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ブックマーク / teanotwar.seesaa.net (49)

  • イラク戦争の8年間を振り返る(6): Falluja, April 2004 - the book

    イラク戦争の8年間を振り返る(6) メディア・ベンジャミン&チャールズ・デービス ZNet原文 2011年3月24日 2011年3月19日で、米国がイラク----大量破壊兵器も持たず、2001年9月11日のニューヨーク攻撃にも関与していなかった国----を侵略してから8周年を迎えた。 アメリカの人々は、この侵略について、祖国を防衛し、イラクの人々を解放するための戦いだと聞かされた。 米国国防副長官ポール・ウォルフォウィッツは、米兵は解放者として歓迎されるだろうし、イラクの石油収入で再建費用はまかなえるだろうと述べていた。 ディック・チェイニー副大統領は、軍事作戦は「数ヶ月ではなく数週間で」終わるだろうと述べていた。ケン・エーデルマン国防次官は、「イラク解放は容易な仕事だ」と述べていた。 それから8年、「容易な仕事」を振り返るときである。 やむなく売春に追い詰められて 侵略と占領でもっとも大

    D_Amon
    D_Amon 2011/07/12
  • 戦争支持者が知らない6つの事実: Falluja, April 2004 - the book

    米国の戦争予算増大はどんなものか。戦争支持者が知らない6つの事実 デビッド・スワンソン ZNet原文 元記事はhttp://warisacrime.orgより 2010年7月26日(月) 今週(7月末)、米国下院で戦争予算330億ドルの採択がなされる予定である。大多数のアメリカ人はこれに反対しているが、少数ながらこれを支持するアメリカ人もいる。この戦争予算を支持する人は誰も、以下の6つの事実について知らない。 1. 何カ月----おそらくは何年----にもわたって、タリバン第二----もしかすると最大----の収入源は米国の納税者である。米国納税者は国内外の有益なことに投資するかわりにタリバンに金を提供している。米国下院国家安全保障・外交問題小委員会マジョリティスタッフ報告として「WARLORD, INC.: Extortion and Corruption along the U.S.

  • 我々はどれだけのイラク人をこの地上の生から「解放」しただろうか?: Falluja, April 2004 - the book

    改めて、事実の確認。我々はどれだけのイラク人をこの地上の生から「解放」しただろうか? ロバート・ネイマン ZNet原文 2010年8月8日日曜日 今日、アメリカに、正午に公共の広場に立って、他の国々を爆撃し、侵略し、占領することは人間の解放のためなのだと主張する男や女がいるだろうか? そうした人間に出会ったときは、アメリカによるイラク侵略と占領について、いくつか簡単な質問に答えてもらうとよい。 我々は一体どれだけのイラク人を愛する人と引き離して「解放」しただろう? 我々は一体どれだけのイラク人を、生まれ育った家や町、国に住むことから「解放」しただろう? 我々は一体どれだけのイラク人をこの地上の生から「解放」しただろうか? アフガニスタンで際限なく続く戦争----あるいは米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃----は人道的観点から正当化されると主張するアメリカ人が、アメリカによるイラク侵

  • 5月12日をイラク・ジェノサイド記念日に: Falluja, April 2004 - the book

    元米国国務長官オルブライトがイラクの経済制裁により多くの子どもが死んでいることを認めてから来年の5月12日で15年。一つの提案:5月12日をイラク・ジェノサイド記念日に スタンレー・ヘラー CounterPunch原文 2010年5月10日 3月、ニューズウィークが厚かましくもそのカバーストーリーでイラクにおける「勝利がついに」と宣言したとき、吐きそうな気になった。「勝利」とは、このところ殺される米兵の数が減っているということだった。どういうわけか私は愉快な気分になれなかった。ニューズウィーク編集者ファリード・ザカリアが言う「勝利」の犠牲となった数えきれないイラク人死者が頭から離れなかった。 どこから始めればよいだろう? サダムが進めた対イラン戦争アメリカ合衆国大統領が手助けしたこと、「西側」が売った化学物質をサダムがハラブジャでイラクのクルド人に対して使ったこと、1991年にサダムを追

