集めるBRT（バス高速輸送システム）や自動運転車――。克服すべき課題は多いが、全国の先行事例となる可能性も秘める。「停留所が学校から近いし便利。登校時は座席がすべて埋まるくらい混む」。宮城県気仙沼市内の高校に通う男子生徒はこう話す。クラスの約3分の2が

JR四国は観光列車「アンパンマン列車」の動画配信を動画投稿サイト「ユーチューブ」で始めた。観光シーズンである春休みや大型連休に合わせ、家族客に人気のアンパンマン列車の情報を発信する。JR四国の公式アカウント「【JR四国公式】アンパンマン列車チャンネル」で発信を始めた。まずは2月下旬から3月中旬まで、1週間に1度の頻度で動画を投

相模原市は7日、同市緑区のJR橋本駅南口地区の都市計画を決定した。同地区はリニア中央新幹線の「神奈川県駅（仮称）」が建設中で、土地区画整理事業を進め、駅周辺一帯の再開発を目指す。リニアの開業予定とされる2027年をめどに駅周辺の整備を完了させるとしている。今回、土地区画整理事業の対象となるのは、神奈川県駅建設予定地の地上部分を含む約13.7ヘクタール。同事業に合わせて周辺の道路の拡幅や新設も実

JR東海は13日から、東海道新幹線や在来線でのマスク着用の呼びかけをやめる。政府が新型コロナウイルスの感染対策の指針を見直し、屋内外を問わずマスクの着用を個人の判断に任せることに対応する

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北陸新幹線が来たら福井―大阪・名古屋間は乗り換えマスト…料金、時間は?　道半ばの整備計画に不安と新たな期待 「結局、大阪まで行くときはどうすればいいの？」。ＪＲ武生駅近くに住む福井県越前市の４０代女性は年に数回、特急に乗って、関西の専門学校に通う長男を訪ねる。北陸新幹線が福井に来た後はどうなるのか、よく分かっていない。 現在、福井―大阪間の特急の最短時間は１時間５１分で、自由席料金は５６１０円。福井―名古屋間は２時間１０分、５２８０円で、どちらも乗り換えなしで行ける。しかし、新幹線延伸後は嶺北からは敦賀で特急に乗り換えなければならない。敦賀駅までは北陸新幹線か、延伸に伴いＪＲ北陸線を引き継ぐ並行在来線「ハピラインふくい」を使うことになる。 敦賀駅で新幹線と特急を乗り継ぐ場合、福井県が２０２１年に出した試算によると、福井―大阪間の所要時間は１時間４７分（乗り換え時間１０分込み）で、料金は６２

「いいちこ」広告や東京の地下鉄路線図…福岡・久留米市出身の河北秀也さんの制作の裏側 大分県立美術館で企画展 2023/3/7 11:30 (2023/3/7 17:45 更新) [有料会員限定記事]

九州一の駅弁を決める「第13回九州駅弁グランプリ」（JR九州主催）が6年ぶりに開催され、肥薩線の嘉例川駅（鹿児島県霧島市）で販売されている「花の待つ駅かれい川」が優勝した。福岡市内で結果発表と表彰式があり、審査員を務めた古宮洋二社長は「（弁当から）地元が見えてきそうだ」などと評価した。 ▶諫早に小長井牡蠣PRの駅弁「旅する牡蠣日和」 今回は九州7県の駅弁51品がエントリーし、昨年10月から今年1月末まで、弁当の購入者が味や郷土色などを5段階で評価。3135件の投票で上位に入った10品から、古宮社長や駅弁に精通したジャーナリスト、料理の専門家らがグランプリを決めた。 「花の待つ駅」は、...

道南いさりび鉄道（いさ鉄、函館）の五稜郭駅売店で、「青い森鉄道」（青森）のグッズが販売されている。青函の交流活性化と、互いをＰＲすることで利用促進を図り新型コロナウイルス禍からの回復を目指したもの。青い森鉄道グッズの常設販売は初めて。...

