タグ

ブックマーク / murashit.hateblo.jp (41)

  • 雑念大図鑑 - 青色3号

    というわけでやってまいりました、日もお日柄も良くムラシット先生*1日和なわけですが、その肝心のわたくしはと言いますと非常に頭が痛い。非常に頭が痛い。基的に頭痛などとは無縁なわたくしでありますから、なんというか、自分史上いま最高に痛い自信がある、と、それくらいの痛さ。なんというか、鼻の右奥から右頬、後頭部にかけてがじんじん痛む。そして鼻水が臭い。鼻水が臭いだけなのでたとえ電車に乗っていようとも周りの方々に迷惑をかけるはずはないと思っているのですが、非常に心配になる。今俺超臭いんじゃないかと心配になる。どんな臭いがするのかと言いますれば、頭痛とこの臭いが同時にはじまった一昨日にはスルメの臭いだと思っていたんですが、現在ではむしろこれ、経血の臭いに近いものがあるのではないかと考えています。ちなみに僕は高校生の頃コンドームを財布に常備おりましたが、このような保存の形態を取った場合コンドームが非

    雑念大図鑑 - 青色3号
    Delete_All
    Delete_All 2009/02/12
    経血の臭いが鼻からする日記…ってなんだこれ?
  • 投げやりな続き - 青色28号

    d:id:murashit:20081122#1227372426 だいたい僕なんかにデートなんてものができるわけがない。デートについて俺から言えることはたった二つ。おまえらも覚えておけ。 トイレに行きすぎないこと(3回目で「ムラシット君ってけっこうトイレ近いよね!」とか言われて死にたくなった。) 帰りの電車のなかで手をつなごうとして、それを断られても、何もなかったフリをすること(僕の斜め前に同い年くらいの幸せそうなカップルが手を繋いでいたことを今でも覚えている。) でさ、もうなんかアレだから言っちゃうけどね、Kさんね、その3日後にね、別れたいって、言い出しやがった(メールで)。いや、こればっかりは仕方がない、僕に魅力がなかったんだろう。魅力がなかったのは俺の脳内会議でも全会一致で認める。認めた。認めたところだが、せめてその前に一度くらい顔を合わせて喋らせてくれと思わなくもなかった。でも俺

    投げやりな続き - 青色28号
    Delete_All
    Delete_All 2009/01/18
    人生の苦味。
  • 僕の愛したはてなダイアリー - 2008第二四半期 - 青色28号

    あけましておめでとうございます。*1 *2 *3 *4 思い出とか時間とか。相変わらず僕は記憶にまつわる話がすきだ。 グッバイ・トゥエンティエス・センチュリー もっとも多感だったころ わりと勝手に共感してしまった話とか 砂のゆくえ 人生であと何回激昂できるだろう 僕もやっぱり人が、嫌いだけど、人が好きです! マイナスイオン効果 続きを読むの続き 大統領と握手 ニッポン、オモシロイクニデスネー!オモシロイヒトタクサンイマスネー! 閉店直前、上野の大衆堂・聚楽台に行ってきた ぼんやり先生のにっぽん探訪 第一回「日社会の周縁性について」 意図せぬ悲劇 デモ、ネパールモオモシロカタヨー! 秘境の国ネパールへ *1:この4月くらいから毎日のブクマ数が増えていって、かといって密度が下がったというわけでもなかったのは、観測範囲が広がったってことなんでしょう。そんなわけで、選ぶのにおそろしく時間がかか

    僕の愛したはてなダイアリー - 2008第二四半期 - 青色28号
    Delete_All
    Delete_All 2009/01/02
    これ四半世紀ごとにやるの?/←もうヤケクソだZE
  • 僕の愛したはてなダイアリー - 2008第一四半期 - 青色28号

