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ブックマーク / www.natureasia.com (9)

  • レーザー兵器が現実に | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    長年SFに欠かすことのできない小道具だったレーザー兵器が、ついに現実の戦場に近づいてきた。それを可能にしたのは光ファイバーだ。 米国ニューメキシコ州。乾いた大地の上空をすべるように飛行していたドローンが、突然コントロールを失って、きりもみ状態で落下していく。 ボーイング社のファイバーレーザー兵器HEL MDは、ドローンを撃ち落とすことができる。 Credit: BOEING 続いて、発射された迫撃砲弾が、空中で高く弧を描いてから的に向かって降下し始めるが、これも突然燃え上がり、爆発する。 砂漠に停められた砂色の大型トラックの上では、立方体の装置が素早く回転し、目に見えない赤外線ビームを発射して、標的を1つ1つ破壊していく。高エネルギーレーザー移動式実証機(High Energy Laser Mobile Demonstrator;HEL MD)と呼ばれるこの装置は、航空宇宙産業界の巨大企業

    レーザー兵器が現実に | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
    Cru
    Cru 2022/04/25
    鏡はダメなのか。埃が焼き付いて、そこだけ高温になって不均等な熱膨張と高音による脆性で破断する感じ?
  • 衛星による1000km超の量子鍵配送を達成 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    量子鍵配送は、安全な通信を保証できる暗号技術だ。長距離の量子鍵配送が、信頼できる中継装置の必要性なしに可能であることが、人工衛星を使った実験で示された。 現代社会は、情報の大規模な交換によって機能している。このため、機密データの世界規模での安全な通信は、ますます重要なものになっている。量子物理学の原理を応用して通信リンクの安全性を高めれば、安全な通信のために広く使われている数学的方法を補完することができる。この手法は将来、計算能力が進歩した結果として生じるかもしれない脅威からも暗号化された情報を保護できるなど、とても望ましい特徴を持っている。しかし、この手法には、通信可能な距離、使われる装置に対する信頼の程度といった点で多くの技術的課題も残っている。今回、中国科学技術大学(安徽省合肥市)のJuan Yinらは、この暗号技術は、基礎にある量子技術が保証する安全性を損なうことなく、1000km

    衛星による1000km超の量子鍵配送を達成 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
  • 脳を進化させたのはレプリカ遺伝子 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    Justyna Pszczolka/Alamy ヒトは二足歩行を行い、体毛の大部分を失っている点で、ほかの霊長類と異なっている。なかでも最も大きな違いは、言語、芸術、科学など、文明の象徴を生み出す能力のある脳を持っていることだ。先頃、Cellオンライン版に発表された2つの研究1,2により、何百万年も前に起こったDNAの重複エラーが、複雑なヒト脳の進化にきわめて重要な役割を担っている可能性が示唆された。 DNAをコピーする酵素は、染色体に遺伝子の余分なコピーを挿入することがある。そのようなレプリカ遺伝子はヒトゲノムの約5%を占めると見積もられている。しかし、この余分な新しい遺伝子は元の遺伝子とほとんど同一であるため、見落とされてしまう傾向がある。 ワシントン大学(米国シアトル)の遺伝学者であり、発表された2つの研究のうちの1つを率いたEvan Eichlerは、これまでの研究からヒトにはSR

    脳を進化させたのはレプリカ遺伝子 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
  • ナルコレプシーは自己免疫疾患であることが確定 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    Science Translational Medicine 2013年12月18日号に掲載された当該論文は、2014年7月30日に著者により取り下げられました。理由は、論文の構成上重要な実験が再現できなかったためということです。 2009年の新型インフルエンザ大流行とそれに対するワクチンの接種に付随して、ナルコレプシーという睡眠障害が多発した。この原因を解析した結果、 ナルコレプシーが自己免疫疾患だとする決定的な証拠が示された。 Credit: THINKSTOCK 2009年に新型インフルエンザ(A型H1N1亜型、ブタ由来インフルエンザとも呼ばれる)が世界的に大流行した際、中国ではナルコレプシーが多発した。この病気は、日中に時と場所を選ばず猛烈な眠気の発作に襲われる睡眠障害で、発症すると長年にわたって症状が表れるが、その原因についてはいまだ解明されていない部分も多い。一方欧州では、この

    ナルコレプシーは自己免疫疾患であることが確定 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
    Cru
    Cru 2020/12/08
    2008〜2009年流行の新型インフルエンザおよびワクチンへの免疫応答が特定のHLAを持つ人に対する自己免疫疾患の引き金を引いてる可能性。
  • 異常ミトコンドリア除去を誘導する遺伝子発見 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    分解する相手を選ばないオートファジー(自作用)に対し、特定の細胞小器官や物質を選択的に処理する「選択的オートファジー」があることも分かってきた。ミトコンドリアの選択的オートファジー「マイトファジー」について、分子機構の解明を進めた星野温・京都府立医科大学大学院助教らは、これまで知られていなかった遺伝子がカギを握っていることを突き止め、この遺伝子の変異が筋疾患(ミオパチー)を引き起こすことも見いだした。 筋繊維とミトコンドリアの電子顕微鏡画像。 Credit: SPL-STEVE GSCHMEISSNER/BRAND X PICTURES/GETTY –– マイトファジーとはどのような現象なのでしょう? 星野: 広義に捉えると、オートファジー(自作用)の一種といえます。オートファジーは大隅良典博士のノーベル賞受賞で広く知られるようになりましたが、最近になり、小胞体や核などの特定の細胞小器

