この秋、由利高原鉄道(由利鉄)に、久々となる新たなラッピング列車が投入された。その名は「ノスタルジックトレインちょうかい」。色合いは地味だが、鳥海山の雄大な姿を前面に押し出したデザインは、「鳥海山ろく線」と名付けられた由利鉄の路線にはぴったりだろう。となると、月並みではあるが、装いを新たにした車両と鳥海山を絡めた写真が撮りたくなるものだ。ちょうど由利鉄に秋を告げる風物詩・かかし列車も始まった。9月17日、1年ぶりの由利鉄の旅に出た。 「ノスタルジックトレインちょうかい」の側面に描かれた鳥海山の姿=9月17日午後2時45分ごろ、羽後本荘駅 「エボルタ電池鉄道ラッピング」から「ノスタルジックトレインちょうかい」に衣替えした車両は、薄明かりの中に浮かぶ鳥海山のきれいなグラデーションを表現しているという。そう聞いて筆者が当初考えたのは、鳥海山と、鳥海山のイラストの入った車両を重ねて撮影すれば面白そ
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