    僕もそんな思い出をこれからもずっと持ち続けるんだろうと思う。 退屈なんかしたことなかった 皆がしてるのに、秘密の儀式なことが不意に不思議で 辻君のこと それにしても僕はファミレスがたまらなく好きみたいだ。田舎者なのに?田舎者だからこそなのか。 ■ ファミリーレストラン いやもう単純に好きなんです。 安全ちゃんのはじまりとすべての夢 ベイルートの朝 マジとネタの使い分けに関してはマトモ陛下が僕のロールモデルです。*1 テレビ 自分がまるでカメラのフレームに収まっているかのような気分になったことはあるかい? お酒を買ったので女子寮に行きそこねた話し ささやかな旅 空想はこの世界に対抗するための盾であり矛なんです。裂け目ををつくりだしそしてひろげる金梃子なんです。 大佐になりたい 熟女ポルノ禁止法案反対集会演説草稿 *1:いや、ワスは常にマジだね!とか言われちゃうかもしんないけどさ・・・

    僕の愛したはてなダイアリー - 2008第一四半期 - 青色28号
    Delete_All
    Delete_All 2008/12/31
    アーミーズバー行った行った!/これって四半世紀ごとにやるの?/←超間違い!この際四半世紀で。/みなさーんオッサンをイジメテ楽しいですかー?
  • 京都百景 二 - 青色28号

    三条大橋である。東海道の終着点である三条大橋である。僕のこのくだらないおしゃべりを、とりあえずそんな三条大橋周辺からはじめてみたい。三条大橋というか、正確にはその橋の下の話になる。三条河原と言えないこともないが、それもやはりほんとうでない。つまり、鴨川の、川そのもの。それは、水。 もしあなたがハタチ前後の*1酒とバラの日々を京都で過ごした糞みたいな人間のひとりであったなら、一度は鴨川に飛び込み、パンツ一枚ではしゃぎ回りちんこを見せ合い、ところどころ穴のあいた鴨川の川底の上を闊達に走り抜け、河原の外人がガンジャを吸う姿を横目に木屋町へと舞い戻り、DQNが自転車を盛大に倒しまくるすがたに自分を差し置いて心を痛め、立誠小学校のポリスメンに無駄に怯え、呼び込みのおっちゃんは白い目で僕を見つめる、そんな経験が一度くらいはあることと思う。世界の裏側では今まさに日が昇りつつあるんだということが信じられな

    京都百景 二 - 青色28号
    Delete_All
    Delete_All 2008/12/06
    こういうの好きだ。
  • 京都百景 - 青色3号

    京都に住むのも残すところあと数ヶ月となってしまったのだし、少しくらいは思い出というか、どんな街だったかということくらい書き残しておかなければと思う。もちろん生まれた育った街でもなんでもないわけだから、よく知っているだなんてとても言えたものではない。だからといって部外者からの視点を提供できるわけでもなければ、名所旧跡を攻めまくったというわけでもないのだから余計いけない。私の敬愛する百鬼園先生もこう書いておられる。「だれでも知っている事を、自分が知らないと云うのを自慢らしく考えるのは、愚の至りである。そうは思うけれど、人が大勢行くところへ行きそびれて、そのまま年が経つと、何となく意地になる。そんなところへだれが行くものかと思う。」もちろんこの後にそんな偏屈をしたがための失敗談が述べられるわけだが、この気持ちはなんだかとてもよく分かる。だから僕もこんな時分から急いで行くなんてことはしないぞと偏屈

    京都百景 - 青色3号
    Delete_All
    Delete_All 2008/11/23
    観光ポイントじゃない裏の京都を僕は待っているYO!
  • 対称性の破れ - 青色3号

