2日午前2時35分ごろ、愛知県豊橋市稲村北の山中川の岸辺で、豊橋市内の男子中学2年生(14)に職務質問しようとした豊橋署の男性巡査長(26)が抵抗されて拳銃を奪われそうになったため、威嚇のため川面に2発発砲、男子中学生を公務執行妨害と傷害容疑で現行犯逮捕した。 男性巡査長は顔などに軽傷。 豊橋署の発表によると、同日未明、巡査長と同市中岩田付近で、もう1人の警察官とパトカーでパトロール中に、2人乗りの原付きバイク2台を発見し追跡。巡査長は1台から飛び降りた男子中学生を追いかけ、職務質問しようとしたところ、少年ともみ合いになり、2人とも川に落ちた。巡査長は「撃つぞ」と警告した上で発砲したという。 同署の伊藤公一警務課長は「拳銃使用については、現時点で、適正な使用と判断している」とコメントした。