「どんな夢物語なのよ?」とネットの声。「正式な報告書としては受け取らない」とは大臣の声。“老後に2000万円が必要”とした報告書がほうぼうから批判を浴びています。一方、「報告書は自分の金のことを考えるいい機会だと思うぞ」という声もネットに。“いったいどんな報告なんだろう”、ページをめくってみました。読んでみました。 (ネットワーク報道部記者 松井晋太郎・郡義之) 「金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書『高齢社会における資産形成・管理』」 報告書の表紙に書かれていた正式名称です。 6月3日に出されるやいなや、まずネットで意見が飛び交います。 “老後の30年に2000万円を取り崩す必要がある” この部分がクローズアップされたのです。