    さて、突然ですが、みなさんの青春の象徴ってなんですか。いろいろあるでしょうね、恋です愛ですオナニーですと、そりゃ人によっていろいろあるのでしょうが、僕にとってそれは間違いなく、鼻の脂であります。鼻の頭をぐっと上に押さえると小鼻のあたりからにゅううと出てくる白い脂なのです。あんなことをして何かいいことがあるわけもなくまったく悪い結果しか生まないというのに、僕はオナニーと同じ頻度でそれをにゅう、にゅうう、と出していました。 さて、ありゃいったい何が出ているのか。そりゃ決まっています、もちろんそれこそが僕のもつ劣等感であり自負心であり性的衝動であり、汚いものがあまりに多すぎて、それらがそぎ落とされたきれいな世界へと通じる道を阻んでしまっているものだから、仕方なくその世界を幻想であると決め込むものの、結局その世界の現れなしには生きられず、とにかく手っ取り早く手の届くところへ、そのきれいなものである

    対称性の破れ - 青色3号
    Delete_All
    Delete_All 2008/11/18
    永遠は追いつかないから永遠なのさ!
  • 涙について - 青色3号

    最後に泣いたのはいつのことだろうと考えたときに、高校を卒業して以来痴話喧嘩くらいでしか泣いた記憶がないことに気づきました。君にしか涙を見せないなんて言えば聞こえはいいですが当然こんなものはただの情けない男宣言に過ぎなくて、そんな弱さを見せてくれるあなたが好きなの!って言ってくれるガールはいつでも絶賛募集中なんですが! じゃあ最も古い記憶はいつのことだろうと頭の中を探ってみると、4歳くらいの夏の記憶に思い当たります。従兄弟たちと鳥取のどこかの浜辺へ海水浴に行って、経緯は全く記憶にないのだけど、つまづいてしまったのでしょう、思いっきり海水を飲み込んで、そのしょっぱさに涙目になったのが思い出せる限りでのいちばんむかしの涙の記憶のようです。 ただしこの記憶、涙が主題として据えられているものではなく、伯母の青いワンピースの水着がこちらに迫ってくる様ばかりが脳の裏側に焼き付いている記憶なのです。あえて

    涙について - 青色3号
  • Sun Ra 70枚くらい聴き倒し(1) - 2008-10-11 - 青色2号

    ちょっと前にやってたなんかあの、サン・ラでジャズをどうこうって話も早々に破綻してしまいましたが(やっぱり!)、それでもやはり世にサン・ラを広めねばならないという使命のもと、我が家に眠る彼の作品(70枚くらい)を年代順に紹介していくことにいたします。評価は☆(1つ〜5つ)で。とりあえず今日のところは3枚ご紹介。 ※各種データに関しては、このすばらしいサイトを全面的に参照しています。→http://www.the-temple.net/sunradisco/ ※第2回はこちら。→http://d.hatena.ne.jp/murashit/20081013#1223915910 1枚目:Spaceship Lullaby 1955。 サン・ラ名義としては最初期の録音で、タイトル曲である1曲目からしっかりサン・ラ節が炸裂しているあたりはファンとしてニヤニヤせずにはいられません。 とはいえそういっ

    Sun Ra 70枚くらい聴き倒し(1) - 2008-10-11 - 青色2号
  • そろそろ高橋源一郎について一言言っておくか - 2008-09-28 - 青色2号

    昨日の日記で中途半端なことしてしまったので改めて。 高橋源一郎というとどうも「室井佑月の元旦那でっていうかバツ3で競馬好きで書評がいちいち信用ならなくて全共闘の残りカスの小うるさいうさんくさいおっさん」みたいなイメージしかなかったりするかもしれませんが僕もたしかにそう思います。が、それはそれとしてこの人の小説は時々ほんとうにすごいので読んだことない人はぜひ読んでほしいなと思うしあまり読んだことない人はもっと読んでほしいと思うことしきりであります。*1 そこで昨日 こんなこと をしてしまったついでにもうちょっと宣伝してみることを心に決めました。しばしお付き合いください。 まずは初期三部作 とりあえず何から読み始めたらいいの?って人はここからどうぞ。79年から5年ほどの間に発表された初期の代表作はいずれも講談社文芸文庫*2で読むことができる。 「さようなら、ギャングたち」 この小説の発表時の吉

