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経済と科学哲学に関するCruのブックマーク (3)

  • マクロ経済学は1958年に道を誤った - himaginary’s diary

    とジョン・クイギンが書いている。かつてロバート・ゴードンは1978年時点のニューケインジアン経済学は今日のDSGEの手法より優れていたと論じたが、クイギンは、そこから遡ること20年前に既にマクロ経済学は道を逸れていた、と言う。 1958年というのは、フィリップス曲線が発見された年である。クイギンは、その発見後に、フィリップス曲線の誤用、それに対する過剰な訂正、そして再訂正といったプロセスが続き、確かにその過程で得られた知見も多いものの、それ以上に忘却の彼方に追いやられた知見が多かった、と主張する。その結果、アービング・フィッシャーのようなケインズ以前の経済学者でさえ馬鹿げていると思うであろう議論が今日の経済学者の間でまかり通っている、とクイギンは言う。 最初の間違いは、サミュエルソンやソローらのケインジアンによるフィリップス曲線の解釈であった。当初の彼らの論文では期待に関する注釈などが付い

    マクロ経済学は1958年に道を誤った - himaginary’s diary
    Cru
    Cru 2013/01/07
    こう指摘されれば、なるほど!と思っちゃうのが怖いところかも。実証からのフィードバックに乏しい経済学って学問は、業界皆で「思いて学ばざれば則ち殆(あや)うし」を実践してるようなところがあるんじゃないか?
  • 2010-03-06

    謎のボードゲーム用カードイラスト企画第4弾。お題はライブラリ族。 なぜ、ライブラリ族なのに熊なのか。いや、単に暗い絵が多すぎるので趣向を変えてみただけだったりするのだけどね……。ライブラリ族と聞くと、読子・リードマンみたいなのを想像してしまうわけだが、SFなのに紙のでもあるまいと思いこのような形にしてみた。発注者の意図とはかなり異なる絵になってしまっている気もするが、どんなもんだろうか。 以前シノドスのセミナーに、小島寛之先生をお招きしたときにも、似た話題になりました。経済学は「科学」たるべきか、「医学」や「工学」たるべきか。そして今の経済学は、その両者のいずれか足りえているのか。小島さんはゆくゆくは「科学」を目指すべきだと述べ、飯田さんも長期的にはそこを目指しつつ、まずは工学的に、実践をつみながら発展して欲しいと応答していた。 http://business.nikkeibp.co.j

    2010-03-06
    Cru
    Cru 2010/03/13
    近代経済学="制約条件付き最適化問題の解法"="資源に制約がある状況下で資源を有効活用する"⇒工学≠科学…という指摘
  • 今の景気回復は想像の産物? - himaginary’s diary

    というロバート・シラーのNYT論説に対し、The Big Picureのバリー・リソルツが異を唱えている(Economist's View経由)。 シラーは次のように書いている。 Beyond fiscal stimulus and government bailouts, the economic recovery that appears under way may be based on little more than self-fulfilling prophecy. Consider this possibility: after all these months, people start to think it’s time for the recession to end. The very thought begins to renew confidence, and

    今の景気回復は想像の産物? - himaginary’s diary
    Cru
    Cru 2009/11/28
    ”(魔女狩り、瀉血、組織宗教、等々)。 これは…、誤った信頼システム”。本論には関係ないけど、ここ、なるほどと思った。人は何故信じるか? 信頼システムによって。
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