出口治明さんの『部下を持ったら必ず読む「任せ方」の教科書 』が、これからチームを率いるリーダーにとって良書だったので、読書感想文をまとめてみた。 言われた仕事に付加価値をつける、作業にしない 高度成長期とは「特別なことをしなくても、年8%の成長が見込める時代」「言われたことをしているだけで、成長できた時代」だったと私は考えています。 逆に今は変化していて、特別なことをして、言われたこと以上に自分の仕事の価値を出していかないと、すぐに化けの皮が剥がれる時代。仕事に対してごまかしは効かなくなったし、言われたことをただただやっているマシーンでは立ち行かなくなるということだ。 いままで5時間かかっていた仕事を、明日も5時間、あさっても5時間、1週間後も5時間、1カ月後も1年後も10年後も5時間かかっていたら、いつまでたっても生産性は上がりません。 生産性を上げるには、5時間を4時間に、4時間を3時