人間の視野角に最も近く、撮影イメージがつかみやすい“標準”レンズ:単焦点レンズのキモ(50ミリ編) 焦点距離50ミリ(35ミリフィルム換算)というのは、人間の視野角にもっとも近いと言われている、いわゆる標準の画角。目で見ている大きさや感覚に近いので、ファインダーを見る前に頭に浮かんだ「このイメージ(風景など)が撮りたい!」をそのままに、思い描いた写真が撮りやすいレンズです。 被写体を目立たせたいときは近づいて撮影。また、離れることでさりげなく、被写体を風景にとけ込ませたりと、この1本でさまざまなバリエーションの写真を撮ることが可能です。今回は、オリンパスの「OM-D E-M10」と「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8」(35ミリ換算で50ミリ相当)を使って、50ミリレンズのポイントを紹介します。