    そろそろ高橋源一郎について一言言っておくか - 2008-09-28 - 青色2号
    Delete_All
    Delete_All 2008/09/29
    高橋源一郎について。
  • 江ノ島が見えてきた。俺の家はなんだかもうものすごく遠い。 - 青色2号

    昨日のことですが、江ノ島に行って参りました。一人で。江ノ島に。寂しくなんかないよ。江ノ島で。ひとり。 ・・・とか言いながら実はウキウキだったんですけれども!空気がちがうんだもの。空気が。 江ノ電はいいですね。女子高生をちらほら見かけたことで僕はすっかり江ノ電のことが好きになってしまいました。 路面電車・クルージング・ラブ! 江ノ島駅にとうちゃく。なぜか叡電鞍馬駅を彷彿とさせる。 行きがけに雨が降ってたので心配しましたが、少しずつ日差しが回復してきました。 というわけで新江の島水族館にとうちゃく。 「水族館 ひとり」で検索したらこんなものが。・・・お前らもっと胸を張るんだ! 「俺はいつだって一人だぜ・・・」 明日起きたらクラゲになってたりしないかといつも思うんですがなれていた試しがありません。どうしてだろう。 水族館から展望台を望む。 海の家が解体される様子に夏の終わりを感じます。 水族館を

    江ノ島が見えてきた。俺の家はなんだかもうものすごく遠い。 - 青色2号
    Delete_All
    Delete_All 2008/09/06
    僕が暮らしている街だYO!
  • 日記2日目(その1) - 青色3号

    早起きして築地へ行こうと前日の夜に決心して床についたんだけれども、起きたら11時というわけで「あー・・・築地行っても閑散としてんだろうなあ・・・」と思いながら宿を出発。他人に迷惑をかけない日にはぜんぜん朝起きられないという幼少の頃からの悪癖は根深いもので、前夜の決心がいくら固かろうとも、朝の睡眠欲に勝てた試しがありません。 今更自分の性格を嘆いても仕方ないので、とりあえず行って考えることにしました。 さも当然と言わんばかりに閑散とする築地市場 あれが運転したいようと見つめている僕の目はまるでショウケースの中のトランペットをほしがる黒人の子供のもののようだったに違いない! あと10年若ければ間違いなく駆けだしていた! 人がいなくても魚のと発泡スチロールの臭いは消えない 基的にきたない。 掃除するおっちゃん おっさんのフォークリフト捌きが半端じゃなかった。10年やってますとかそういうレベルじ

    日記2日目(その1) - 青色3号
    Delete_All
    Delete_All 2008/09/04
    築地か…仕事で頻繁に行った時期があるのでなにもかもが懐かしい。あそこの朝は「轢かれた方が負け」という雰囲気が強烈にあるYO!オッサンばっかだし。
  • 権力の構造 - 青色3号

    なんかこう、毎日のようにうんこのこととかオナニーのこととか書いてると、なんかもうアレですね。ふとした瞬間に虐げられてる汚物を探そうとしてる。次は痰かなあとか漠然と思った瞬間に俺は気づいたね。これが噂のブログ脳だ。 虐げられてる汚物と言ったって、そりゃあ汚い物であるからこそ虐げられてるんだよな。汚物が汚い物じゃなかったらそれは汚物とは呼べないのでそこに問題はない。いやたしかにオナニーは汚いことじゃないという考え方もあろう。聖水はあくまで聖水であるという人間だっておろう。うんこは大事な肥料ではありましょう。しかしだな、それでは、それでは中学生の頃の俺らが報われないんじゃね?周りのみんなの心がどうあれ、そしてたとえ僕が自身を巧妙に騙していたのだとしても、そこに現れたのは、紛れもなく汚物であるというコンセンサス。鳥肌が立つほどの悲しい事実だねまいったね。だから僕たちは汚物を汚い物であると定義する