近江鉄道（滋賀県彦根市）は、昨春に引退した車両、８２１号の運転機器などのパーツ約４０点を出品するインターネットオークションを７日午後２時か…

「鉄道の振替輸送の使い方が分からない」。京都新聞社の双方向型報道「読者に応える」のＬＩＮＥに木津川市のパート女性（５０）からこんな投稿が寄せられた。京都では今冬、大雪などの影響でＪＲ線が運行不能となる事態が相次ぎ、私鉄線での振替輸送が増加した。一方、振替輸送の仕組みはややこしく、利用法が十分に周知されているとは言いがたい。かくいう記者も、ＩＣＯＣＡなどのＩＣカードと切符のどちらを使うかで、迂回（うかい）ルートの運賃に違いが生じることがあると知って驚いた。一体、どんな仕組みなのか。 女性は２月１５日午後４時４０分ごろ、ＩＣカードを使ってＪＲ京都駅の改札に入場。自宅最寄りの木津駅に向かうため、奈良線の列車に乗車した。 ＪＲ西日本はこの日、夜間の降雪に備えて融雪器を作動させるため、午後５時ごろから各線の運行を見合わせた。女性の列車は見合わせの直前に京都駅を出発したものの、途中の新田駅でストップし

小田急電鉄は、仮想現実（ＶＲ）や拡張現実（ＡＲ）などの先端技術「ＸＲ」と、ロマンスカーの展望車窓をかけ合わせたモニターツアーを初開催した。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ需要を取り戻す取り組みで、同社は「ＸＲはリアルとデジタルの良さを併せ持ち、これまでにない観光体験を提供できる。移動の魅力を感じてもらいたい」と意気込む。 ツアーは２月１８、１９、２３日に開かれた。小田急線新宿駅で乗車した参加者は座席でＶＲゴーグルを装着。すると、車窓の景色にＸＲ作品が投影。今回は日本遺産「大山詣（まい）り」をテーマにした約２０分の映像を伊勢原駅到着までの間、楽しんだ。ツアー終了後には現地でリアルな観光体験をしてもらおうと、観光ガイドブックも配布した。参加した武部玲子さんは「たくさんの思い出が詰まったロマンスカーに乗り、先端技術も体験できて倍楽しめた。ぜひ大山に足を運んでみたい」と興奮した様子だった。 企画の

富士山静岡空港株式会社と大井川鉄道は大型連休中、米国製のスクールバスで空港内の制限エリアや同鉄道のきかんしゃトーマス号を見学する日帰りツアーを実施する。 米国で実際に使用されていたスクールバスに乗り、空港内の滑走路近くを走行し、航空機や空港化学消防車を間近で見ることができる。スクールバスで新金谷駅に移動し、きかんしゃトーマス号を見学する。蓬莱橋８９７・４（やくなし）茶屋にも立ち寄る。集合解散は静岡空港。 ６日は関係者向けに実際のツアーに即した試乗会が開かれた。全長１２メートル弱の黄色い車体のスクールバスが空港に登場すると、親子連れが写真を撮ったり手を振ったりした。空港の担当者は「連休中は新茶シーズン。新緑の茶畑の景色も楽しむことができる」と話した。 出発日は４月２９、３０日、５月３～５、７日。いずれも午前と午後に実施する。料金は中学生以上９８００円、小学生８８００円、１歳～未就学児６８００

遠州鉄道（浜松市中区）　２度目の生活支援金支給 遠州鉄道（浜松市中区）は６日、世界的なエネルギー価格の上昇などを受け、３月末までに従業員へ２度目の生活支援金を支給すると発表した。グループ１４社の約９５００人を対象に総額約２億円を支給する。１人当たり最高で約３万円となる。 同生活支援金は２０２２年９月に初めて支給した。今回の支給額は前回の約２倍となる見通し。高林宏明取締役人事部長は「物価上昇と業績を見た上での判断」と説明した。 同社の２２年９月中間連結決算は、鉄道やホテルの利用が回復するなど、経常利益は前年同期比２０・０％増の１４億４１００万円、純利益は４４・７％増の７億９３００万円だった。一方、売上高に当たる営業収益は０・７％減の８４７億３５００万円にとどまっている。

