GW後も全国からボランティア 専門家が開設 気仙沼・本吉 連休後も多くのボランティアが駆け付け、がれき撤去などで活躍している=19日、気仙沼市本吉町二十一浜 東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市最南端の本吉町浜地区で、連日100人を超えるボランティアが活躍している。災害支援の専門家が開設したボランティアセンターがうまく機能しているためだ。他の被災地で大型連休後の人手不足が指摘される中、今も全国からボランティアが駆け付けている。 センターがあるのは、約40人が身を寄せる浜区多目的集会所。震災直後から支援活動をしている岐阜県のNPO法人「県災害ボランティアコーディネーター協議会」の川上哲也理事長(47)が4月20日に開設した。 ボランティアの宿泊や食事は自前で用意するのを原則とするセンターが多い中、寝泊まり用のテントを貸し出したり、救援物資をやりくりして食事を提供したりする工夫を