えちごトキめき鉄道(新潟県上越市)は、リゾート列車雪月花のプレミアム鉄印を発売した。鉄印は、寺社を巡って集める御朱印の鉄道版。上越産の意匠性チタンをメッキ加工したもので、雪月花運行開始7周年を記念して企画した。 トキ鉄はこれまで、地元高校生がデザインしたものや、人気ゲーム「桃太郎電鉄」とコラボしたものなど約3万枚の鉄印を販売。第三セクター鉄道等協議会に加盟する40社の中でもトップの販売枚数で、金...
![御朱印ならぬ“鉄印”に「雪月花」が登場!新潟上越産チタン製、運行開始7周年をプレミアムにお祝い♪ えちごトキめき鉄道(新潟上越市)、10月31日まで受注販売 | 新潟日報デジタルプラス](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5e33ebcdbf17d5bc332f761739f2fe024afefbe0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fniigata-nippo.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fe%2Fe%2F1200m%2Fimg_eec3de420953f6f0c1767ae6b13f72111551798.png%3Frd%3D202404031828)
えちごトキめき鉄道(新潟県上越市)は、リゾート列車雪月花のプレミアム鉄印を発売した。鉄印は、寺社を巡って集める御朱印の鉄道版。上越産の意匠性チタンをメッキ加工したもので、雪月花運行開始7周年を記念して企画した。 トキ鉄はこれまで、地元高校生がデザインしたものや、人気ゲーム「桃太郎電鉄」とコラボしたものなど約3万枚の鉄印を販売。第三セクター鉄道等協議会に加盟する40社の中でもトップの販売枚数で、金...
2022年に全線再開通となったJR只見線。福島県側の不通だった区間を通り、小出駅に到着した最初の列車を降りる乗客と出迎える人たち=2022年10月、JR小出駅 2011年7月の新潟・福島豪雨で一部区間が不通となり、22年10月に再開通したJR只見線を撮り続ける写真家、星賢孝さんを追ったドキュメンタリー映画「霧幻(むげん)鉄道」が7月30日、新潟県三条市元町の図書館等複合施設「まちやま」で上映される。 八十里越に関する活動をする市民団体「八十里倶楽部」が主催する。午後1時半と午後4時半の2回上映する。千円。各回先着150人で、事前予約もできる。 問い合わせは八十里倶楽部、0256(34)8960。
JR磐越西線の「SLばんえつ物語」が7月29日、約1年ぶりに運行を再開する。2022年8月の豪雨による運行休止や、客車をけん引するSL「C57-180号機」の大規模整備を経ての「復活」。出発地の新潟市秋葉区のJR新津駅周辺は、盛り上げムードが高まっている。 ◆ラスク食べて「SLの気持ちに…」、JR新津駅で2日間限定販売 JR新津駅のホームでは7月29、30日、新津商店街協同組合連合会がSLにちなんだ菓子「石炭ラスク」や鉄道グッズを販売する。 石炭ラスクは菓子店「菜菓亭新津店」の人気商品で、2021年から販売している。...
撮っても乗っても魅力的な「C57ー180」の「全般検査」が終了―整備に当たった新潟県人の思いは? SLばんえつ物語 7月29日に運行再開[動画あり・写真多数] JR磐越西線の「SLばんえつ物語」の客車をけん引する蒸気機関車(SL)C57-180号機が、さいたま市での大規模点検・整備を終えて新潟県に帰ってきた。「貴婦人」の愛称で親しまれるSLは7月29日、約1年ぶりに運行を再開する。地元・新潟市秋葉区では、お色直しを済ませた車体を披露する撮影会も開かれた。大がかりな作業に尽力した県人技術者たちは「多くの人にばんえつ物語に乗ってもらい、受け継がれてきた鉄道文化を体感してほしい」と期待している。 ボイラーの下部に石炭の燃えがらをためる灰箱を設置した C57-180号機は1946年に製造。69年の廃車後は秋葉区新津第一小の校庭で保存され、99年に新津-会津若松(福島県)間の運行を開始した。大きな動
産業遺産学会の功労賞を受けた田邊洋夫さん。柏崎市立博物館で常設展示されている双頭レールは展示用に長さ1メートルに切断されている=柏崎市緑町の同博物館 日本の鉄道草創期に使われ、「幻のレール」といわれる「双頭レール」の保存に尽力し、全国の博物館への寄贈にも貢献したとして、新潟県柏崎市鯨波の田邊洋夫(ひろお)さん(75)が、学識者らでつくる産業遺産学会(東京都)から功労賞を受けた。田邊さんは「鉄道の発展につながる一助になればうれしい」と受賞を喜んでいる。 産業遺産学会は、歴史的史料である産業遺産の研究、保存を目的に1977年に産業考古学会として創立。83年から産業遺産の普及や発展に尽力した人や団体を表彰している。今年は田邊さんを含む11団体・人を対象に、6月3日に愛知県で表彰式を行った。 双頭レールは断面が「I」の字の形で、片面が摩耗すると逆さにして利用できるレール。日本で初めて鉄道が開業した