  • イラク戦争退役兵士:「何でもいいから撃て、あとは上官が何とかしてくれる、と言われた」: Falluja, April 2004 - the book

    米軍がイラクでしていること。Wikileaksが暴いた一方的虐殺が日常的に起きていたという元兵士たちの証言を『ファルージャ2004年4月』著者の一人ダール・ジャマイルが紹介します。イラク戦争退役兵士:「何でもいいから撃て、あとは上官が何とかしてくれる、と言われた」 ダール・ジャマイル DahrJamailIraq.com原文 2010年4月7日 トゥルースアウト 4月5日月曜日、Wikileaks.orgがイラクのビデオ映像をポストした。2007 年7月に米軍アパッチヘリから撮影されたもので、ヘリに乗っていた兵士たちはこのときイラク人12人を殺し、子ども二人を負傷させていた。殺された人々の中には、ロイター通信が雇用していた二人、写真家のナミル・のーるい=エルデーンと運転手のサエード・チュマグもいた。 米軍はこのビデオが物であることを認めた。 映像はこれが一方的な虐殺であることをはっきりと

  • 女性たちはサダム時代を懐かしむ: Falluja, April 2004 - the book

    米国のイラク不法侵略と不法占領下での女性の権利について。女性たちはサダム時代を懐かしむ ダール・ジャマイル DahrJamailIraq.com 2010年3月12日 バグダード。サダム・フセイン政権下で、公務員の女性は1年間の産休を採ることができたが、現在、産休は6カ月に短縮された。1958年7月14日、英国が据えた王制をイラクの人々が追放したときに発効した個人身分法のもとでイラクの女性たちは西洋の女性が有する権利のほとんどを有していた。 現在、女性たちはイラク憲法第2条を憎んでいる:「イスラム教は国家の公式宗教であり法律の基である」。第A項には「イスラム教で誰もが認めている諸規則に反する法はいかなるものも採択できない」とある。この条項のもとで、女性の権利をめぐる解釈は宗教指導者の手に委ねられる----そしてその多くはイランの影響下にある。 「米国占領当局は女性の権利を反故にすると決め

  • ブッシュとブレアの嘘でイスラムの人びとは死んだ: Falluja, April 2004 - the book

    イラク戦争という犯罪について。ブッシュとブレアの嘘でイスラムの人びとは死んだ サバー・ビズ原文 モハメド・コードル 「それは、わたしの民のうちに、悪者たちがいるからだ。彼らは、待ち伏せして鳥を取る者のように、わなをしかけて人々を捕える。」 - エレミア書第5章26-29節(旧約聖書) 「暴力は嘘で隠蔽するしかなく、嘘は暴力でつき通すしかない。暴力を自分の遣り口と明言した者は嘘を自分の信条とせざるを得ない。」アレクサンダー・ソルジェニーツィン この100年間、アラブ、イスラム世界は、欧米が中東に帝国主義的な野望を抱く場合には、政治、経済、民族、法律に異なる基準が適用される、2つの相互に隔たった世界が存在することを思い知らされてきた。西側主要国は、自己中心的な高慢、偽善、ダブルスタンダードを利用して、壊滅的な侵略、占領、大量虐殺、民族浄化を行う「権限」を手中に収めている。また所有権も権利もない

  • 親切? 卑劣? アメリカが示す選択的な同情: Falluja, April 2004 - the book

    米国の独立系ジャーナリスト、デーブ・リンドルフによる「援助」の分析。リンドルフが運営するウェブサイト「This can't be happening」から、許諾を得て紹介します。親切? 卑劣? アメリカが示す選択的な同情 デーブ・リンドルフ http://www.thiscantbehappening.net/原文 2010年2月2日 大地震が起きたあと、アメリカの人々がハイチの貧しき人々に注ぎ込んた心からの同情と支援について。 アフガニスタンやイラクの貧しき人々に注ぎ込まれる同情と支援はどこにあるのだろう? 確かに、我々アメリカ合衆国は、アフガニスタンとイラクで戦争を続けている。けれども、我々がこれら二国で戦争しているのは、そこに暮らす人々を助けたかったからではなかったろうか? 皆さんは、2004年末に米軍海兵隊が通り抜けて破壊し尽くしたあとのファルージャ市の写真をご覧になったろうか?