    権力の構造 - 青色3号
    Delete_All
    Delete_All 2008/08/22
    召喚されたので飛んできたYO!僕はエントリの9割がオッパイの立派なSOS団だYO!
  • すかるふぁっく幻想郷 - 青色3号

    子宮の長いトンネルを抜けると雪国であった。 「やっ・・・あっ、あっ!」 もういちど抜けるとそこは、茫漠とした砂漠であった 「あ、あひぁっ・・・!」 どこまでも広がる海原であった 「ひぃっ・・・んくぅ!」 月の照らす丘の天辺であった 「ふぁあ・・・ひっ・・・」 打ち捨てられた廃墟であった 「やっ、んんっ・・・!」 桜舞い散る坂道であった 「あっ・・・あ!・・・あはぁっ・・・!」 朝焼けの滲む公園であった 「ひゃんっ!」 溶けるような熱帯林であった 「ん・・・あ・・・くふぁ・・・」 いちめんの星空であった 「いや!や!ひゃっ・・・!」 夕日に照らされた河川敷であった 「ひぐっ・・・うっ!」 蒼と茂る竹林であった 「ああん!らめぇっっっ!」 我が家であった 「あ、ばあちゃん!」

    すかるふぁっく幻想郷 - 青色3号
    Delete_All
    Delete_All 2008/08/18
    オチ!
  • 脚注記法 - 青色3号

    私は早熟な少年であった。彼らがその言葉*1を発しては面白がってはしゃいでいる姿を横目に一人読書に没頭していたのだった。 糞*2の臭うところには 存在が臭う。 人間は糞*3をしないことだってできたかもしれぬ、 肛門の袋を開かぬ事もできた、 しかし彼は糞*4をすることを選んだ 死んだまま生きることには同意せず 生きることを選んだからであろう 彼らの腹をそんなにも捩れさせているものの正体が一体どんなものなのか、想像もつかなかった。私にとってその言葉*5はいかなる特別な意味も持ち合わせてはいなかったからだ。 *6ゲラゲラ!ゲラゲラゲラ!! 不思議だった。不思議でならなかった。 つまり糞*7をしないためには、 存在しないことに 同意しなければならなかっただろう、 けれど彼は存在を 失ってもいいとは思わなかった、 つまり生きたまま死んでもいいとは思わなかったのだ。 それ*8は単なる排泄物の呼称でしかな

    脚注記法 - 青色3号
    Delete_All
    Delete_All 2008/08/16
    僕らは皆ウンコが大好きだ!でもスカトロだけはノーサンキューだYO!
  • どっとはらい - 青色3号

    端的に言えば。 いい文章、が書きたかった。いい文章といってもそりゃあ色々あるけれど、別になんでもいい。鮮やかな文章、匂い立つような文章、生々しい文章、郷愁、思春期、性、糞尿、文章のための文章、嬉しくなるような、単純な、グルーヴィな、誠実な文章。が、書きたかった。 「筋」はわりとどうでもいいな、とか思っていた。錬金術がしたいんじゃないんだよな。それはあくまで組成物であって、僕は原子を創造したかった。 んだけどなあああ! を読んでれば勝手にできるようになるなんて考えてたのがそもそもの間違いだと思ったねワスは!*1 僕の頭の中の3Dカスタム少女*2がいつも言ってたのも無視して読んでいたのは結局そのためであって、全くもって、嘘偽りなく、それ以外の目的なんて一つもありゃしない。偉大な文章工場にはそれにふさわしい巨大なベルトコンベアーが流れていて、「ライン」と呼ばれていた。*3 工員である僕は、しく

    どっとはらい - 青色3号
    Delete_All
    Delete_All 2008/08/10
    いい文章書きたい。いい文章が何かと問われると答えに困るけど。とりあえず僕は自分が面白いと思うことを書いてる。最近は小説とか。
  • 2008-08-04 - 青色2号 - Sun Raによるジャズ史試論 第1回

