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哲学に関するDOISHIGERUのブックマーク (43)

  • 作家別作品リスト:西田 幾多郎

    石川県生まれ。1896(明治29)年に金沢の第四高等学校講師、次いで教授となった。1911年(明治44)に発表した「善の研究」で、その西洋哲学と充分比肩しうる独創性で日の思想界に衝撃を与える。その後も西田は「善の研究」の〈純粋経験〉の立場に長年にわたり厳しい批判を重ね、ついに〈場所の論理〉に到達する。その後、マルクス主義の台頭を睨みつつ〈歴史的現実世界〉の問題と取り組み、〈場所〉を〈弁証法的世界〉として具体化し、〈絶対矛盾的自己同一的世界の自己限定〉として〈歴史的実在〉の世界をとらえる立場を展開した。 近年になって脱構築の流れに乗って世界的な再評価が進んでいる哲学家の一人である。(nns) 「西田幾多郎」 公開中の作品 アブセンス・オブ・マインド (新字新仮名、作品ID:43654) 或教授の退職の辞 (新字新仮名、作品ID:43655) 井上先生 (旧字旧仮名、作品ID:54368)

  • 絶対矛盾的自己同一

    西田幾多郎 一 現実の世界とは物と物との相働く世界でなければならない。現実の形は物と物との相互関係と考えられる、相働くことによって出来た結果と考えられる。しかし物が働くということは、物が自己自身を否定することでなければならない、物というものがなくなって行くことでなければならない。物と物とが相働くことによって一つの世界を形成するということは、逆に物が一つの世界の部分と考えられることでなければならない。例えば、物が空間において相働くということは、物が空間的ということでなければならない。その極、物理的空間という如きものを考えれば、物力は空間的なるものの変化とも考えられる。しかし物が何処(どこ)までも全体的一の部分として考えられるということは、働く物というものがなくなることであり、世界が静止的となることであり、現実というものがなくなることである。現実の世界は何処までも多の一でなければならない、個物

  • 実体概念と関数概念:みすず書房

    実体概念と関数概念 認識批判の基的諸問題の研究 SUBSTANZBEGRIFF UND FUNKTIONSBEGRIFF 近代科学と哲学の歴史的・実証的研究にすぐれた業績を残したエルンスト・カッシーラーの名は、すでに十指に余る邦訳者の刊行によってわが国でも広く知られている。しかし、近代科学の認識批判から出発したその独自の哲学体系の中軸をなす主要な著作は必ずしも十全に紹介されてきたとは言いがたい。書『実体概念と関数概念』は、『認識の問題』に始まり『象徴形式の哲学』へと結実するカッシーラーの足跡のなかでひときわ光彩を放つ記念碑的労作である。昭和初年の抄訳刊行以来50牛余をへだてて、その全訳がここに紹介される。 カッシーラーの領は科学史研究にあると言える。ケプラー、ガリレイからニュートン、19世紀の物理学者からアインシュタインまでを物理学史、思想史の両面において生き生きとよみがえらせうる哲

  • 亀がアキレスに言ったこと - Wikipedia

    「亀がアキレスに言ったこと」(かめがアキレスにいったこと、What the Tortoise Said to Achilles)は、1895年にルイス・キャロルが哲学雑誌『Mind』に書いた短い対話編。この文章の中でキャロルによって提示された問題は現在「ルイス・キャロルのパラドックス」(Lewis Caroll's Paradox)、または単に「キャロルのパラドックス」と呼ばれることもある。文中で対話を行う「アキレス」と「亀」は、アキレスが決して亀を追い抜くことができない、という運動に関するゼノンのパラドックスから取られている。キャロルはこの2人の対話を通して、論理学の基礎的な問題をユーモラスに提示してみせた。 この対話において、亀はアキレスに対し「論理の力を使って自分を納得させてみろ」と吹っ掛ける。つまり「単純な演繹からでてくる結論を私に認めさせてみろ」と言う。しかし結局アキレスはそれが

    亀がアキレスに言ったこと - Wikipedia
  • Stanford Encyclopedia of Philosophy

    The Stanford Encyclopedia of Philosophy organizes scholars from around the world in philosophy and related disciplines to create and maintain an up-to-date reference work. Current Operations Are Supported By: The Offices of the Provost, the Dean of Humanities and Sciences, and the Dean of Research, Stanford University The SEP Library Fund: containing contributions from the National Endowment for t

    DOISHIGERU
    DOISHIGERU 2013/03/13
    哲学の信頼できるページとのこと。
  • 議論しない哲学者 ――ドゥルーズ+ガタリ『哲学とは何か』感想 - 鳥籠ノ砂

    ジル・ドゥルーズとフェリックス・ガタリ最後の共著であり、その思想の総決算とも呼ぶべき『哲学とは何か』(1991)は、タイトルが示すとおり、「そもそも、ドゥルーズとガタリは哲学をどのように捉えていたのか」について教えてくれる。一言で言うとすれば、彼らにとって哲学とは「概念(コンセプト)を創造すること」らしい。《こうして結局、かの問は、すなわち哲学についての問は、そこで概念と創造が互いに関係しあう特異点なのである》(23p)。ここで当然疑問に思うのは、ではその概念とはどのようなものか、ということだ。彼らの説明を順に追っていこう。 ひとつの概念とは、それ自体が概念となりうるような不可分の合成要素群から構成された「集積点」のようなものである。それは物体や身体ではないし、論理学的な命題でもないとドゥルーズ+ガタリは言う。彼らが挙げているデカルトのコギト、すなわち「我思う、ゆえに我あり」の例を見てみよ