JR西日本中国統括本部は6日、大雪の影響で運転を見合わせていた木次線の備後落合（広島県庄原市）―出雲横田（島根県奥出雲町）間の運転を、10日の始発から上下線で再開すると発表した。除雪作業や線路の安全点検が終わる見通しがついたため。同区間は昨年12月18日から運休しており、木次線全線の再開は約3カ月ぶりとなる。

JR可部線の電化延伸6周年を記念して広島市安佐北区の住民グループが公募していた県道宇津可部線などの1・6キロの愛称が「帆待川（ほまちがわ）通り」に決まった。イベントの名前などで使われる見込み。可部、河戸帆待川、あき亀山の3駅近くには可部線の列車などをデザインしたマンホールもお目見えし、沿線の盛り上げに一役買っている。

三江線の日（３月５日）にちなみ５日、島根県川本町川本の旧ＪＲ三江線石見川本駅構内で関連イベントがあった。線路上を走るレールバイクを決められた位置に停車させる「ビタ止め選手権」があり、参加者が一喜一憂して楽しんだ。 【動画・写真特集】山陰両県のイルミネーション　照明や映像が織り成す幻想の世界 自転車のようにペダルを踏み込む足こぎ式バイクを約３０メートル走らせた後、ペダルから足を離し、惰性で進み５メートル先の測定ラインに停車させ近さを競う。 県内外から小学生の部に１１人、一般の部に１７人が参加した。ペダルのこぎ具合を調節しながら２回挑戦。ラインを大幅に通り過ぎたり、慎重過ぎて届かなかったりして盛り上がった。 両部門を通じ最高記録の３７センチで優勝した川本小学校２年、相原杏さん（８）は「力加減が難しかったけど、うまく止められてうれしい」と喜んだ。 イベントは町観光協会が企画。３～４月、石見神楽や

料金改定について 2023年11月より料金が改定されました。 料金改定の同意からお手続きをお願いします。

福井鉄道（越前市）が三月から運行する新型低床車両「フクラムライナー」の報道機関向け内覧会が二月二十五日、越前市北府（きたご）二の北府駅構内であった。車体は丸みのある既存のフクラムに対して、直線的なデザインが特徴。繊維メーカーのセーレン（福井市）が製造した座席シートや越前がにをモチーフにしたつり革を内装に使用するなど、福井らしさを演出している。...

新幹線まちづくり推進高岡市民会議は、北陸新幹線の敦賀開業を見据え、新高岡駅の利用者増に向けたＰＲチラシを作った。新高岡駅から北陸新幹線などを利用して約１時間で移動可能なエリアを紹介している。 新高岡駅から北陸新幹線上りで約１時間で到着する長野駅までのエリア、下りで北陸新幹線と在来線特急を利用して約１時間の加賀温泉駅までのエリアの観光スポットの写真を掲載。上りは長野県の善光寺や野沢温泉、下りは石川県の那谷寺や山代温泉などを紹介している。 チラシはＡ４サイズの両面印刷で、長野駅までの「さあ、新高岡駅から、東へちょっと旅に出よう。」と、加賀温泉駅までの「さあ、新高岡駅から、西へちょっと旅に出よう。」のキャッチフレーズでＰＲしている。

ＪＲ久留里線の車内で地酒が楽しめる「奥房総久留里角打ち列車」が五日、開かれた。沿線にある千葉県君津市内の五蔵の地酒を飲み比べるイベント「久留里新酒まつり」に合わせてＪＲ東日本千葉支社が企画。酒屋での立ち飲みを意味する「角打ち」列車と銘打ちイベントが行われるのは初めて。 列車は木更津発久留里行きの二両編成で、約四十五分間の列車旅に五十六人が参加。一升瓶ケースの上にお盆を載せたテーブルに、五蔵の地酒が並べられ、木更津市の「パスタ食堂源七」のオードブルや、君津市内のイチゴや和菓子が振る舞われた。 車内アナウンスから「乾杯」と流れると、乗客は一斉に杯を掲げ、中には何杯もおかわりする参加者も。千葉市中央区から妻と一緒に参加した会社員塩田頼公さん（５２）は「こういうイベントに初めて参加した。地元の名産品なども並べられて、おもしろい企画です」と、車窓を流れる早春の房総路を満喫していた。 久留里線は全国有