    というわけでやってきました、第1回。今回はサン・ラとモダン・ジャズ、その双方の生い立ちについて辿っていきたいと考えています。 出生 歴史というからには、まずはその始まりを定義しなければなりません。 前回も少しだけ触れたとおり、サン・ラは自らを土星からの使者と自称し、生い立ちについてその痕跡を消し、あるいは偽り、周到にはぐらかし続けました。それが彼の意志であり、その忠実に意志に従ってあくまで「サン・ラ」として彼を紹介しようとするならば、彼の身にはじめて「啓示」が訪れたその日、あるいは初めて「サン・ラ」を名乗ったその日を始まりとすべきなのかもしれません。 が、まあいいでしょう。彼の生い立ちが多少なりとも分かっている現在、わざわざそんなに話を分かりにくいものにしてしまう必要もありません。私たちはまず、ややこしい経歴を持つこの人物の歴史の始まりを、人間としての出生日である1914年の5月22日と定

    2008-08-04 - 青色2号 - Sun Raによるジャズ史試論 第1回
  • 水洗便器と宇宙飛行に関する2,3の事柄 - 青色3号

    1 「君が、うんこするだろ?そうしたらさ、君のおしりの下になみなみと漲る水たまりからおつりが返ってくる。200年前の産業革命からこのかた、僕たちはおおくのものを失ったよね。そうして得たものといえば、そうさ、こんな便所のおつりだけなんだよ。」僕は言った。 「わたしむずかしいことよくわかんないの」彼女は答えた。 彼女は、僕と愛し合っているときとおなじ表情をしていた。 2 大便と小便が混じった水が飛び散る。地上で最も臭い王冠のできあがりだ。王冠をかぶるのは誰あろう僕の大便だ。 王権は神授されるものである。 3 ユーリイ・アレクセーエヴィチ・ガガーリンが真に偉大だったのは、はじめて地球を飛び出したからなんかじゃない。はじめて地球に「帰って」きたからなんだ。 4 だからってケツの穴にうまいことかえってくるんじゃないよ。

    水洗便器と宇宙飛行に関する2,3の事柄 - 青色3号
    Delete_All
    Delete_All 2008/07/27
    美しくも汚い王冠にまつわる現代の抒情詩。そしてカミは見当たらない。
  • だれも訊いてないけどさ - 青色3号

    じぶんの家に帰って一番最初にしたことといえば,もちろんオナニーです. 旅行カバンを置くやいなやパソコンに向かい,そしてイチモツを取り出すその流れのスムースさといったら! がんばれ!北京オリンピック!がんばれ!聖火リレー!

    だれも訊いてないけどさ - 青色3号
    Delete_All
    Delete_All 2008/07/23
    魂のシャウト。僕はオナニーの合間に仕事をしている感じです。
  • もっさりさん - 青色3号

    そのことが気になりだしたのはいつの頃だっただろうか。 大便を排出し、時に爽快な気分を、時に少々の残余感を感じながら尻をトイレットペーパーで拭くときのことだ。ペーパー(もちろんダブルだ)越しになにやらじゃりじゃりとした感触が伝わってくるということにはじめて気づいたのは、いつの頃だったのだろう。 むろん犯人は分かっていた。ケツ毛だ。陰毛も脇毛もギャランDoももっさもさに生えている僕だから、とうぜんケツ毛が生えていることになんの不思議もないのだけれど、それでもやはりこれは、ちょっとした衝撃といって差し支えないだろう。ケツ毛なんて別に生えなくてもいいじゃん、なんて話ではない。それだったら他の毛だってそうだ。僕が許せないのは、どうでもいいどころか、尻の間についた大便を拭く大きな障害にさえなるということだった。 当時僕はウォシュレットを恐れていた。あんなものがアナルに直撃なんてすることになれば忽ち僕の

    もっさりさん - 青色3号