    議論しない哲学者 ――ドゥルーズ+ガタリ『哲学とは何か』感想 - 鳥籠ノ砂
  • 哲学に関する情報 哲学書新刊情報20130203-20130209

    2013年2月5日 『生権力の思想: 事件から読み解く現代社会の転換』(大澤 真幸著 ちくま新書) 『エセー 5』(ミシェル・ド・モンテーニュ著 白水社) 『高校生のための道徳教科書』(麗澤大学道徳科学教育センター監修 廣池学園事業部) 『神道思想史研究』(高橋 美由紀著 ぺりかん社) 『入門論語と孔子』(洋泉社MOOK) 『哲学と神学のハルモニア エックハルト神学が目指したもの』(山崎 達也著 知泉書館) 2013年2月6日 『分析哲学を知るための 哲学の小さな学校』(ジョン・パスモア著 ちくま学芸文庫) 『原典訳 ウパニシャッド』(岩 裕編訳 ちくま学芸文庫) 『反・仏教学: 仏教vs.倫理』(末木 文美士著 ちくま学芸文庫) 『入門 近代日思想史』(濱田 恂子著 ちくま学芸文庫) 『現代語訳 文明論之概略』(福澤 諭吉著 齋藤 孝訳 ちくま文庫) 【Kindle版】『ニーチェ[超

  • 心の哲学まとめWiki

    ■心の哲学の問題 ├現象的意識 |├現象 |├表象 |├クオリア |└還元・創発・汎経験説 ├自己 |├意識の統一性 |└無主体論 ├還元主義 ├意識のハードプロブレム |├意識の二面性 |└意識の超難問 ├心的因果 |├付随性 |├因果的閉包性 |└現象判断のパラドックス ├説明のギャップ ├意識の境界問題 ├意識に相関した脳活動 ├多重実現可能性 ├志向性 ├命題的態度 ├固定指示子 ├ゲシュタルト構造 ├アウェアネス ├言語的批判 | └カテゴリー錯誤 ├動物の心 ├実在 |├知覚因果説 |└イデア論 ├独我論 └独今論

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  • 数学的宇宙仮説 - Wikipedia

    数学的宇宙仮説 (すうがくてきうちゅうかせつ、mathematical universe hypothesis, MUH) とは、マックス・テグマークによって提唱された、物理学および宇宙論における思弁的な万物の理論 (TOE)である[1]。究極集合 (Ultimate Ensemble) とも呼ばれる。 記述[編集] テグマークの唯一の仮定は、数学的に存在する全ての構造は物理的にもまた存在するというものである。すなわち、「自己認識する下部構造(人間のような知的生命体)を含むだけ複雑なこれらの[宇宙]においては、[彼ら]は自身を物理的に'現実の'世界に存在するものとして主観的に知覚する」ことを意味する[2][3]。その仮説は、異なる初期条件、物理定数、または全く異なる方程式に対応する世界もまた現実であるとみなされるべきであることを示唆する。 テグマークは、その仮説は自由パラメータを持たず、観

  • ラッセルのティーポット - Wikipedia

    ラッセルのティーポット(英: Russell's teapot)は、哲学者のバートランド・ラッセルが初めて提唱した概念で、とくに宗教に関して、哲学的な議論における立証責任は科学的に反証不可能な主張をしている側にあるのであり、もう一方に反証責任を押し付けるものではないことを示すアナロジーである。天空のティーポットや宇宙のティーポットと呼ばれることもある。ラッセルによれば、宇宙のどこかに地球と火星の間を通って太陽を周回するティーポットがあると主張する者が、それは誤りであると誰も証明できないことを根拠にして、周回するティーポットの存在を信じることを求めるのはナンセンスである。ラッセルのティーポットは、神の存在をめぐる議論においていまなお言及されることがある。 ラッセルの議論[編集] 「イラストレイテッド・マガジン」から1952年に依頼されて書いた(が編集者の判断で活字化されなかった)「神は存在す

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  • 擬似問題 - Wikipedia

    この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "擬似問題" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2020年9月) 擬似問題(ぎじもんだい、pseudo problem)とは、問いを立てる際の暗黙の仮定や前提が誤っていたり、検証できないものに依拠していたりするため答えがそもそも存在しない問い。 問いに含まれている誤った前提に気づくことなく、そのまま推論を進めていくと、矛盾やパラドックスと呼ばれる状況に直面する。一般にはそうした状況になって初めて、「これは擬似問題なのではないか」つまり「議論の前提に何か誤りが含まれているのではないか?」と気が付くことになる。 擬似問題はある真性の