上信電鉄（群馬県高崎市）は今月から、同電鉄を走る車両をデザインした鉄道カードの無料配布を始めた＝写真。鉄道を利用して対象の５駅を巡ると各駅で入手できる。各駅限定５００枚で、なくなり次第終了する。 鉄道カード配布は上信電鉄では初めて。同電鉄を利用してもらい、沿線の魅力をアピールしようと、沿線市町村連絡協議会の協力で作製した。大きさは縦６．２センチ、横８．８センチで、現役車両の写真を田園や季節の花々など沿線風景とともに収めた。デザインが異なる５種類があり、全てそろうと裏面に記載した高崎−下仁田間の路線図がつながる仕様になっている。 高崎、吉井、上州福島、上州富岡、下仁田の各駅でそれぞれ違うカードを扱い、駅員に乗車券や定期券、回数券のいずれかを提示すると受け取れる。全て集めると「レアカード」（限定３００枚）がもらえる。いずれも１人１枚限定。

西山口駅に掲示された作品。右が貴志川中、左が貴志川高の美術部員の手による＝和歌山県紀の川市で、藤原弘撮影 紀の川市の県立貴志川高校、市立貴志川中学校の美術部員の手による2作品が、市内の西山口駅ホームに設置された。地域貢献の一環として2022年秋、貴志川高が貴志川中に提案。話し合って和歌山電鉄貴志川線の未来などをテーマに決め、それぞれ制作した。 作品は、いずれも壁を装飾する縦1・8メートル、横5・4メートルの…

橿原市は6日、建て替えが検討されているJR畝傍駅舎について、現在の寺社風木造建築の雰囲気を最大限残せるよう、JR西と3月中に確認書を交わす方針を明らかにした。 市が同日の市議会常任委員会で説明した。2024年3月末までにJR西に具体的なデザインなどを市が提案。JR西による建て替え工事で想定以上の費用がかる場合は、市が一部を負担すること…

第71回黒鷲旗バレー 5月1日～5月6日に開催される第71回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会を全試合無料でLIVE配信します。

JR北海道は6日、根室線の富良野―新得間（81・7キロ）の存廃を巡り、沿線4自治体などと富良野市で会合を開き、2024年3月末に運行を終え、廃止する案を示した。同年4月からの代替バスの運行支援金として約20億円を拠出する方針も表明。自治体側は受け入れに前向きで、月内にも正式合意する見通し。 会合は非公開で行われ、富良野市と南富良野町、占冠村、新得町の首長のほか、道の担当者も出席。4市町村は代替バスの4ルート案をJRに提示した。代替バスの運行は、ふらのバスなどの民間事業者と南富良野…

発言小町 「発言小町」は、読売新聞が運営する女性向け掲示板で、女性のホンネが分かる「ネット版井戸端会議」の場です。 ヨミドクター yomiDr.（ヨミドクター）は、読売新聞の医療・介護・健康情報サイトです。 大手小町 大手小町は「どんな私も、好きになる。」をテーマに、キャリアや恋愛・結婚、ジェンダーにまつわる情報を発信するサイトです。 idea market idea market（アイデア マーケット）」は、読売新聞が運営するクラウドファンディングのサイトです。 美術展ナビ 読売新聞が運営する美術館・博物館情報の総合ポータルページです。読売新聞主催の展覧会の他、全国美術館の情報を紹介します。 紡ぐプロジェクト 文化庁、宮内庁、読売新聞社で行う「紡ぐプロジェクト」公式サイト。日本美術と伝統芸能など日本文化の魅力を伝えます。 読売調査研究機構 東京、北海道、東北、中部、北陸を拠点に、著名な講