認識が異なったままでは、人口が減り縮小する地域の移動手段を守る打開策は生まれない。将来も持続する路線とするには、双方に一層の知恵が求められる。 乗客が減り赤字が続くJR大糸線で、糸魚川-南小谷(長野県)の在り方を巡る沿線自治体とJR西日本の隔たりが際立っている。 活性化策の議論を先行させる沿線自治体に対し、JR西が「遺憾」と発言した。自治体が線路などを維持管理する「上下分離方式」や第三セクターなど、具体的な事例研究を始めるよう求めた。 両者の協議が始まって1年が過ぎ、4月には地域公共交通再編に向けた関連法が成立した。経営が悪化するローカル鉄道を巡る協議を国が主導できることが要点だ。 背景には、沿線自治体と鉄道事業者だけでは協議が進みにくいことがある。国が財政支援もすることで話し合いの進展を狙う。 沿線自治体に向けたJR西の「遺憾」発言が出たのは、関連法が成立した翌5月の会合だ。 沿線自治体
[鉄路に新潟の匠あり]<3>ローカル線支える変速機 国内唯一の「とりで」・日立ニコトランスミッション加茂事業所(新潟加茂市) 全国津々浦々をつなぐ鉄道網。この社会に欠かせないインフラには、各所に新潟県で生み出される製品や技術が使われている。車両に部品、線路の建設…。新潟県は複数の異なる新幹線路線が走るなど、鉄道との縁も深い。国内はもとより海外の鉄路をも支える、ニイガタ発の匠(たくみ)の技を見ていきたい。=7回続きの3 【2023/05/25】 日本の都市部や近郊は電力システムで稼働する電車が走るが、地方にはいまだ電化されていない区域が残る。そんな路線を走るのが、ディーゼル車両だ。その運行に欠かせないトランスミッション(変速機)は、日立ニコトランスミッション(さいたま市)の加茂事業所(加茂市)が国内唯一の製造所。地方の交通を支える役割をほぼ一手に担っている。 鉄道車両用トランスミッションの製
[鉄路に新潟の匠あり]<4>豪華寝台列車「ななつ星」「四季島」の旅、カトラリーで神髄表現・山崎金属工業(新潟燕市) 全国津々浦々をつなぐ鉄道網。この社会に欠かせないインフラには、各所に新潟県で生み出される製品や技術が使われている。車両に部品、線路の建設…。新潟県は複数の異なる新幹線路線が走るなど、鉄道との縁も深い。国内はもとより海外の鉄路をも支える、ニイガタ発の匠(たくみ)の技を見ていきたい。=7回続きの4 【2023/05/26】 周遊型の豪華寝台列車、JR九州の「ななつ星in九州」とJR東日本の「トランスイート四季島」。高級感漂う車内でゆっくりくつろぎながら各地を巡ることができ、高額ながら予約開始後に申し込みが殺到し、抽選となる人気列車だ。車内で提供される食事は旅のハイライトの一つ。そのダイニングで使われているのが、山崎金属工業(新潟県燕市)のカトラリー(金属洋食器)だ。 JR東日本「
全国津々浦々をつなぐ鉄道網。この社会に欠かせないインフラには、各所に新潟県で生み出される製品や技術が使われている。車両に部品、線路の建設…。新潟県は複数の異なる新幹線路線が走るなど、鉄道との縁も深い。国内はもとより海外の鉄路をも支える、ニイガタ発の匠(たくみ)の技を見ていきたい。=7回続きの5 【2023/05/27】 バルブは気体や液体の流れを制御する部品だ。ガス栓などで知られるが、鉄道車両でも重要な役割を果たしている。その主要メーカーの一つ、光陽産業(東京)は上越工場(上越市)が製造拠点。東海道・上越新幹線、山手線、大阪環状線と、国内の大動脈と言える主要幹線で使われている。 高速鉄道の車両内部には張り巡らされた配管内で圧縮した空気が回っており、ブレーキやドアの開閉といった操作に使われている。駅に到着しドアが開く時に「プシュー」という音が流れるのは、その証拠と言える。 この空気を制御する
[鉄路に新潟の匠あり]<6>地域間交流のレール敷く 上越、北陸新幹線の軌道工事・第一建設工業(新潟市中央区) 全国津々浦々をつなぐ鉄道網。この社会に欠かせないインフラには、各所に新潟県で生み出される製品や技術が使われている。車両に部品、線路の建設…。新潟県は複数の異なる新幹線路線が走るなど、鉄道との縁も深い。国内はもとより海外の鉄路をも支える、ニイガタ発の匠(たくみ)の技を見ていきたい。=7回続きの6 【2023/06/01】 多くの人の往来を生み出し、豊かな交流を育んできた上越新幹線と北陸新幹線。第一建設工業(新潟市中央区)は、両方の新幹線の建設に携わった。レールなどを敷く軌道工事を中心に担い、高速で快適な移動に貢献している。 第一建設工業は1942年、戦時下の国の方針で鉄道工事の専門会社として創業した。鉄道輸送網を確保するために、全国各地で鉄道施工業者の組織化が図られたためだ。現在は.
全国津々浦々をつなぐ鉄道網。この社会に欠かせないインフラには、各所に新潟県で生み出される製品や技術が使われている。車両に部品、線路の建設…。新潟県は複数の異なる新幹線路線が走るなど、鉄道との縁も深い。国内はもとより海外の鉄路をも支える、ニイガタ発の匠(たくみ)の技を見ていきたい。=7回続きの7 【2023/06/01】 台湾最大の台湾桃園国際空港。第1、第2ターミナル間を結ぶ新交通システム「スカイトレイン」が、約3分間隔でピストン運行している。青と水色などのラインが入ったステンレス製の車両を造ったのは、新潟トランシス(新潟県聖籠町)だ。 台湾桃園国際空港を走る旅客輸送用の車両「スカイトレイン」 新潟トランシスは、経営破綻した旧新潟鉄工所の鉄道車両部門などを引き継ぎ、2003年に設立。JR東日本などの鉄道車両のほか、保守用車両や除雪機械の製造など幅広く事業を展開する。 中でも、新交通システム
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