  • 認識論 - Wikipedia

    この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証し出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2022年1月) 認識論(にんしきろん、英: Epistemology)は、認識、知識や真理の性質・起源・範囲(人が理解できる限界など)について考察する、哲学の一部門である。存在論ないし形而上学と並ぶ哲学の主要な一部門とされ、知識論とも呼ばれる。 日語の「認識論」はドイツ語からの訳語であり、カント『純粋理性批判』以後のドイツ哲学に由来する。フランス現代思想では「エピステモロジー」という分野があるが、20世紀にフランスで生まれた科学哲学の一つの方法論ないし理論であり、日語では「科学認識論」と訳される。 哲学はアリストテレス以来大きく認識論と存在論に大別され、現在もこの分類が生きている。認識論ではヒトの外の世界を諸々の感覚や理性等を通じていかに認

    認識論 - Wikipedia
  • 操作主義 - Wikipedia

    エドワード・T・ホールによる対人距離の図。「間柄の親密さ」という概念を、相手と接する「距離」で操作化した例。 操作主義(そうさしゅぎ、英:operationalism)とは、特に心理学、社会科学、生命科学、物理学分野の研究設計 (research design) において、他の現象からその存在が推定されるが直接には測定できない現象について測定を定義するプロセス(操作化)から理解しようとする思想原則である。 概要[編集] 操作化は、例えばファジー概念[注釈 1]を実証観察によって明確に判別可能で測定可能かつ理解しやすいものに定義する。広義には、概念の外延を定義して、その概念の事例が何であって何ではないのかを説明する。 例えば、医学では健康という現象をボディマス指数や喫煙のような一つ以上の指標によって操作できるようにする。操作化したりする。もう一つ例を挙げると、視覚処理において周囲にある特定対

    操作主義 - Wikipedia
  • http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/phil/ronso.htm

  • ニック・ボストロム - Wikipedia

    ニック・ボストロム(2006年、スタンフォード大学にて) ニック・ボストロム(瑞: Niklas Boström、英: Nick Bostrom、1973年3月10日 - )は、スウェーデン人の哲学者であり、オックスフォード大学教授。人間原理に関する業績で知られる。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで2000年に博士号を取得。 学会誌や一般誌に論文や記事を書く傍ら、様々なメディアにも登場し、クローニング、人工知能、精神転送、人体冷凍保存、ナノテクノロジー、シミュレーテッドリアリティといったトランスヒューマニズム関連の話をしている。 1998年、David Pearce と共に世界トランスヒューマニスト協会を設立。2004年、James Hughes と共に Institute for Ethics and Emerging Technologies を設立。現在は、両団体の会長を務めて

    ニック・ボストロム - Wikipedia
    DOISHIGERU
    DOISHIGERU 2012/03/12
    シミュレーション
  • 方法序説 - Wikipedia

    『方法序説』(ほうほうじょせつ、方法叙説とも、仏: Discours de la méthode)とは、1637年に公刊されたフランスの哲学者、ルネ・デカルトの著書である。 刊行当時の正式名称は、『理性を正しく導き、学問において真理を探究するための方法の話。加えて、その試みである屈折光学、気象学、幾何学。』(りせいをただしくみちびき、がくもんにおいてしんりをたんきゅうするためのほうほうのはなし。くわえて、そのこころみであるくっせつこうがく、きしょうがく、きかがく、仏: Discours de la méthode pour bien conduire sa raison, et chercher la vérité dans les sciences. Plus la Dioptrique, les Météores et la Géométrie, qui sont des essais

    方法序説 - Wikipedia
  • 【哲学】ジェイコブの哲学・科学観【科学論】 ‐ ニコニコ動画(原宿)

    DOISHIGERU
    DOISHIGERU 2012/02/07
    動画
  • 【哲学】数学は発明なのか?【ゲーデル】 ‐ ニコニコ動画(原宿)

    杉並区高円寺で開催された素人哲学討論会の一場面(2011/11/20)。第09回哲学道場高円寺http://twipla.jp/events/14097哲学道場http://tetsugakudojo.web.fc2.com/マイリストmylist/30303400

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    DOISHIGERU 2012/02/07
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  • 構造構成主義 - Wikipedia

    構造構成主義(こうぞうこうせいしゅぎ、英: structural-constructivism)とは、人間科学においてありがちな信念体系どうしの対立(信念対立)を克服し、建設的なコラボレーションを促進するための方法論・思想・メタ理論のことである。構造構成学、超メタ理論と称されることもある。 概論[編集] フッサール、ソシュール、丸山圭三郎、池田清彦らの方法論・思想を組み合わせて生まれたメタ理論である。 人間というのは、各人、自身が心に持っている理論体系を信奉し、その理論体系に沿ってある手順で生み出された「記述」を(それは当は、いつのまにか学習・刷り込みされた、恣意的な規則で生まれたものにすぎないのだが)てっきり「絶対の真理」そのものだと思い込んでいるものだから、信念どうしの救いようのない対立というものが生まれている。 そこで、構造構成主義では、それを回避する方法を採用している。つまり、「

    DOISHIGERU
    DOISHIGERU 2012/02/04
    竹田現象学
  • phenomenology-japan.com - phenomenology japan リソースおよび情報

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