【読売新聞】　ＪＲ根室線・富良野―新得間（８１・７キロ）の廃線を巡る沿線４市町村とＪＲ北海道の協議が６日、北海道富良野市で開かれ、自治体側は２０２４年３月末での廃線を大筋で了承した。月内に正式合意する見通しで、ＪＲ北が「廃線」と提示

まんのうの死亡事故現場 死亡事故を受け、解消する方針となった第４種踏切（２日、まんのう町で）　まんのう町四條の高松琴平電気鉄道琴平線の警報機と遮断機のない第４種踏切で２日、高齢女性が電車にはねられ死亡した事故を受け、同社が、現場の第４種踏切の解消を決めたことがわかった。今後、近隣住民の意向を聞いた上で、警報機や遮断機を新たに設けるか、踏切自体を撤廃するかを判断するという。（足立壮、山本貴大） 事故は２日午後３時頃、下村上所踏切で発生。歩いて渡っていた無職女性（８３）が普通電車（２両）にはねられ、その場で死亡が確認された。 この踏切には警報機も遮断機もない。黄色と黒のＸ字の標識で踏切の存在を知らせる「踏切警標」や、手で押して踏切内に進入できる棒はあった。 同社は事故を受け、この踏切を閉鎖すべきだと判断。踏切のある土地の所有者の合意を取る必要があるため、翌３日、所有者の、まんのう町と協議した。

発言小町 「発言小町」は、読売新聞が運営する女性向け掲示板で、女性のホンネが分かる「ネット版井戸端会議」の場です。 ヨミドクター yomiDr.（ヨミドクター）は、読売新聞の医療・介護・健康情報サイトです。 大手小町 大手小町は「どんな私も、好きになる。」をテーマに、キャリアや恋愛・結婚、ジェンダーにまつわる情報を発信するサイトです。 idea market idea market（アイデア マーケット）」は、読売新聞が運営するクラウドファンディングのサイトです。 美術展ナビ 読売新聞が運営する美術館・博物館情報の総合ポータルページです。読売新聞主催の展覧会の他、全国美術館の情報を紹介します。 紡ぐプロジェクト 文化庁、宮内庁、読売新聞社で行う「紡ぐプロジェクト」公式サイト。日本美術と伝統芸能など日本文化の魅力を伝えます。 読売調査研究機構 東京、北海道、東北、中部、北陸を拠点に、著名な講

【読売新聞】　静岡県富士市を走るローカル鉄道・岳南電車を使った結婚式が５日行われ、同市中里の田中彰さん（３４）、 文美 （ あやみ ） さん（４３）夫妻が電車の前で愛を誓った。利用客が伸び悩む岳南電車の「活性化になれば」とユニークな

NIKKEI Primeについて 朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

ＪＲ北海道は６日、旅客収入が低迷している根室線富良野―新得を巡り、沿線自治体と北海道富良野市で会合を開き、令和５年度末に運行を終え廃止する案を示した。代替交通の運行費などとして地元に約２０億円の支援も表明。自治体側は受け入れに前向きで、早ければ月内にも最終合意する見通し。 会合には富良野市、南富良野町、新得町、占冠村の４首長のほか、道の担当者も参加。ＪＲ北海道は廃止後の代替策としてバス転換を挙げ、運行費や街づくり支援として計約２０億円を提示した。北猛俊・富良野市長は会合後、報道陣の取材に「（最終合意は）今年度内に何とか決着させたい」と述べた。

