今年一年アニメの配信関係の仕事をガッツリしていたわけだが、その実感がこれ。世の中が不景気なのを差し引いても、アニメの配信(有料配信=広告モデルじゃないヤツね)で上がる売り上げって、完全に伸び悩みな傾向がはっきりしちゃってる印象。今年の前半ぐらいまでは、ニコニコの締め付け強化とかで、それなりに順調だったんだけど、どのライセンシーからの上がりも正直伸びてない。 でも、比較的ましなのが、SVOD(料金定額:見放題)モデルでやってるところからの売り上げ。上で、伸び悩みって言ってたのは、どれもVOD(個別課金:動画を見るたびにクレジットカードやらで金払って認証)のライセンシー。ようは、アニメを見るために金を払っているいんじゃなくて、アニメを含む色々な番組を自由に見る権利にお金を払っているパターンなので、ユーザーの意識としては、携帯電話料金とか、インターネットのプロバイダ料金みたいな、いわば「インフラ
閲覧権は多分違法コンテンツのダウンロードを違法化するものだろう。内容はよくわからないが、多分コンテンツをネット上で見る権利なんだろう。だから閲覧権が創設された場合、コンテンツをネット上で見るには権利者による権利の付与、ありていにいって同意が必要になる。つまり権利者に無断でアップロードされた違法コンテンツを見るのは権利者の同意がないので違法となる。これは さらに角川氏は、現在の著作権法の問題点として、著作物の利用に対して一部のユーザーから代価を徴収する反面、払わずに利用するユーザーは見過ごしている事実があることを指摘。http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2007/12/06/17780.htmlあたりの問題意識と合致している。現在ダウンロードだけなら違法ではない。そのため権利者に無断でアップロードされたコンテンツを見るユーザーから対価を
日本音楽著作権協会(JASRAC)は10月30日、ニワンゴが運営する「ニコニコ動画」と、米Google傘下の「YouTube」上で使用されているJASRAC管理楽曲の利用料を、それぞれの運営企業から支払ってもらう契約締結に向けて協議に入ったことを明らかにした。年内にも暫定的な契約を結ぶ予定だ。 契約を結べば、一般ユーザーが音楽会やライブなどでJASRAC管理楽曲を演奏した映像や、レコード会社が公式に配信する楽曲などを、両サイトに合法的にアップロードできようになる。 料率など詳細については検討中。JASRACが動画投稿サイトの楽曲利用条件の中に示した、「一般娯楽番組」(サイト収入の2.0%)の基準を軸に検討を進める。 両サイトは、利用された楽曲やリクエスト回数などをJASRACに報告する。 両サイトにはこれまで、大量のJASRAC管理楽曲付き動画が無断で投稿されてきた。「過去分の利用料精算で
さて、この間の文化庁の中間報告絡みのエントリにいくつか興味深いコメントが付いています。返答を色々書いていると異様に長くなりそうだし、文化庁の話とはだいぶ離れてしまいそうなので、エントリを独立させてしまいます。 まずはttmさんのコメント。以下全文引用。 現状、ニコニコを使っている人間のほとんどは結局「無料レンタルビデオ店」代わりですから。これをマウス右クリック一発でDLできてしまえるソフトが出来ている現状、これは権利者にとって大打撃です。 しかも、この行為はニコニコユーザーが声高に語っていた「商品の宣伝になる」ということすら崩壊させかねない事実なわけで(特にDVDなど)マズイですねえ・・・ 大量の新規ユーザー、タグ偽装工作、再アップロード、そしてお手軽なDL・・・ここまでくると正直権利者の堪忍袋が切れるのも時間の問題です。すでに現行法を行使してのXデー(ニコニコ動画に対するTV局、JASR
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