  • ヒューマンライツ・ウォッチ:米軍のクラスター爆弾がイラクの人々の命を脅かしている: Falluja, April 2004 - the book

    米英がイラクに投下したクラスター爆弾が今でもイラク人市民の命を奪い、手足を奪っています。小泉純一郎元日国首相がにやにやしながら支持した侵略の現実。ヒューマンライツ・ウォッチ:米軍のクラスター爆弾がイラクの人々の命を脅かしている アルジャジーラ原文 2009年12月10日 ペルシャ湾岸戦争で米軍率いる連合軍の攻撃によりイラク全土に投下され、イラク全土に散らばったクラスター爆弾をめぐって、ヒューマンライツ・ウォッチ(HRW)は警告を発した。 HRWによると、1991年と2003年、米国とフランス、英国は、イラク領土に6万1000発以上のクラスター爆弾を投下したという。 HRWはさらに、連合軍の戦闘機がイラクに投下したクラスター爆弾の不発弾が恐ろしいまでに広まっていることから、イラク全土の都市や農地、交通要路に残されるクラスター爆弾によりイラクの広大な地域が危険にさらされていると発表している。

  • 「私の子は目が見えない。食べることも話すこともできない。私は嘆く」: Falluja, April 2004 - the book

    ファルージャで生まれた子どもたちについての記事2つめです。「私の子は目が見えない。べることも話すこともできない。私は嘆く」 マーティン・チューロフ ガーディアン紙原文 「私の子は目が見えない。べることも話すこともできない。私は嘆く」----ファルージャで激増する先天性欠損症に嘆く家族 イラク戦争の中で最も激しい戦闘が行われ、最も大量に兵器弾薬が使われた都市で子ともたちの異常が急増していると医師と親たちは話す。 ザイナブ・アブドゥル・ラティフは三人の子どもの間を疲れたように動き回り、子どもたちの額を拭き、手を回して車椅子の子どもを支えていた。「毎日、子どもたちには必死の看護が必要です」。29歳になるファルージャの母ザイナブはこう話す。二人の息子、5歳のアマルと3歳のムスタファ、そして6歳の娘マリアムは、全員、手足が使えない。話すのは「ママ、ババ」の二語だけで、全員おむつをしている。 ザイ

  • ファルージャで新生児の欠損症が激増: Falluja, April 2004 - the book

    5年前に米軍が激しい攻撃を加えたファルージャ。米軍はファルージャ攻撃時に様々な「非通常」兵器を使ったと言われています。英ガーディアン紙が、そのファルージャで、新生児の障害が急増していると報告。ファルージャで新生児の欠損症が激増 マーティン・チューロフ ガーディアン紙原文 2009年11月13日 かつての戦闘地域で、新生児の腫瘍と障害が異常に集中している イラク、ファルージャ。戦争で荒廃したこの町で働く医師たちは、通常の15倍にのぼる新生児の慢性障害と幼少児期癌の急増という状況に直面している。これらは、戦闘が残した毒性物質と関係している可能性がある。 先天性欠損症が驚くほど増えている状況が具体的にされたのはここ数カ月のことである。限界を越えた状態にあるファルージャの医療体制の中で活動している専門家たちが、新生児全員の詳細な診療記録を整理し始めたからである。 ガーディアンがインタビューしたファ

  • 判事はイラク人犠牲者が提訴したケースを免訴させようとするブラックウォーターの企みを却下: Falluja, April 2004 - the book

    ブラックウォーターが犯した犯罪に対して、犠牲者・被害者のイラク人たちが民事訴訟を起こしています。デモクラシー・ナウ!の記事より。デモクラシー・ナウ!ジャパンも定期的にご覧ください。判事はイラク人犠牲者が提訴したケースを免訴させようとするブラックウォーターの企みを却下 2009年10月23日 DemocracyNow! 原文 イラク人犠牲者たちがブラックウォーター社と社主のエリック・プリンスに対して提訴した戦争犯罪ケース5件を免訴させようと、民間軍事会社ブラックウォーターの弁護団が提出した議論を連邦判事は却下した。私たちはジェレミー・スケイヒルにインタビューを行った。スケイヒルは受賞歴のある調査型ジャーナリストで、デモクラシー・ナウ!の特派員でもあり、著書にBlackwater: The Rise of the World:s Most Powerful Mercenary Armyがある。