相模鉄道と東急電鉄が直通運転する「相鉄・東急直通線（新横浜線）」が今月１８日に開業する。両線が新横浜駅を経由してつながることで東海道新幹線への乗り換えが便利になり、県央部と東京都中心部のアクセスも向上。記念式典も開催され、沿線の地域活性化への期待が高まっている。 「新横浜を介して東海道新幹線利用が便利になり、中京・関西方面への利便性が向上する。首都圏はもちろん、日本経済の発展にも貢献できる」。開業を目前に控えた５日、新横浜駅で記念式典が行われ、東急の福田誠一社長は強調した。 新横浜線は東急新横浜線と相鉄新横浜線で構成される。相鉄新横浜線の一部区間は先行で運行しており、今回、同線羽沢横浜国大駅から新横浜駅を経由し東急の日吉駅までつながる。現在、東海道新幹線利用のために新横浜駅に向かうとき、主に相鉄線利用者は横浜駅、東急東横線利用者は菊名駅を経由する必要があったが、開業で乗り換えなく行けるよう

","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下（中⑤企画）パーツ＝1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下（中⑥デジ編）パーツ＝8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下（中⑥デジ編）パーツ＝8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠）ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag ＰＣ誘導枠５行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

JR四国は1月31日、財務基盤を強化するため、長期借入金のうち約60億円を株式と交換する「債務の株式化」（DES）を受けたと発表した。 JR四国は、同社の株式を100%保有する鉄道建設・運輸施設整備支援機構から借り入れた長期債務が約310億円に上っていた。また、新型コロナウイルスの影響で、短期借入金が2021年度末時点で前年度末より約60億円増加していた。 今回、機構はJR四国に対する債権のうち、短期借入金の増加分に当たる約60億円を出資に変え、新たな株式を取得。JR四国は事実上約60億円分の借金が帳消しとなり、コロナ禍で悪化した財務基盤の安定化を図ることができるという。 JR四国は21年9月にも約69億円のDESを受けている。（福家司）

JR北海道は単独では維持困難とする根室線（富良野―新得間）について、沿線4市町村に2024年4月の路線廃止とバス転換を提案した。地元は22年1月に鉄路維持の断念を表明していたにもかかわらず時間を要したのは、バス転換を担う事業者が見つからなかったためだ。鉄路・バス転換の死角が浮かび上がった。「JR路線と並行して運行するバスがなく、4路線に分けて対策を講じる必要があった」。北海道富良野市や南富良野

JR西日本は2023年2月28日、山陽新幹線について高架橋柱の耐震補強など地震対策を全線に拡大すると発表した。52年度までの完了を目指して約3000億円を投じる。高架橋柱のうち国土交通省から前倒し要請を受けた優先度の高いラーメン橋台の対策は25年度までに終える。 2027年度末までの完了を目指す主要な地震対策。※1 国土交通省「新幹線の地震対策に関する検証委員会」の中間取りまとめに基づき、優先的に対策が必要な柱（約170本）は25年度末までの完了を目指す。※2 地震の発生確率および想定される地震動に基づき優先度を評価（出所：JR西日本） 鉄筋コンクリート造の高架橋柱は、地震時の壊れ方の違いから、せん断破壊先行型と曲げ破壊先行型に分けられる。地震対策では、被害が大きく復旧に時間がかかるせん断破壊の防止に重点を置いてきた。同社は1995年の阪神大震災を受け、せん断破壊先行型の耐震補強を実施。2

3月18日、JR各社がダイヤ改正を行う。これに先立ち1月25日に発売された2023年2月号の時刻表で新幹線や在来線の特急列車の時刻が発表された。 新時刻が掲載されている東海道新幹線のページを見ると、そこには衝撃的な数字が出ていた。静岡発新大阪行の「こだま763号」の三河安城を出発する時刻がこう記されたのである。 「659」 この記事を目にした読者からの「だからどうした」という声が聞こえてきそうだが、時刻表探検家という珍妙な肩書で、時刻表についてあれこれ書かせてもらっている筆者は「東海道新幹線の駅で唯一朝イチの電車が7時台だった駅に、ついに6時台の電車が!」と驚いた。 関東から西へ向かう「のぞみ」に乗車する人にとって、名古屋に到着する前に「列車は三河安城の駅を定刻通りに通過しました」という車掌のアナウンスで耳にすることがある三河安城。日本の鉄道輸送の大動脈である東海道新幹線の駅にもかかわらず