    異常ミトコンドリア除去を誘導する遺伝子発見 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
    Cru
    Cru 2020/03/18
    将来のミオパチー治療に光明?
  • 中国が国内科学雑誌にてこ入れ | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    中国政府は国内資の科学雑誌に対し、毎年2億元を投資する方針を示した。科学立国としての地位を高めるのが目的だ。 中国北京市にある人民大会堂。 Credit: Etienne Oliveau / 特派員/Getty Images News/Getty 中国政府は2019年8月、世界の画期的な論文が中国の科学雑誌で発表されるようにしていくという方針を打ち出した。そして同年11月25日には、約280の国内科学誌(その大半が英語で出版されている)のレベルを上げて、海外の研究者からの投稿を増やすために、今後5年にわたり年間2億元(約32億円)を投じていくことを明らかにした。 全文を読むには購読する必要があります。既に購読されている方は下記よりログインしてください。 サービスでは、サイトご利用時の利便性を向上させるためにCookiesを使用しています。詳しくは、シュプリンガーネイチャー・ジャパン株式

    中国が国内科学雑誌にてこ入れ | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
    Cru
    Cru 2020/03/18
    国家に金があると違うね。国家がテコ入れすれば金メダルでもノーベル賞でも選ばれた人々が獲得するのは歴史が証明。マクロでお金は単なる信用の数値化なので日本のような国は政策を誤らなければ潤沢に供与できるはず
  • 結核菌ゲノムに刻まれていたヒトの歴史 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    結核菌・北京系統株は、結核菌の中でも感染性が高く、多剤耐性のものも多い。この系統株が東アジアに出現したのは6000年以上前であることが分かった。 Ref.1 結核菌(Mycobacterium tuberculosis)は、ほぼヒトにしか感染せず、ヒトの活動を介して拡散した。この菌のDNAを解読したところ、農耕の開始からソ連の崩壊まで、ヒトの歴史における主要な出来事が刻まれていることが分かった。今回、国立自然史博物館(フランス・パリ)の進化遺伝学者Thierry Wirthは、世界中から集められたヒト結核菌の臨床分離株約5000試料について解析を行った。その結果、特に脅威となっている「北京株」と呼ばれる系統株が、東アジアに6000年以上前に出現した後、抗生物質に広く耐性を獲得して殺人細菌になっていった経緯が明らかになった。この成果は、2015年1月19日にNature Geneticsに報

    結核菌ゲノムに刻まれていたヒトの歴史 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
    Cru
    Cru 2019/07/02
    “北京系統株が出現した場所は、その名のとおり中国北東部近辺で、6600年前だったことが分かった。これは、中国の長江下流域で稲作が開始されたという考古学的証拠6とも一致” なんかえらい離れてる気もするが…
  • https://www.natureasia.com/ja-jp/ndigest/v12/n4/%E3%83%8D%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%BA%BA%E3%81%A8%E7%8F%BE%E7%94%9F%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E3%81%AF%E9%9A%A3%E3%82%8A%E5%90%88%E3%81%A3%E3%81%A6%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%81%97

    Cru
    Cru 2018/02/22
  • 日出ずる国の黄昏 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    理研での騒動は、日の科学研究の低迷が最重要研究機関にも広がったことを反映しており、政策的取り組みが求められる。 Credit: The Asahi Shimbun/The Asahi Shimbun/Getty 日で唯一の自然科学の総合研究機関、理化学研究所(理研)は、2017年に創立100周年を迎え、4月26日の記念式典には天皇、皇后両陛下のご臨席を得た。しかし、かつて「研究者の楽園」と呼ばれた理研は、今やその影もなく、財政の不確実性に直面した日政府が科学予算の削減を進めるにつれて、ほころびが目立ち始めた。 その影響を受けた研究者の1人が、同研究所脳科学総合研究センター(BSI;埼玉県和光市)の西道隆臣(さいどう ・たかおみ;神経蛋白制御研究チーム、シニア・チームリーダー)だ。上述の記念式典が行われた頃、西道は、その研究に対する年間予算の43%カットを通告された。これに対して西道は

    日出ずる国の黄昏 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
    Cru
    Cru 2018/01/04
    国力低下させることが明白な予算削減をなぜするのか、国家予算全体から見れば大した割合ではない科研費に重点配分できないのは省庁に割り振る機械的硬直的な予算削減が背景にあるのではないのか?
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