愛媛県伊予三島市(現:四国中央市)を拠点とする製紙会社大王製紙の創業家に、2代目である井川高雄の長男として生まれた。2歳下の弟、井川高博はのちに大王製紙取締役となる。 京都市内で生まれた後、小学校直前まで米国で育ち、その後、小学校入学までを大王製紙四国本社がある愛媛県で過ごす。その後、家族と共に東京に引っ越した[4]。渋谷区立大向小学校(現:渋谷区立神南小学校)に転入。筑波大学附属駒場中学校・高等学校を経て、東京大学法学部を卒業する。 大学を卒業してから1年間、大原簿記学校で学ぶ[5]。1988年(昭和63年)4月、大王製紙に入社[6]する。三島工場次長、常務取締役、専務取締役などを経て、1998年(平成10年)6月に代表取締役副社長となった[6]。 2006年(平成18年)4月からは、子会社であった名古屋パルプの社長を約1年間務める。オーナー企業の創業家出身に加え、取引先との関係改善やブ