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2010年12月20日のブックマーク (3件)

  • 2chにリベラルの花束を

  • L'ECUME DES JOURS ~日々の泡~ 「哲学試験は何の役に立つのか?」

    今週月曜日(12日)に始まったバカロレア試験。初日は哲学でした。出題はこちらのブログに(引用されてるドゥルーズ、かっこよすぎて涙がでます)。 さて、フランスは、他の様々な名詞(「文学」とか「美術」とか)と並んで「哲学の国」とも形容されるわけですが、実際、高校で哲学が必修科目なのはヨーロッパの中でもフランスだけらしい。理数系のバカロレア試験(といっても「一般バカロレア」ですが)にも哲学の試験があるというのは、日社会的視点から考えるとちょっと意外に感じられるかもしれません。哲学の授業を選択制にして、情報処理など現代的なものを盛り込むのはどうか、という話はずいぶん前から出ています。 というわけで、「哲学試験は何の役に立つか?」というお題。 っていうか、「高校で哲学が必修なことの是非」という感じですね。 ※()は原文通り、〔〕は訳注。 「哲学試験は何の役に立つか?」 パリ13区、ロダン高校。バカ

    DK4R
    DK4R 2010/12/20
  • 社会学者の憤り方――ブルデューに学ぶ

    2005年3月31日付で『日仏社会学叢書』第3巻(恒星社厚生閣)として出版されました。 斉藤悦則・荻野昌弘編『ブルデュー社会学への挑戦 』というタイトルがつきました。 以下のテキストは pp.87~109 所収。 ブルデューが没した年(二〇〇二年)の秋、日仏社会学会の大会は「ブルデュー追悼コロシアム」と題するシンポジウムを催した(注1)。晩年のブルデューの活動を追ったドキュメンタリー映画「社会学は格闘技だ」(注2)のビデオを流しながら、そのタイトルにふさわしく、ブルデューに対する肯定的な立場と否定的な立場での議論を戦わせようという企画である。私は「否定的な立場」でこれに参加した。いわば「かませ犬」の役回りを割り当てられた。 社会学の「学界」のほとんど埒外に属する私にとって、これは気軽に引き受けられる立場であった。準備作業そのものにも負担感はなかった。ブルデュー好きの人々にとっては不愉快なこ