  • ファルージャ攻撃「成功」の裏側: Falluja, April 2004 - the book

    5年前。2004年の4月と11月。米軍は二度にわたり、ファルージャを包囲攻撃し、住民を虐殺しました。2004年11月に公表されたダール・ジャマイルの記事。ファルージャ攻撃「成功」の裏側 ダール・ジャマイル DahrJamailIraq.com原文 2004年11月15日[5年前] バグダード発。誰もがこれを予期していた。米軍以外は、誰もが----ファルージャの人道的破局、そして米軍と「連合」軍によるイラク占領に対するレジスタンスがイラク全土で強まること。 米軍によるファルージャ攻撃「成功」の、真の相貌が姿を現しつつある。べ物も、飲み水も、医療もないままファルージャに取り残されたままの、何千という家族。 米軍はファルージャで1200人の「ゲリラ」を殺したと述べたが、そのうちどれだけが当は一般市民だったかは誰もわからない。犠牲者の数はもっと多いかもしれない。 イラク赤新月社----赤十字お

  • 嘘つきゲーム:次の侵略戦争に向けて: Falluja, April 2004 - the book

    大量破壊兵器、アルカーイダとの関係、解放・・・。嘘とデタラメを次々と持ち出して乗り出したイラク侵略。現在喧伝されるイランの「核の脅威」との類似性をジョン・ピルジャーが分析。嘘つきゲーム:次の侵略戦争に向けて ジョン・ピルジャー ZNet原文 2009年10月1日 2001年、ロンドンのオブザーバ紙は一連の記事で、アルカーイダに対する「イラク・コネクション」を報じた。その中で、イラクにある基地ではテロリストの訓練が行なわれており、大量破壊兵器として炭疽菌を生産する施設があるとさえ述べた。すべてが嘘だった。米国諜報部と亡命イラク人が流したデッチ上げの物語が英米のメディアで流れたことにも助けられ、ジョージ・ブッシュとトニー・ブレアは不法侵略を行なった。最近の調査によると、この不法侵略の結果、130万人の人々が命を落とした。 イランについても似たようなことが起きている。政府とメディアの「暴露」スト

  • ブラックウォーターが殺人を犯すとき、疑問は禁じられている: Falluja, April 2004 - the book

    2年前の2007年9月16日、米国の傭兵企業ブラックウォーター社の傭兵がバグダードのニソール広場でイラク人を虐殺しました。それから2年。この記事は、2007年10月30日のものです。ブラックウォーターが殺人を犯すとき、疑問は禁じられている アリ・アル=ファディリ DahrJamailIraq.com原文 2007年10月30日 バグダード発。最近、ブラックウォーターUSAの傭兵たちがバグダードでイラク市民に攻撃を加えたが、これは初めてのものではまったくない。さらに、これが最後のものにもならないだろうと多くの人が考えている。 2007年9月16日、バグダード西部のニソール広場でブラックウォーターUSAの傭兵たちがイラクの人々に銃撃を加えた。17人が殺され、27人が負傷した。現場を目撃した数十人の証人たちは、ブラックウォーターの主張とは逆に、傭兵たちが攻撃を受けていた事実はないと語っている。

  • 汚い戦争: Falluja, April 2004 - the book

    湾岸戦争後、米国がイラクに望んだのは「サダムなしの鉄拳独裁政権」すなわちサダム・フセインと同様の独裁政権で、米国の言うことを聞く政権だったと言われています。「サダムを思い出させる」マリキ政府とイラクで進む「汚い戦争」の状況。汚い戦争 ダール・ジャマイル DahrJamailIraq.com原文 2009年7月9日 トゥルースアウト 6月12日金曜日、イラク議会のスンニ派最大会派であるイラク調和戦線の代表ハリス・アル=オバイディが、モスクの外で射殺された。説法の中でマリキ政府の人権侵害を非難した数分後のことだった。政府に反対する勢力の指導者で、スンニ派だけでなく聖職者ムクタダ・アル=サドルに忠実なスンニ派からも強い支持を得ていたオバイディは、以前から人権擁護を提唱しており、イラク首相ヌーリ・アル=マリキに対する筋金入りの批判で知られていた。 殺されるすぐ前の日に、オバイディは、議会で演説し、

  • お決まりの挑発: Falluja, April 2004 - the book

    再び暴力が頻発しているイラクの状況。マリキ政権とサフワの関係と、オバマ政権でもかわらない米国のイラク不法占領。お決まりの挑発 ダール・ジャマイル DahrJamailIraq.com原文 2009年5月23日 18日の月曜日、イラク政府治安部隊が、一触即発状態にあるイラクのディヤラ県で著名なスンニ派指導者を二人拘束した。その一人、シャイフ・リヤデ・アル=ムジャミは地元のサフワ(イラクの息子)----占領軍への攻撃を抑え、アルカーイダ・イン・イラクと戦うために米軍が創設した10万人規模のスンニ派民兵----の有名な指導者だったが、このことは、偶然ではない。サフワを作った目的は二つとも達成されたが、今やイラク政府治安部隊は、ときに米軍の助けを借りながら、サフワの指導者と戦士たちを殺したり拘束する作戦を展開しており、そのため、占領軍への攻撃とアルカーイダ・イン・イラクを抑える試みは無に帰している

  • ファルージャの怪我人を治療するバグダッドの病院 (2004年4月14日): Falluja, April 2004 - the book

    ちょうど5年前、米軍がファルージャで犯していた戦争犯罪。負傷しながら米軍の攻撃を逃れ、バグダードで治療を受ける人々の状況を5年前、2004年4月14日国連IRINの報道から。ファルージャの怪我人を治療するバグダッドの病院 IRIN 2004年4月14日 バグダッド北西約50キロにあるファルージャの米軍支配地域にある家から逃れようと白旗を手にしたナセルとその家族は、全員、米軍狙撃兵に撃たれたと語った。それでも、何とか首都バグダッドのヌマン病院にたどり着いた、と。 ナセルと親族は、米軍兵士に尋問されたり逮捕されたりすることを恐れて、苗字を教えてくれなかった。50歳になるナセルの母は、腰に銃弾の傷を受けており、手にも怪我をしていた。22歳の姉は足が砕けていた。バグダッド南部アーダミヤにありカタール救援共同委員会が運営しているヌマン病院の若い医師アリ・アブドゥル・カリクによると、赤ん坊も銃弾を

  • ばらばらになったイラク: Falluja, April 2004 - the book

    イラクのリアリティと合衆国の状況。その間のギャップについて『ファルージャ2004年4月』著者の一人ダール・ジャマイルが報ずる。ばらばらになったイラク ダール・ジャマイル 2008年4月12日 フォーリン・ポリシー・イン・フォーカス DarhJamailIraq.com 「最も恐ろしい不正と犯罪の只中で、徹底的に集団的自己崇拝の儀式を執り行い、それによって正義と得意気な自己満足の感覚で己れを満たすためにならば、人は何と遠くまで行けることだろう」。 トーマス・マートン 「愛と生」 3月25日水曜日、米軍のデイビッド・パーキンス少将は、米軍がイラクでどれだけ頻繁に攻撃を受けているかについて、バグダードの記者団に次のように語った。「2003年8月以来、攻撃の数は最も少ない」。パーキンスは続けて、「暴力が最も激しかったときには一週間に1250回の攻撃があった。現在では、ときに週100回以下の場合さえ

  • あれから5年 ファルージャ 2004年4月: Falluja, April 2004 - the book

    5年前の今日、米軍はファルージャを包囲し、総攻撃を加えました。病院を占領し、救急車に向かって発砲し、白旗を掲げて出てきた民間人を射殺し、遺体を取りに外に出た家族に発砲する。4月の攻撃で数百人が殺されました。その多くは女性や子ども、老人でした。 あからさまな戦争犯罪とテロ行為。現場の様子については、当時ファルージャにいた数少ない西洋の独立ジャーナリストや人道活動家の証言があり、それは『ファルージャ2004年4月』(現代企画室)にまとめられています。また、優れたジャーナリスト土井敏邦さんがファルージャ包囲後すぐに現地に入り取材した同タイトルのドキュメンタリー映像『ファルージャ2004年4月』が、現地の様子を記録しています。 あれから、5年。 当時、ファルージャで米軍が犯していた戦争犯罪を適切に伝えたとは言い難い、したがってイラクの人々の状況になど関心を持っていなかった大手メディアが、イラクから